年収60万円でも一年暮らせた、一人暮らし生活の節約術まとめ。
ライターに転身してから1年半、2016年の年収は60万円でした。そんな私がいかにして生活費を捻出してきたのか、節約方法やコツを紹介します。
ただ節約と言っても、無理に支出を削るのは続きません。「これって無駄じゃない?」と思うところを省いていくと、ストレス無く自然と使うお金も減っていったのです。
「自分なりに節約を頑張っているはずなのに、なんでお金が貯まらないの?」。そんなため息混じりの疑問が浮かんだときは、以下の記事を見てみてください。
意外と大きい食費の節約
まずは、意外と効果の高い食費の節約です。外食が多い人などは、10,000円以上の節約になることもあります。
ちなみに私の1ヶ月の食費は、平均6,500円です⇒枯れ女ミニマリストの質素な食生活、1ヶ月の食費を平均6500円に節約した方法とは。
一人暮らしの平均が20,000円前後なので、かなり優秀な方だと思います。今は、月平均6,000円を目指して倹約中です。
食費を劇的に削るなら、やはり基本は自炊メイン。面倒くさがりの私が、1年自炊を続けた方法はこちらです⇒ズボラな一人暮らし女が、自炊を1年続けられた理由。食費の節約は難しくない。
料理はまとめて作り置きが楽です。が、毎日同じだと飽きてしまうというときはこちら⇒料理が面倒なあなたにおくる、每日同じ食事でも飽きないコツ。
私はここ半年ほど、ほぼ毎日同じようなメニューです。それでも飽きないのは、元々食へのこだわりが低いズボラだからかもしれません。
自炊メインの上で、使う食材も安いものを揃えます。私がよく買っている食材はこちら⇒食費の節約のために必須な、私が一人暮らしで学んだおすすめの安い食材
大豆製品は、節約生活には欠かせない大事な食材です。
冷蔵庫の中身を上手く使い切るコツはこちら⇒冷蔵庫の中身を使い切るには?肉や魚は冷凍で賞味期限が大幅アップ。
いくら安い食材をまとめ買いしても、腐らせてしまったら無駄遣い。必要なときに必要なものだけ買う方が、無駄にしてしまったときの精神的ダメージもなくて心は穏やかです。
冷凍庫があれば、安い肉をまとめ買いして保存もできます⇒冷凍鶏肉のまとめ買いで食費を節約。100g45円以下に値下げできる方法とは?
ネットや業務系スーパーだと、格安で肉が手に入ります。安いときに買って、冷凍保存するのも有効です。
お腹が大して空いてないのに食べてしまう「偽の食欲」についても考えました⇒つい食べてしまうのはなぜ?偽の食欲の原因と対策を考える。
お菓子のつまみ食いなどが減らない人は、チェックしてみてください。
光熱費の節約でコツコツ稼ぐ
電気代やガス代も、長い目でみると無視できません。
私が団地に住んでいたとき、ガス代を半分に減らした方法はこちら⇒一人暮らしの光熱費の節約、ガス代を半額以下に減らせた方法とは?
さらに電気代も安くなりました⇒一人暮らしの光熱費を節約するため、電気料金の対策を考える。
部屋に備え付けの設備は、普通に使うと光熱費が跳ね上がります。電気・ガス代を安く抑えるなら、湯沸かし器は使いすぎない方が良いです。
電気代節約というと、エアコンは無視できません⇒電気代節約に、エアコンなしで夏の蒸し暑い夜を乗り切るために枯れ女が考えた秘策。
窓に網戸をつけるのも、古典的ですが効果ありです⇒夏の暑さ対策に、部屋の窓に網戸を取り付けたら驚くほど快適になった。
夏をノーエアコンで乗り切るには、いかに風を味方に付けるかが鍵。自然の力ならば、いくら涼んでもタダです。
冬の暖房費の節約方法はこちら⇒一人暮らしの暖房費の節約に、枯れ女がおすすめしたい省エネ方法。
冬は冬で、暖を取る方法は色々あります。私は、冬の時期、厚手の上着が欠かせません。
携帯料金の見直しで大幅節約
さらに家計をスリムにするなら、固定費の削減が効果大です。特に毎月の携帯料金は、格安スマホのおかげで一気に減らせるチャンスがあります。
私は大手キャリアから楽天モバイルに変えて、年間で80,000円も通信費を節約できました⇒年間で80,000円もお得。携帯料金を安くするなら格安SIMが一番だった。
さらにパソコン用のネットも、格安wimaxを使っていました⇒スマホの携帯料金とパソコンの通信費を、合わせて月5000円以下に節約する方法とは?
今はwimaxは解約して、スマホのテザリング機能を使ってインターネットにつないでいます。パソコンのネット環境がテザリングで済めば、月の通信費は3,000円ほどにまで減らせそうです。
[ad#kijinaka]
無視できない税金・保険料
嫌煙されがちな税金や保険料でも、節約できるチャンスがありました。
毎月の年金支払も、払いすぎた分が返ってくるかもしれません⇒過払いの国民年金は還付してもらえる。払い戻してもらう手続き方法とは?
