【一人暮らしの朝】布団から出たくない。真冬の朝起きるための超ズボラ対策
そろそろ朝が辛い季節だ。寒くて布団から出たくないとき、私がやっている対策を紹介したい。
生活リズムは全く同じなのに、夏と冬では朝の辛さが段違いだ。寒いというだけで活動レベルが落ちるのは、どの生き物でも共通なのだと実感する。
エアコンを付けると快適だが……
手っ取り早いのは部屋を暖かくすること。タイマー予約でエアコンを朝起きる30分くらい前にセットしておけば、布団から出てもぬくぬくの状態が続くだろう。
私も一時期エアコン24時間つけっぱなしの実験をやっていたときは、部屋の中が常に春でとても快適だった。布団から出るストレスがなくなると、朝も実に気分がいい。
24時間つけっぱなした結果はこちらで紹介中⇒【一人暮らしの電気代】冬にエアコンを24時間つけっぱなした結果はいかに?
だがこの方法で気になるのは電気代だ。毎朝1時間ほどエアコンを付けるとなると、それだけで電気代は500円以上高くなるだろう。建物によっては1,000円くらいの差が出るかもしれない。
電気代と快適さ、どちらを取るかはあなた次第だ。効果はてきめんなので、お金さえ気にならなければベストの方法と言える。
冬に限らず朝が辛い人はこちらもどうぞ⇒夜型から朝型に変えたい……。元夜更かし人間の私が教えるコツ
普段着のまま寝る
だがお金のない人間に、毎朝のエアコンなど贅沢だ。やはり寒い中どうすれば布団から出られるかを考えることになる。
その方法の1つが、普段着のまま寝ること。普段着の方がパジャマよりも若干温かく、なにより寒い中着替る必要がなくなるのが大きい。真冬の朝起きたくないのは、起きた後の着替えが面倒くさいのも理由の1つじゃなかろうか。
着たきり生活の話はこちら⇒部屋着とパジャマが同じです。カレジョが1週間同じ服で過ごした方法。
私は自宅で仕事しているので、起きてそのまま着替えることなく1日をスタートさせられる。部屋から一歩も出ない日などは、同じ服を24時間着続けることもある。ズボラの極みだ。
布団の横に上着を置いておく
我が家は普段着だけでは耐えられないほどの寒さなので、布団の横には部屋用のジャンパーをセッティングしてから寝ている。布団から出なくても手の届く位置に置くのが肝だ。ついでに靴下も置いておくと完璧である。
しかし寒さが厳しくなると、ジャンパーがヒンヤリしているのが地味に辛い。朝のヒンヤリに備え、ジャンパーを布団の中に置いて寝ることもある。多少ではあるがヒンヤリ感が和らぎ、温かい状態で布団から出られる。
靴下を履いて寝るという手もあるが、一説によれば寝ているときは裸足の方が睡眠の質が上がるんだという。確かに靴下の中が蒸れると多少寝にくいので、足はその他の方法で暖める方がいいかと思う。
ドアの扉を開けて外気に触れる
団地に住んでいた頃は、寝室の引き戸の方に頭を向けて寝ていた。朝起きたらその引き戸を開け、冷たいリビングの空気を浴びるようにしていた。すると嫌でも目が覚めてくる。
間取りによっては、寝室の一面が窓になっている部屋もあるかと思う。そういうときは窓側に頭を向ければ、窓ごしに冷気がバンバン伝わってくるんじゃなかろうか。ただし寝ているときの寒さ対策に、断熱カーテンなどは必要かと思う。
ついでに元我が家は窓が東向きだったので、朝日も浴びられた。寒さと光のコンボでさらに眠気が吹っ飛ぶ。
朝日を浴びられないときは、代わりにスマホのブルーライトが役立つ。ブルーライトは睡眠の質を落とすことで知られているが、逆に朝は目が冴えるのを助けてくれるのだ。朝はあえて布団の中でスマホをいじるのもありじゃなかろうか。
布団の中でストレッチ
冬は夏よりも身体が縮こまりやすい。朝起きたときなどは身体がガッチガチに固まっているので、軽く布団の中で伸びをするといい。身体も適度に温まって起きやすくなる。
私は仰向けの状態で伸びをした後、うつ伏せにひっくり返って背中を伸ばしてから起きることも多い。とくに布団から出たくない日などは、身体を大きく動かすようにすると起きやすいように思う。
敷布団は厚めがいい
あなたが使っている敷布団はどれくらいの暖かさだろうか。もし床の冷気が伝わってくるようなら、もっと厚い敷布団に変えることをおすすめしたい。
これは薄い毛布や絨毯を敷布団にしていて気が付いたことだが、下半分が冷えた状態だと布団から出たくなくなる。いくら上半分が暖かくても、下半分に熱を持っていかれるので寒い。寒い状態でさらに寒いところへ出るのは辛いのだ。
冬の布団の話はこちらでも⇒寝るときメッチャ寒い。真冬に眠れないとき、速攻で効く対策。
敷ふとん単体で寒いときは、厚手の毛布を敷いたり床と布団の間にマットレスを挟んで断熱したい。
ミニマリストのなかには床に直寝する人も少なくないが、寒さ対策はどうしているんだろうか。元々床がカーペットだったり、床暖房でホッカホカだったりでもするのか。
歳を重ねるごとに、冬の朝が辛くなってきた。30過ぎたら起きるときの寒さ対策も必須だ。なんとか今年も冬も乗り越えたい。