おしゃれが苦手でも着痩せコーデを作る方法。簡単に痩せて見える服とは?
おしゃれが苦手でも簡単にできる、着痩せコーデを作る方法を紹介します。
ひとくちに痩せて見える服と言っても、色々な雑誌で色々なことが言われています。一体どれを参考にして良いやら、迷うことはないでしょうか。
私も着る服によって、シュッとして見えたりずん胴に見えたりします。しかしおしゃれが苦手ゆえ、その違いを追求することをずっと避けてきました。
そんなファッションの知識がほぼゼロの人間でも、確実に着痩せして見える方法はあるんでしょうか?
自分に似合う服を知ろう
「なぜ着る服によってスタイルが違って見えるのか」という疑問を解いてくれたのが、最近知った骨格診断です。骨格診断は、自分に似合う服を知るのにとても効果的でした。
人は生まれ持った骨格によって、似合うタイプの服が違ってきます。同じワンピースでも、着痩せする人と着膨れする人がいるのはそのためです。
骨格タイプを知るときに一番確実なのは、プロに見てもらうことです。私も最初はウェーブタイプだと思ってましたが、実際に診断を受けたらストレートタイプだったという経験があります。
骨格診断を受けた話はこちら⇒自分に似合うファッションの結果に驚き。東京で安くお得に骨格診断した体験談。
そうして骨格診断を受けた後、セルフチェックをしたり家族の骨格をザックリチェックしてみると、なんとなくタイプ別の特徴が分かってもきました。ポイントを抑えれば、骨格タイプの自己診断もできるんじゃないかと思います。
自分の骨格タイプを自己診断する方法はこちら⇒骨格診断を自己診断する7つのコツ。自分に似合う服が分からないときの対処法とは。
自分の骨格を調べるなど遠回りに思えそうですが、似合う服を知るには一番の近道。おしゃれに苦手意識を持つ人ほど、まずは己のことを知ることが大事です。
以下、それぞれの骨格タイプが着痩せして見える服を紹介します。
ストレートタイプの着痩せ服
ストレートタイプは筋肉質で、ボディには全体的に立体感があります。太るとどっしりと貫禄が出ることが多いです。
そんなストレートタイプの人が、着痩せして見える服のポイントは以下です。
・シンプルで装飾が一切ないこと
・素材は固めで身体のラインに沿うこと
・襟ぐりが深めで、胸の周りがスッキリしている
・ボトムスは膝丈の長さ
まず、引き算ファッションでシンプルに徹することがおすすめです。素材は綿や厚手のシルクなどしっかりした生地で、身体のラインに沿っているとスタイルがよく見えます。
また、重心が上の方にあるので、短い丈や首が詰まった服は着ぶくれの元。胸の周りをスッキリさせると、バランスが良いです。
さらにボトムスも、上に重心がいくミニ丈より膝丈の方がシュッとします。重心は下めが着痩せのコツです。
具体的には、こんなファッションアイテムが似合います↓
VネックTシャツ
胸元は縦長のVネックが良いです。フリルなどは一切なしの、シンプルなコットンTシャツが一番良く似合います。
ただ、VネックTシャツはありそうでありません。買いやすさなら、同じく縦長のUネックの方が数が多そうです。
ハーフパンツ
膝下を見せるハーフパンツとも相性が良いです。飾りポケットや刺繍のない、普通の綿パンがおすすめ。シルエットは先が細くなるテーパードかストレートが一番着痩せできます。
シルク素材の縦長スカーフ
顔の周りに何かを持ってくることで小顔を演出。しっかりした素材のスカーフを巻いてIラインを強調すると、縦長にも見えて一石二鳥です。
ウェーブタイプの着痩せ服
ウェーブタイプは華奢で、いわゆる女性らしいスタイルに最も近いです。脂肪が目立つタイプでもあるので、太ったときに一番ぽっちゃりして見えます。
