大量の服を捨てると、逆に服を買わない生活になる5つの理由。

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洋服は減らしても減らしても、すぐ増えてしまう人は多いと思う。しかしそれはまだ、いらない服を捨てきれてないからかもしれない。

本当に大量の服を減らすと、その後なぜか服を買わない生活になる。9割の服を捨ててきたミニマリストカレジョの経験から、その理由を考えてみたい。

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1.少ない服でも暮らせると分かるから

服を減らして最初に感じたのが、少ない服でも別に不便がないということだった。もともと服をたくさん持っていたから、それが減ったところで大した問題じゃなかったのだ。

むしろ服を捨てる前は、もっと多くの服がほしいと思っていた。着こなせない服は多いしマンネリコーデだしで、手持ちの服だけでは満足できなかったからだ。

また、いらないTシャツをパジャマ候補としてリザーブしておくのも好きだった。数枚はパジャマ候補をストックしておかないと、落ち着かなかったものだ。

また、地震のときに備えて古着を非常用袋に詰めていたときもある。着替えのことも考えて、2~3日分は入れていたように思う。

今から考えると、服を捨てずに取っておいたのは「ものがなくなる不安」があったからかもしれない。「ものがない=よくないこと」という考えが、無意識のうちにあったんじゃなかろうか。

(ただ単に捨てるのが面倒だったのも理由の1つだが)

しかしこれは、起きてもいないことを勝手に不安がっているだけだった。服を減らしても大丈夫だと分かると、ものを捨てることに抵抗がなくなった。

服に限らず、昔はアレもこれもほしいと物欲旺盛だった。が、ものがない暮らしに慣れると、どうしてもほしいものというのが少なくなる。

服が捨てられないのは、最悪の事態を勝手に想像して心配になっているからかもしれない。一度断捨離してみると、それはただの思い過ごしだったと分かるだろう。

ものを捨てるのが不安なときの対策はこちらで紹介中⇒もの捨てるのが不安なとき、気持ちを落ち着かせる5つのステップ。

2.定番パターンで着る服に悩まないから

服をたくさん持っていた頃は、毎日のようにコーディネートに悩んでいた。それが服を捨てると、それまでの悩みがうそのようにすんなり決まるようになった。

これは服を断捨離したおかげで、毎日着る服だけが残ったからだ。いつも着る服だけしかないと、迷いようもない。定番のコーディネートを、いつものように着るだけだ。

同じ服ばかりなんてつまらないと思われそうだが、そこは自分が厳選した服だ。気に入った服をひんぱんに着れるのは、むしろ楽しい。

「着る服がない」悩みの犯人は、着ないのに残してある服だったということだ。着ない服をなんとか着こなそうとムダに頑張るから、着る服がないと思いこまされていた。

新しい服を持つと、さらに新しい服が欲しくなる。その理由を紹介中⇒つい服をたくさん買ってしまう理由と対策。節約の大敵、ディドロ効果とは?

 

人は100着の洋服を持っていると、どうしても100着全部を着こなしたくなる。しかし実際のところ、着こなせるのはそのうち10~20着くらいだろう。後の80着まで着きるのは難しい。

ならば最初から、今着ている20着だけ持てばいい。欲張るのをやめて自分が着こなせる量だけ持てば、無理なくコーディネートを着回せる。

3.服を買うとき妥協しなくなるから

気に入った服だけ残すと、服の買い方も変わってくる。今の手持ちに合いそうな一着が見つかるまで、安々と服を買わなくなるのだ。

ちょっと気になる服があったとしても、まず考えるのは

・これは自分に似合う?

・手持ちの服との相性は?

ということだ。

服を厳選してから、「似合う」について自分なりに研究するようにもなった。詳しくはこちら⇒自分に似合うファッションの結果に驚き。東京で安くお得に骨格診断した体験談。

服選びにこだわりを持ったことで、「買う」までのハードルが高くなった。すると、無駄に着ない服を買うという失敗もなくなった。

いくら値段が安かろうがおしゃれなデザインだろうが、着こなせなければただのお荷物だ。お得な10着よりも、おしゃれに着こなせる1着を選びたい。

4.手持ちの服を長く着倒すから

気に入っている服ばかりになると、1着1着を大事にするようになる。人に依るのかもしれないが、私はお気に入りの服ならできる限り長く着たい。

もちろん、傷んだ服は捨てないといけないのだが……。その話はこちら⇒服は何回着たら寿命なのか?カレジョが考える6つの捨てどき

結果的に服の寿命が延びるから、服を買い換える頻度も減っていく。シーズンごとに買い替えなどというのは、私にとってはぜいたくの域だ。

安い服を短いサイクルで着るという考え方もあるんだろうが、服はそんなに使い捨てていいものだろうか。買う手間と時間を考えても、少しお高めのものを長く着た方が楽じゃないかとも思う。

5.クローゼットの中を散らかしたくないから

誰でも、キレイに片付いたスペースというのは好きだと思う。とくに、服を大量に断捨離した後のクローゼットというのは爽快だ。

この爽快さを手放したくないから、収納もスッカスカのままで維持したい。そうすると、服を買ったりもらったりすることに抵抗を感じるようになった。

服をもらうにしても、「似合う?着こなせる?」のハードルをクリアしたものだけだ。詳しくはこちら⇒自分に似合う服を着たい。10年愛用の上着の断捨離を決意した理由とは?

今までは片付けても片付けてもキレイにならないのが納得いかなかったが、それはクローゼットの限界を超えて服を持っていたからだった。程よい量に減らせば、片付け下手のズボラでもキレイは手に入れられたのだ。

どうしても色々な収納テクや収納グッズに頼りたくなるが、少ない服だけ残した方が楽だ。もう、すき間の有効活用などに悩むのは止めにしちゃどうだろうか。

服を買ってしまうのは、服が服を呼び込むからじゃなかろうか。一度てってい的に断捨離すると、その後入ってくる服の量が激減する。

少ない服を着回すのは大変だと思われがちだが、今はむしろ服の持ちすぎで悩む人の方が多いだろう。服を減らすと暮らしがどう変わるのか、試してみるのも悪くない。

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Posted by yayoi