味噌があればできる、疲れたときの簡単おじや~実録・一人暮らしの節約料理(20)~
一人暮らしの節約料理。今回は、味噌さえあればできる簡単おじやの話です。お腹は減っているが、疲れて料理する気力が湧かない。そんなときにピッタリのメニューです。
フライパンさえあれば、10分でできる究極のシンプルレシピ。余ったおかずや食材を入れれば、ボリュームや栄養バランスも自由自在です。
材料
今回使った材料はこちらです↓
・えのき…半袋
・余ったご飯…茶碗1~1.5杯分
・たまご…2個
・味噌…適量
・水…適量
今回はもやしさえ切らし、冷蔵庫の中がほぼスッカラカンの状態。幸いたまごが余っていたので、タンパク源はギリギリ確保できました。
基本は何でも具になりますが、なるべく手間のかからない食材を選ぶ方が簡単です。理想は、包丁を使わずに済む食材。もやし、きのこ類、ほうれん草、ひき肉などがおすすめです。
調理開始
シンプルと言えば聞こえが良いですが、率直には手抜きのズボラ料理とも言います。ささっと調理開始です。
お湯に味噌を溶かす
まずは、フライパンにお湯を張って沸かします。水の量は、使うどんぶりで計るのが簡単かつ確実です。水が多すぎると猫まんまになってしまうので、若干少なめにするのがポイントです。
お湯が沸騰したら、味噌を適量溶かします。最初は少しずつ入れて、味見しながら量を調節すれば安全です。
味噌を溶かした後は弱火にして、味噌汁が沸騰しないよう気を付けます。沸騰した味噌は、味気がなくなって寂しいものです。
ご飯・食材を入れて煮込む
味噌汁のなかに、冷やご飯と食材を投下します。今回の具材はえのきだけなので、カットせずそのままINしました。
ご飯を入れた後はフタをして、しばらく煮込みます。底が焦げそうであれば、水を若干足しても大丈夫です。味の方は、味噌か塩を足して調整します。
仕上げの溶き卵
えのきがクタッとしたら、仕上げのたまごを入れます。
たまごもそのまま入れても良かったのですが、溶き卵にするくらいの手間はかけようと思いました。白身と黄身が混ざるようしっかり溶いて、おじやの中に流し入れます。
たまごはそのまま入れても美味しいですが、しょうゆなどの調味料をプラスするのもおすすめです。
実食
所要時間、わずか10分。できあがった料理がこちらです。
見た目はおしゃれなリゾットにも見えます。いざ実食。
これは、汁気のない猫まんまでは?
もとの材料がご飯と味噌汁なので、味が猫まんまになるのも当然といえば当然でした。もっとおじやらしくするなら、手持ちの調味料などで一工夫した方が良さそうです。
我が家でアレンジに使えそうな調味料はごま油かカレー粉くらいですが、なかなか美味しく仕上がりそうです。今度おじやを作る機会があったら、試してみようと思います。
トマトを入れるのもあり?
アレンジといいば、トマトとの相性も意外と良いです。ご飯が入っているので、トマトの酸味がそこまで気になりません。トマトはたまごの相性もバッチリなので、おすすめです。
仮に味噌を切らしていたとしても、トマトだけでも何とかなります。代わりにコンソメも入れれば、洋風リゾットの完成です。
極限まで手間を減らしたいときの最後の手段、おじや。冷蔵庫の中身が、ほぼ空っぽのときにもおすすめです。冷蔵庫に味噌と残ったご飯があれば、お試しください。