ウェーブタイプが着痩せするときのポイントは以下です↓
・ストレッチが効いたピタッとする素材
・シフォンなどの軽くてエアリーな素材
・腕周りがスッキリしている
・腰の上・膝上など短い丈
シルエットが華奢なので、ストレッチ素材だとより細見えします。重さを感じない、フワッとした素材も良いです。ただ、何の装飾もないシンプルデザインだと、かえって寂しい印象になるので注意です。
また、元々も華奢さを活かして、二の腕や足首を出すのも着痩せには効果的です。
重心が下にあるので、長い素材だと腰回りがドッシリしがちに。短い丈で腰の位置を高く見せ、脚長効果を狙った方が着痩せします。
ウェーブの場合、着痩せしやすいファッションアイテムは以下です↓
ノースリーブのワンピースやブラウス
ウェーブタイプは、ノースリーブを着てもゴツくなりません。二の腕のお肉が気になる人も多そうですが、どんどん出して大丈夫です。
女性らしいドレープのあるワンピースや、丸襟のブラウスを着るとよりスタイルアップして見えます。
ショート丈カーディガン
柔らかい素材のショート丈カーディガンで、下半身周りをスッキリ演出するとシュッと着痩せします。素材はざっくりニットよりも、ガーゼのように薄くて透ける感じの生地が良いです。
クロップドパンツ
足のパーツの中でも一番細い足首を目立たせると、よりスリムに見えます。足首丈のパンツとは、最も相性が良いです。
パンツが苦手な場合は、シルエットがスカートに似ているガウチョもおすすめです。
ナチュラルタイプの着痩せ服
ナチュラルタイプは中性的なスタイルで、肉感より骨が目立ちます。脂肪が付きにくいので、痩せ体質の人が多いです。しかし骨がしっかりしているので、痩せていても身体つきはがっしりして見えます。
ナチュラルタイプの着痩せポイントは以下です↓
・長めで縦のラインが強い
・オーバーサイズ
・ざっくりした素材
・チェーン、スタッズなどゴツゴツした装飾
骨感や関節が目立つので、身体のパーツを見せるとゴツくなりがちです。長めの丈で縦のラインを出し、全体的にパーツを隠すようにすると着痩せします。ゆるっとしたオーバーサイズの服もおすすめです。
ピタッとした素材は骨のゴツゴツ感が目立つので、シワが多い素材やザックリと粗い素材の方がスタイルよく見えます。
デザインがシンプルだと、今度は素っ気ない印象に。骨感に近い固い質感の装飾と合わせると、身体のパーツをカバーしつつ粋な着こなしになります。
体格がしっかめのナチュラルタイプが、着痩せして見えるアイテムは以下です↓
ざっくりしたロングカーディガン
ナチュラルタイプの場合、長さを出して重心を下に下に持っていくとスタイルアップの効果があります。ざっくりしたニットのロングカーディンガンは、一番相性が良いアイテムです。大きめで重い質感のダッフルコートなどもおすすめ。
ボーイフレンドデニム
オーバーサイズでゆったりとしたデニムは、相対的に細見えを演出してくれます。ウォッシュ加工やダメージ加工があると、なお良しです。
素材が荒くてゴワゴワした質感の、巻きスカートなども相性が良し。丈はマキシがベストです。
長めの大判ストール
ざっくりとしたストールを巻けば小顔効果があり。長めのサイズのものをゆるっと巻いて、自然な感じで下に流すと縦長にキマリます。素材はゴワゴワとして、存在感のあるものと相性が良いです。
同じアイテムでも、個人が持つ体格によって着痩せしたり着膨れしたりします。おしゃれに自信がない人ほど、骨格診断で自分だけの軸を持つと良いです。
自分だけの軸があれば、数あるファッション情報の中から自分にピッタリのものだけを抜き出せます。まずは、生まれつきのスタイルを知ることから始めてみてください。