老後の生活費はいくら必要?独身一人暮らしの内約を計算してみた。
私の老後の生活費って、いくらくらい必要なんだろう?身も心も凍えるこの季節、30年後の己の暮らしについて考えてみました。
おそらく今後も独身なので、「結婚のための貯金」だの「子供の教育費」といったお金は除外。自分の生活のことだけを考えれば良いので気楽です。
ただし、将来の生活費をしっかり用意できなかったら死にます。貯金に励むのはもちろんですが、生活レベルを上げない努力も欠かせません。
家賃は持ち家か安アパートで抑えたい
まずは、生活費のなかでも一番大きな割合を占めるであろう家賃。ここを安く済ませるかに、老後の安泰がかかっていると言っても良いです。
一番良い老後は、実家の持ち家に死ぬまで住み続けることでしょうか⇒ミニマリスト枯れ女が賃貸物件に住む理由とは。一人暮らしに持ち家は必要?
最近は「リバースモゲージ」という、家を担保にして生活費を融資してくれる制度も出てきました。いざとなったらそれを使えば、細々とでも生き長らえることはできるんじゃないかと思っています。
ただ私は一人っ子ではないので、そう都合良くことが運ぶ保証は一切ありません。実家に住み着けそうな時期がくるまでは、賃貸でしのぐ必要があります。
家賃の理想は、管理費などもコミコミで6万円。8万円くらいになるとキツイです。
頑張って収入を増やせば、10~15万くらいは出せるかもしれません。が、いったん家賃を上げると「収入レベルを維持」せねばいけないのが面倒。家賃のために働く每日など、仕事がつまらなくなりそうです。
安いワンルームなどに住み続ければ、調子に乗って高級インテリアにのめり込むなどの危険もないと思います。そんな余裕があったら、老後の貯金に励む方が私には大事です。
食費は現状維持できるのが理想
食費は現状、6,000~7,000円の間をさ迷っています。流石にこれ以上削るのは、栄養失調で倒れかねないのでやりません。
食費の平均、月6,500円に抑えられた食生活はこちらから。ズボラのたまものです⇒枯れ女ミニマリストの質素な食生活、1ヶ月の食費を平均6,500円に節約した方法とは。
私は食に関してはかなり適当で、1ヶ月同じようなメニューでも全く問題なし。料理のできが悪くとも、「塩味がすればイケる」といういい加減な舌の持ち主でもあります。
唯一気を遣っているのは、健康対策で植物油脂を避けているくらいです⇒植物油脂を減らして変わったこと。トランス脂肪酸の影響とは?
野菜とタンパク質さえ確保できれば、料理の質は問いません。とにかく、手間をかけずに作れることが最優先です。
ただ住む場所によっては、+1,000円は増える可能性もあります。取りあえず、月8,000円用意しておけば何とかやっていけそうです。
水道・光熱費はこれ以上削れるか?
今家計簿でチェックしたところ、月平均5,500円でした。全国平均だと大体10,000円前後らしいので、なかなか健闘しているんじゃないでしょうか。
電気代やはり、エアコンなどの暖房を使わないのが大きいです。お風呂のお湯張りは高く付きます⇒一人暮らしの光熱費を節約するため、電気料金の対策を考える。
ガス代も、湯沸かしを止めることで大幅カットに成功しました⇒一人暮らしの光熱費の節約、ガス代を半額以下に減らせた方法とは?
水道代は、每日湯船に入っているせいかちょっと高いです⇒一人暮らしの水道料金を節約するためにできる、エコな対策。
これより低く抑えるとなると、後は冷蔵庫を断捨離するくらいしか思いつきません。が、每日食材を買いに行くのと料理の手間が面倒そう。手抜きのレシピ発明を頑張らないと、とても続かない気がします。
多分老後もお世話になるネット・通信費
歳をとっても、ネットは変わらず必要になりそうです。今は、パソコンとスマホで5,000円前後です。
通信費を格安に抑えるには、格安スマホが必須です⇒スマホの携帯料金とパソコンの通信費を、合わせて月5000円以下に節約する方法とは?
それとも、20~30年後にはもっと高度な通信が発明されているんでしょうか。VR技術などで、通信費がバカ高にならないことを祈ります。
ものすごく増えそうな医療費
今は全く意識いていない、医療費。歳をとったらどれだけかかるのか予想も付きません。
今できるのは、足腰を鍛えて要介護になるのを先延ばすことです。健康に良いウォーキングはこちら⇒早歩きダイエットで挫折しない、インターバル速歩の方法。
大体60代だと、医療費の平均は1年で約70万円。ただ国民保険のおかげで、自腹の分は10万円前後で済むらしいです。
もし景気が悪くなって保険料が値上がりになったら、どうなるのか分かりません。最悪のケースも考えて年間20万円、ひと月に1.6万円を考えておけば安心そうです。
老後生活を豊かにする交際費
月の平均、およそ1,300円。ほぼ引きこもりのインドア派に、そこまで多くの付き合いはありません。ただ、今後仕事が増えたら、交際費も増えるかもしれません。
ただ、コミュ障な私の性格的に、そこまで大幅には増えなさそうです。大体、月に2,000~3,000円くらいで考えておけば足りると思います。
やはり外せない娯楽(オタク)費
むしろ私の場合、個人的な娯楽費の方が圧倒的に高いです。趣味のゲームや漫画グッズなんかに、月平均10,000円を使っています。
高級グルメや海外旅行などのぜいたくに興味はありませんが、オタクグッズのない生活は絶対に考えられません。この「月10,000円」は、何としても確保したいところです。
その他予備費はどうなる?
その他、日用品・ファッション費・美容代などはどうなるか。多くても月5,000円を積み立てておけば、何とかなると思います。
シャンプー・リンスは、湯シャンなどでタダ。やり方はこちら⇒頭皮の乾燥に効く湯シャンの正しいやり方とは?抜け毛や薄毛のお悩み解消。
美容代も、セルフカットでほぼゼロです⇒美容院代0円で大幅節約も夢じゃない。自分の髪を上手にセルフカットするコツ
洗剤や石けん、化粧品などは、持たないと決めるとどこまでも削れます。オタク趣味にお金をかける分、その他興味のない部分はケチれるだけケチるスタイルです。
これだけあればやっていけそう
かなりザックリした予測ですが、ここから生活費を割り出してみます。
家賃…60,000円
食費…8,000円
水道・光熱費…6,000円
通信費…5,000円
医療費…16,000円
交際費…3,000円
オタク費…10,000円
その他予備費…5,000円
合計…113,000円
大体12万円に収められれば、私は何とかやっていけそうです。これで家賃が増えたりすると、一気に20万くらい必要になってキツい気がします。
今はこれに加えて、年金と奨学金の返済があります。こちらの合計が月25,000円くらいなので、113,000+25,000=138,000円が必要です。
すると最低でも、月150,000円の収入は確保したいところ。私の今の月収を、2倍以上に増やさないと実現しない金額です。
さらにここから貯金もとなると、200,000~250,000円の確保が必須。なんだか、頭がクラクラしてきました。
独り身は自由と引きかえに、自分の身は自分で守らにゃなりません。来年は私も、もっとライターらしく仕事に邁進しようと思います。