鯖の味噌煮は、まとめて作った方が良い~実録・一人暮らしの節約料理(23)~
一人暮らしの節約料理、今回は鯖の味噌煮の話をします。鯖に限らず、煮込み料理はまとめて作った方が断然節約になります。この鯖の味噌煮で、私は改めてそのことを実感しました。
材料
料理で使った材料はこちらです。
・鯖…1尾
・味噌…大さじ2
・水…200ml
・しょうゆ…大さじ1
・もやし…1袋
本来は鯖だけで良いところ、余っていたもやしも一緒に煮込む計画です。煮込み汁も、本当は料理酒やみりんがあることが理想。が、私はあくまでも最低限の調味料で作ることを目指しました。
調理開始
焼き魚ばかりだと飽きてしまうので、たまには煮魚も食べたくなります。調理開始です。
味噌・水・しょうゆをIN
まず、分量通りの調味料と水をフライパンにIN。が、実際入れてみると、かなりの量になります。鯖を1尾だけ煮るには、少々多すぎる量。この時点で、もう2~3尾まとめて煮たいと思ってしまいました。
煮込み料理は、まとめて作れば作るほど節約になります。味噌煮を作ると最初から決めていれば、鯖をもっと買ってきたでしょう。これはうかつでした。
が、調理を開始してしまっては、今から買い出しに行くこともできません。この反省は次に活かすとして、今回は淡々と調理を進めていきます。
もやしをIN
フライパンの煮込み汁に、まずはもやしをINします。
煮立たせる前はかなりのかさがあるので、このまま鯖を入れるのは少々強引になりそうです。(それ以前に、もやしを一緒に煮るという時点で強引ですが……)
そこで最初にもやしをひと煮立ちさせ、しんなりさせることに。もやしは煮たり焼いたりすると相当かさが減るので、野菜を多めに摂りたいときにも便利です。
鯖を煮こむこと15分
もやしがしんなりしたら、メインの鯖を投下します。
せっかくの味噌煮で、鯖が1尾しかないのは少々寂しいです。代わりにもやしを入れてはいるものの、やはり鯖の代わりにするには荷が重すぎたようです。
このまま弱火でフタをし、じっくり煮こむこと15分。鯖が柔らかくなったら火を止め、完成です。
実食
鯖1尾ともやし、一緒に煮込むとこうなりました。
明らかに主張の強すぎるもやしに、多すぎる煮汁。きれいに食べられるか心配ですが、いざ実食。
煮汁が塩っぱすぎる。
煮汁は飲むものではないので、これ自体は良いです。問題は、付け合わせのもやし。煮汁をたっぷり吸い込んで、それはそれは塩辛く仕上がっていました。
肝心の鯖の方はほどよく味噌味が染みて、良い感じです。鯖を煮るための煮汁で、もやしも一緒に調理しようと考えたのがそもそもの間違いでした。
今度味噌煮を作るときは、鯖だけを煮込もう。せめてそれ以外を煮るにしても、同じ魚類にとどめておこう。そう心に誓いました。
残り汁はどうする?
さらなる問題は、余った煮汁の処理。このまま捨てるには、あまりに惜しい量を作ってしまいました。そこでひとまず、使い道が見つかるまで一時保存することに。
お皿からタッパーに煮汁を移し、冷蔵庫にIN。元は味噌と醤油と水なので、そう簡単には傷まないことを願いました。
鯖の味噌煮自体は、難しい手間もいらずとても簡単です。3~4尾くらいをまとめて煮ておけば、ご飯のおかずに困ることもありません。
後の課題は、残った煮汁の使い道。ここを上手く処理できればエコにもつながるので、色々調べてみようと思います。