エアコンなしで夏を涼しく乗り切る方法。電気代を節約したいカレジョの対策とは?
エアコンなしでも、健康的に夏を涼しく乗り切る方法を紹介します。私は電気代を節約するため、一人暮らしを始めてからはノーエアコン生活です。
去年はノーエアコンで迎えた初のサマーシーズンでしたが、熱中症にもならず無事に越すことが出来ました。おそらくは今年も、同じ方法で何とかなるのではと思っています。
その去年の夏には、私はこんな風に夏をやり過ごしました。
1.エアコンは無いものとして扱う
最近の物件はむしろ、エアコンが備え付けてある部屋が多いです。しかしエアコンがあることが当たり前になると、使うことも当たり前に。そのためまずは、エアコンの存在を頭から消すことから始めます。
我が家にも備え付けのエアコンがありますが、引っ越し直後にコンセントを外しました。以後はずっと、存在しないものとして扱っています。
こちらが部屋にあるエアコンです↓
前住んでいた団地では、エアコンを使わないことが当たり前。なので、アパートに備え付けのエアコンのこともすぐに忘れてしまいました。一応視界には入るのですが、もはや背景の一部です。
今までエアコンを使っていた場合は、いきなりエアコンを封印するのは大変かもしれません。まずはリモコンの電池を外し、本体のコンセントを抜くところから始めてみて下さい。
2.風の力に頼る
一番お金がかからず効果も高いのが、風の力に頼ること。昔の部屋も今の部屋も、幸いにして窓を開けておくと風がソヨソヨと入ってきます。
さらに風通しを良くするなら、窓とドアの2ヶ所を開けるのがおすすめ。風の通り道が出来て、勢いの良い風がビュンビュン吹いていきます。
私は防犯と虫対策を考えて、開けているのは窓1ヶ所のみ。こういうときは、男性の方が思い切った策を取れるので良いなと思います。
しかしときには、風が吹かない蒸し暑い日もあります。そんな日は扇風機の出番です。
私が使っているのは、団地時代のお隣さんから譲ってもらった小型のサーキュレーターです↓
本来は部屋の空気を循環させるものですが、扇風機としても役立ちます。
扇風機を使うときに注意したいのは、風が直接身体に当たらないようにすることです。直の風に当たり過ぎると、脱水症状や夏風邪の原因になります。特に夜は注意です。
私も去年の夏、風に当たりすぎて風邪を引きました。寝ている間は扇風機をやや上向きにして、冷え対策に腹巻きを付けることをおすすめします。
3.夜はフローリングに転がって寝る
エアコンなしの生活がキツイのは、熱帯夜のときです。あまりに寝苦しいときは、フローリングに直接寝るのが一番涼しくなれます。
私も去年の夏は、フローリングに寝て乗り切りました⇒電気代節約に、エアコンなしで夏の蒸し暑い夜を乗り切るために枯れ女が考えた秘策。
寝起きは腰が痛くなりますが、何日かすると慣れます。腰に厚手の腹巻きを巻いたり、タオルを巻いてカバーすると少しはマシです。
4.カーテンで日を遮る
我が家には未だにありませんが、カーテンで日差しを遮るのも効果的です。
カーテンを断捨離した話はこちら⇒ミニマリストが部屋からカーテンを断捨離して実感した、メリットとデメリット
夏の時期、太陽がサンサンと降り注ぐ部屋は温度が急上昇します。我が家の場合は南西向きで、夕方の西日がものすごく暑いです。以前の部屋は逆に東向きで、午前中が熱地獄でした。
最近は普通のカーテン以外に、遮熱カーテンという省エネグッズも出回っています。日差しが厳しい部屋にいる人は、一度試してみるのはどうでしょうか。
5.ハッカ油で涼感効果
虫除けなどに使うハッカ油は、肌に付けるとスースーします。スプレーでシュッとひと吹きしたり、湯船に入れると涼しく感じるのです。
私は、部屋の虫対策にスプレーとして使っています。詳しくはこちら⇒アロマよりも節約になる。ハッカ油で簡単にできる、効果的な虫除け対策
アルコールと水を混ぜてハッカ油を入れると、お手製の掃除用スプレーにも。除菌に加え、ハッカの涼しげな香りを楽しめるのでおすすめです。
かなり昔に「アイヌの涙」という身体の芯まで凍えるという商品をテレビで見ましたが、これもハッカ油が原料です。熱帯夜に悩まされたときは、お風呂に数滴のハッカ油を入れてみて下さい。
6.外に出るときは直射日光を避ける
真夏の時期は、日差しを浴びた瞬間に死の危険を覚えます。帽子はもちろん、日傘でしっかりガードすることが欠かせません。
私がやっている日差し対策はこちらでも紹介中⇒ズボラ流、顔と身体の紫外線対策。カレジョが使う楽でおしゃれな予防グッズ4選。
さらにできるだけ日陰を歩くなど、直射日光を避けるのが鉄則。日陰中心に歩くと、体力の減りも大分抑えられます。
しかし6月に入るともう、12時から16時くらいまではずっとキツイ暑さが続きます。理想は、暑さのピークを迎える前の午前中か、涼しくなった夕方に用事を済ませることです。
カレジョがいつもチェックするおすすめ情報はこちら↓
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7.水分補給を忘れない
水分を取って、汗をかく。体の温度を下げるには大事なことです。
ただ冷たいものを飲み食いし過ぎると、今度は夏バテの恐れが。なので水は、なるべく常温のものを飲むと良いです。最近はコンビニやスーパーでも、常温水を売っています。
私は普段は常温の水と、お白湯をよく飲んでいます。真夏には暑苦しいですが、良い暑気払いにもなります。
お白湯の効果はこちらでも紹介しています⇒お白湯健康法って本当に効果あるの?30代女が実感した6つのパワー。
8.図書館に避難する
どうしても暑いときは、避暑地に避難を。庶民の避暑地といえば、図書館が鉄板です。
公共の図書館なら無料で本も読めるし、どんなに長くいても怒られません。同じような考えの人たちがいるのを見ると、実にしみじみします。
※ペットや小さい家族がいる場合は危険です
ただ注意してほしいのは、このノーエアコン生活は一人暮らしが前提であることです。せいぜい、夫婦や成人だけの世帯が限界かと思います。
小さい子供や犬猫などは暑さに弱く、すぐ体調を崩してしまいます。実家にいる犬と猫も、夏はぐったりして本当に元気がありません。猫は夏バテで、病院で点滴を打ってもらったほどです。
いくら節約のためでも、家族を犠牲にすることだけは避けたいものです。
エアコンを使わないと、8月でも電気代は2,000円台をキープできます。数百円~数千円の違いではありますが、庶民にとっては大きい差です。
今のアパートは電気代が安く済んでいるので、頑張れば1,000円台に収まるかもしれません。入院しない範囲で、ノーエアコン生活に励んでみます。