年金の免除手続きをすると、所得に応じて納付金額が減ります。私は納付金額が減った後に、昔の納付書を使って支払ったために還付手続きをすることになりました。
無用な混乱を避けるには、ねんきんネットへの登録がおすすめです⇒ねんきんネットを再登録。厳しい年金状況に、目の前が真っ暗になりました
ねんきんネットは、インターネットから自分の年金状況が分かる便利なサービスです。将来もらえる予定の年金額も分かるので、老後に不安を抱える人は活用してみてください。
年金だけでなく、健康保険料も還付されるときがあります⇒所得が少なすぎた枯れ女、保険料が7割減額。過払いの国民健康保険料は還付請求を。
これも、古い納付書で保険料を収めたために起こったことです。最近になって収入が激減したときなどは、納付の前に役所に確認した方が安全かもしれません。
さらに所得があまりに少ないために、臨時の給付金の受取対象にもなりました⇒臨時福祉給付金の申請は済んでる?いつもらえるかは自治体次第。
もし給付金のお知らせが来たら、早めの手続きをおすすめします。例え数千円の給付でも、もらえるものはしっかりもらった方が良いです。
申請に必要な書類は、プリントするときは、コンビニのネットプリントがおすすめです⇒履歴書はパソコンがあれば、プリンタがなくても30分・1枚20円で作成できる
自宅にプリンターがなくとも、ネットから書類をダウンロードして、コンビニの印刷機でプリントできる便利なサービスです。たまにしかプリンターを使わないのなら、コンビニで十分でした。
家計簿を上手に使って支出削減
支出の見直しをするときは、家計簿を使ってお金の流れをチェックするのが先決です。お金の使いみちが分からないのに、無駄遣いを検証することはできません。
そんな家計簿の役割については、こちらで紹介しています⇒家計簿は節約にどう役立つのか?無駄遣いと浪費が大幅に減る理由
「支出を記録→無駄な出費をチェック」が、家計立て直しの基本。最初に面倒な思いをするのは、後々の暮らしを楽にするためです。
家計簿が続けられない人はこちらがおすすめです⇒家計簿を楽に続けるコツとは?ズボラが実践中のアプリ活用術。
家計簿を無理なくつけるコツはこちらでも紹介しています⇒ズボラな私でも1年以上続いてます。家計簿が続かない人におすすめしたいつけ方。
私はネット家計簿を使って、家計管理をしています。料金支払がカードでの買い物が自動で記録されるので、メモが苦手なズボラには大助かりです。
身近な無駄遣いを減らすコツ
普段のお金の使い方を見直すだけでも、節約効果が。1つ1つは小さくても、ちりも積もればです。
こちらでは、お金が貯められない理由を挙げてみました⇒あなたのお金が貯まらない10の理由。節約できない人の特徴とは?
労力の割に、お金が貯まらない節約というのもあります⇒これをやってたら要注意。貧乏生活まっしぐらの、お金が貯まらない節約方法。
より少ない労力で、より多くの支出を削る。これが楽して節約する、一番の秘訣です。
お金の使い方に問題がある場合はこちらから⇒一人暮らしで貯金できないのは何故?お金の使い方が下手な人の特徴と対策を考える。
カードも、使い過ぎは禁物です⇒無駄遣いを防止せよ。クレジットカードを使いすぎないコツ
なぜか貯金ができない人は、お金の使いどころを今一度見直してみてください。例え100円の出費でも、使う目的や理由をハッキリさせるのがおすすめです。
銀行口座を上手く使えば、自然と貯金ができる仕組みを作ることも⇒お金を増やす仕組みとは?貯金がない30代女が、口座活用術を考えてみる。
今口座が1つしかない人は、もう1つ貯金専用口座を作るのがおすすめ。だんだん残額が増えていく預金通帳を見るのは、実に愉快です。
楽しみながら節約するコツ
お金が貯まるのは楽しいものですが、頑張って支出を削るのは辛くもあります。やはり節約は、楽しくやらないと続きません。
肩肘を張らずに節約を続けるコツはこちら⇒辛いものは続かない、節約を無理なく楽しく続けるコツ。
お金を使わない休日の過ごし方もあります⇒貧乏な一人暮らし女が実践中の、お金を使わない休日の過ごし方。
お金を使わないことが、必ずしも惨めとは限りません。いかにしてお金を使わずに済ませるか考えるのも、頭のひねりがいがあって楽しいものです。
本好きならば、やはり図書館がおすすめです⇒節約の大きな味方。図書館を便利に使う活用術
私も、地元の図書館にはお世話になりっぱなしです。どんな本でもタダで読めるチャンスがあるならば、使わない理由はありません。
当面の目標は、家賃込みで年間120万円くらいで生活できるようになることです。普段から生活レベルが質素ならば、ガシガシとお金を稼ぐために頑張る必要もなくなります。
マイペースに仕事を頑張りつつ、必要なだけのお金を貯められるストレスフリーな暮らし。そんな生活が理想です。