包丁も使えない料理嫌い女が、一人暮らしで自炊を2年続けられたコツ
一人暮らしを始めて2年半、未だに包丁さばきは最低レベル。だが食費節約のためにと自炊メインでここまでやってこれた。
包丁もろくに使えない料理ニガテ人間が、どうやって自炊を続けてきたのか?私が一人暮らしから得たコツを紹介したい。
包丁いらずの料理を作る
包丁いらずの料理をメインに作れば、包丁スキルが低くても自炊できる。おすすめは鍋やフライパンでつくる煮料理だ。ただ煮るだけならば、みじん切りや千切りなど手間のかかる切り方をせずに済む。もしくは、魚や肉をそのまま焼く焼き料理もいい。
メニューは毎日「枯れ飯」
私がつくるメニューは鍋1つで簡単にできる「枯れ飯」。ただ米・野菜・肉などを適当に煮込んだ雑炊だ↓
基本はどんな食材でも使える。お好みで肉や魚をプラスすれば、栄養バランスもよくなる。
包丁をほぼ使わないことはもちろん、焼く・炒めるなどの工程も一切なし。スキルを上げるのではなく「手間を減らす」方向で試行錯誤した結果、ズボラ飯の極みに行きついてしまった。
私はひと手間かけるよりも素材そのままを丸ごと味わうのが好きなので、こんな手抜き飯でも不満はない。何でもじっくり煮れば、手間をかけずとも美味しくなるんじゃないかとすら思う。
枯れ飯の作り方はこちらで紹介中⇒【1食130円】一人暮らしの超簡単な節約自炊レシピ、枯れ飯の作り方
調理は炊飯器任せ
枯れ飯以上に簡単なのが、炊飯器を使った料理だ。材料をお釜に入れてスイッチオンすれば、放っておいても勝手に料理ができるスグレモノである。
蒸し器代わりにして、ふかし芋を作ったりもできる。詳しくはこちら⇒蒸し器なしで作る、美味しいさつまいもの蒸し方~実録・一人暮らしの節約料理(26)~
一度にお釜いっぱい作っておいて、残りを冷蔵庫保存すればさらに楽。一週間同じメニューでも大丈夫な人にはぜひおすすめしたい。
私はおもに野菜スープしか作らなかったが、小麦粉やホットケーキミックスなどがあればスイーツも作り放題だ。今は炊飯器を断捨離してしまったが、また持つ機会があるなら炊飯器レシピを極めてみたい。
包丁の代わりになるグッズを使う
包丁の代わりにキッチンばさみなどで野菜をカット。無理に包丁スキルを上げるよりも楽じゃなかろうか。
包丁が使えるに越したことはないが、目的は自炊を習慣にすることだ。包丁にこだわって料理するのが嫌になるくらいなら、ハサミで楽しく自炊を続けられる方がいい。
朝と昼は「〇〇するだけ」メニュー
私が自炊するのは夕飯のみで、朝と昼はもっと手抜きだ。朝ごはんはお湯をかけるだけのオートミールで、昼ごはんは抜かすことが多い。
オートミールの美味しい食べ方はこちらで紹介中⇒不味くて続かないときにおすすめの、オートミールの簡単で美味しい食べ方。
和食でいくならお茶漬けも候補に入るだろうか。ゆでた野菜や漬け物をストックしておけば、お茶漬けの具材にできて便利そうだ。味噌汁もありかもしれない。
夕飯に作ったストックをそのまま朝に食べてもいい。野菜スープであれば胃が働かない寝起き直後でも食べやすい。
昼はごはんを食べない代わりに、ナッツでしのいでいたこともある。おすすめナッツの話はこちら⇒健康生活は1日100円で手に入る。素焼きの無塩ミックスナッツの効果とは。
とくに仕事をしていると気が紛れるのか、あまりご飯を食べなくても何とかなってしまう。むしろお腹いっぱいになると眠くなるので、ナッツくらいでちょうどいいとも思う。
月1回は楽をする
自炊も毎日は大変なので、疲れたときために楽する日を作るのもいい。お惣菜に頼ったり外食で済ませるなど、お財布事情によって楽する方法は変わってくる。
私はもともと手間を限界まで省いているので、自分で作るのが面倒くさいと思うことはほとんどない。結果的に外食の回数も減り、食費節約に役立っている。
ただ食べるものを作るだけなら、料理のスキルがなくても大丈夫なんだなあというのが私の実感だ。料理へのこだわりさえなければ、何とかしようはある。
家族がいたら無理だと思うが、一人暮らしなら食べるのも自分だけ。自分にとって一番いい形で続けられればそれでいい。