自炊初心者にも簡単にできる、フライパンで作るおかゆ。~実録・一人暮らしの節約料理(3)~
一人暮らしの料理、今回はフライパンでおかゆを作った話です。自炊初心者でも失敗しにくく、簡単に料理を済ませたいときにおすすめです。
おかゆに関する情報を提供してくださった断捨離丸さん、本当にありがとうございます。
今度こそまともなおかゆを作る
私には一度、おかゆを作ろうとして全くの別物ができあがったということがあります⇒実録・一人暮らしの節約料理。おかゆに挑戦したら、なぜか最後はリゾットができた話
原因は具材をあれこれ入れすぎて、収集がつかなくなったこと。なので今度こそは、水とお米だけのシンプルなおかゆを作ろうと思いました。
調理開始
早速調理を始めます。本来ならば「水:米=1:7」の割合が理想らしいのですが、我が家には正確な分量を計れる便利な道具などありません。
しょうがないので、ここはフライパンに水と米を入れたときの見た目で判断するしかありません。
材料
今回の目的は「シンプルなおかゆ」。なので材料もシンプルです。
・米…スプーン4杯
・水…コップ1~1.5杯
・カットわかめ…適量
カットわかめは、実家の母がくれたものです↓
流石に具なしのおかゆというのも寂しいので、ちょっとしたアクセントに使います。汁物にはなんでも使えるし、料理のかさを増やすときにも便利です。
最初に水を沸騰
まずは、フライパンに水を入れて沸騰させます。この辺りは、普通に米を炊くときとは順序が違うようです。
米を入れて、ひらすら煮る
水が沸騰したら、そこに米を入れてひたすら煮ます。おかゆの作り方には「しばらくフタをする」とありましたが、とてもそんな余裕はありませんでした。
フライパンに材料が焦げ付くことの不安はもちろん、フタをして放っておくとすぐに吹きこぼれそうになるのです。その度に慌ててフタをとって、吹きこぼれを防がねばなりませんでした。
最終的にはそれが面倒になり、水分が少なくなって粘りが出てくるまでひたすら水と米をかき混ぜ続けました。
本当なら、フタをして煮る方が水分の蒸発が早いのかもしれません。フタ無しだとフライパンの中の温度が上がりにくく、程よく水分が飛ぶまでに少々時間がかかりました。
それでも20~30分ほどグルグルかき混ぜていると、だんだんと水分がなくなっておかゆらしくなってきました。水と米がちゃんとおかゆになったときは、「自分にもまともな料理ができた」と少し感動しました。
最後に調味料で味付け
おかゆがほぼできたところで、カットわかめを適量入れていい感じに混ぜあわせます。最後に火を止め、ごま油としょうゆで味付けて完成です。
実食
多少時間がかかりましたが、無事におかゆができました。
米に色が付いているのは、ごま油の影響です。お腹も空いているので、早めにいざ実食。
……美味しい。そして安心する。
なんてことのない普通のおかゆに、私は心の底から安心感を覚えました。これまでの自炊は全て試行錯誤の行き当たりばったりで、口に入れる前は「本当に大丈夫?」と不安だらけだったからです。
それが自炊に3回めのチャレンジして、ついにまともな料理を作ることに成功。レシピ通りに料理を作るのが一番確実で安全だという当たり前の事実を、身を持って知ることになりました。
1回めの自炊、パサパサチャーハンの話⇒一人暮らしの食費を節約しようと自炊に挑戦するも、見事に失敗した話
2回めの自炊、お焦げだらけのチャーハンの話⇒実録・一人暮らしの料理。ご飯を炒めたら、おこげだらけの謎チャーハンができた話
これまでチャーハンしかなかった私のレパートリーに、「おかゆ」が加わりました。正直「この先ずっと炒めた米ばかりを食べるのも辛い」と思っていたところなので、これも大きな収穫でした。
米と水とフライパンさえあれば、誰でも簡単につくれるおかゆ。家のお米のストックが減ってきたときなどは、かさ増しができて便利なレシピでもあります。
初めての自炊で何を作れば良いか分からないとき、料理が面倒で手軽に済ませたいときなどは、おかゆが簡単でおすすめです。