ミニマリストファッションへの近道は、コーディネートの呪縛から解き放たれること

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今回は、ミニマリストファッションに近づくためのコツをお話します。基本は、「着ない服・イマイチな服を持たない」こと。けれどこれを実践するとなると、途端に難しくなります。

この理由は、「每日違う服装をしなければ」という思いに捕らわれているからです。この「コーディネート呪縛」から自分を解放すれば、少ない洋服でも平気になります。

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なぜ違う服装にしなければいけないのか?

そもそもなぜ、毎回毎回違う服装をしなければいけないのか?「そういうものだから」と、何となくそうしている人は多いと思います。

お気に入りの服なら週に何回着ても良いし、デートの度に同じ服装をするのも悪いことではないはずです。

最低でも5パターンあれば、平日は每日違う服装ができます。1ヶ月違う服にしても30パターン、単純計算で、トップスとボトムスが5~6着づつあれば済んでしまいます。

相性が良い服同士は、着回しも簡単です⇒おしゃれ上手は節約上手。今ある洋服でコーディネート楽しむ方法とは

にも関わらず、「毎回違うトップスとボトムス」にこだわる人は多いです。さらにはシーズンごと、毎年と違う服を着なければと考える人もいます。

着こなしを毎回変えるのが信条なら仕方ないですが、「~せねば」という思いで、違うコーディネートをひねり出してはいないでしょうか。

そんな「コーディネートの呪縛」に捕われている人は、一度「なぜそんなに違う服にこだわるのか?」と考える必要があります。

一番は人目を気にしないこと

コーディネートの呪縛から抜け出せない一番の要因は、やはり「人目」の問題です。

「ズボラに見られるのでは?」「だらしなく見えるのでは?」「女子力が低いと思われたくない」など、同じ服を着続けることを不安に感じる人は多いと思います。

中には本当に「ズボラ」「女子力低い」と思う人もいるとは思います。が、それはその人の意見です。あくまでも1つの考え方であって、絶対に正しい真理なワケではありません。

逆に、「同じ服装にこだわるのが真のおしゃれ」と考える人もいます。全く同じスーツを、それこそ何着も持っている人も世の中には存在します。

ミニマリストファッションには、人目を気にしない考え方が必要です。周りは関係なしに「自分がどうしたいか」を考えて始めて、必要な服がどれかも分かってきます。

同じ服の繰り返しになっても、それがお気に入りなら着続ければ良いです。「違うコーディネート」という型に、自分を押し込めようとするのが一番良くありません。

服は洗いすぎても傷む

「服が傷むから」「同じ服を着続けるのは不衛生だから」という、ファッション以外の面の問題もあるとは思います。けれどこれも、「每日違う服を着る」決定的な理由にはなりません。

服が最も傷むのは、脱水のときです。毎回洗濯機で洗う方が、服は傷みます。また、過酷な肉体労働でもない限り、1日で服がひどく汚れることもほぼありません。

私の場合、ほぼ在宅なのを良いことに同じ服を数日間は着続けています⇒洋服を洗濯する手間を減らすため、ズボラな私がやっているエコすぎる方法

同じ服を何枚も持つのもあり

汚れや傷みが気になるのなら、同じ服を何枚も持つことでも解決します。同じシャツが3~4枚あれば、ローテーションで着回すことは十分できるのではないでしょうか。

私も、同じ服装で過ごす「私服の制服化」にあこがれています⇒服の断捨離を極めた先にある、私服の制服化。私の秋冬の「私服の制服」候補

完璧に同じ服装でなくとも、シャツだけ同じでボトムスを変えるということもできます。これならコーディネートに悩むことなく、簡単に着こなしを変えられます。

イマイチな服は飽きも早い

「違う服を着なければ」というプレッシャーは、イマイチな服を増やす原因にもなります。自分が着たいかどうかではなく、違うコーディネートをするためだけに服を買うことが多くなるからです。

そしてイマイチな服は、飽きるのも早いです。そのため新しい服が次々に欲しくなり、ますますお気に入りでない服がクローゼットに増えることになります。

逆に本当に着たい服だけを選べば、新しい服が欲しいと思うことが減ります⇒ミニマリストが、少ない洋服でもコーディネートに悩まない理由とは?

ミニマリスト流の「人目を気にしないファッション」とは、自分にとって1軍扱いの服だけを着ることでもあります。誰がなんと言っても、1軍にできない服は持たないようにするのです。

コーディネートの呪縛に捕らわれて、必要以上の服を持っている人は多いです。「違う服を着なければ」というプレッシャーを感じながら服を選ぶのは、あまり楽しくないと思います。

開き直って同じコーディネートを堂々を着こなせば、お気に入りだけを 着れるし服も減るしで良いこと尽くめです。自分が着たい服を着るのに、遠慮はいりません。

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Posted by yayoi