独身こそ危険。一人暮らしカレジョの熱中症対策

2018年7月21日

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今年は猛暑が続いている。誰がいつなってもおかしくない、熱中症の対策を考えたい。

とくに一人暮らしだと、症状に気づかないまま重症化する危険もある。私も暑さにはめっぽう弱い人間なので、いかに暑さをしのぐかは夏の必須課題だ。

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熱中症対策の3原則

熱中症対策には、3つの大事なポイントがある。それがこちら↓

・水分対策

・熱気対策

・日射対策

このうちどれか1つが欠けても、熱中症対策は不十分だ。

1つ目の水分対策は誰もが知っていることだが、いざ自分のこととなると人はサボりがちになる。たとえ喉が乾いていなくても、気がついたとき小まめに水を飲むようにしたい。水だけじゃなく、塩分もいっしょに摂るのが大事だ。

2つ目の熱気対策は、外より室内の対策の方が大事だ。部屋のなかは空気がこもりやすく、すぐに気温が上がる。風通しの悪い部屋にいるくらいなら、風がびゅんびゅん吹いている外の方がまだマシだ。

だが外は外で、3つ目の直射日光という大敵が待っている。炎天下のなか動き回るなど、熱中症にならない方がおかしい。いかに日差しを避けるかも、考えないといけない。

逆に言えば、この3つの対策ができれば熱中症は避けられる。私が心がけていることを紹介したい↓

室内では窓を全開に

部屋の窓を締め切るなど、夏の間は不可能だ。ネットの体験談によると、4月や5月の暑い日でも閉め切った室内で熱中症になった人もいる。私も夜寝るとき以外は常に窓は全開だ。

女性の場合、プライバシー対策で窓を開けたくない人もいるかと思う。そういうときはレースのカーテンなどで対策したい。ついでに日差しの対策もできる。

寝室の風通しを良くしよう

ただ夜はセキュリティが不安&Gの侵入が嫌なので、窓は閉めている。夜の間の風通しは、扇風機に任せたい。お金に余裕があるなら、エアコンも効かせるとより安全だ。

しかし我が家の寝室である2階のロフトはエアコンより高い位置にあるため、いくら冷房を効かせてもちっとも涼しくならない。

寝苦しいときは、布団を敷かず床に直寝すると涼しい。詳しくはこちら⇒電気代節約に、エアコンなしで夏の蒸し暑い夜を乗り切るために枯れ女が考えた秘策。

フローリングの冷気と扇風機のおかげで、エアコンなしの熱帯夜も何とか切り抜けられている。意外と床に寝るのも悪くない。

風呂場の蒸し暑さに注意

盲点なのが、お風呂に入っているときの熱気じゃなかろうか。窓なしの風呂場だと、高温と湿気でサウナ状態になる。のぼせやすい人は注意したい。

我が家は風呂なしシャワーのみで、シャワー室の大きさは人1人立つのがやっとだ。ドアを閉め切って熱いシャワーを浴びると、10分ていどで熱気がすさまじい。

そのため夏シャワーを浴びるときは、

・シャワー室の換気扇を付ける

・頭と身体を洗ったら早めに上がる

・あらかじめ部屋のエアコンを付けておく

などの対策をしている。汗を流すのは気持ちいいが、長風呂は危険だ。

水分+塩分

前にも言ったが、小まめに水を飲むことも大事だ。我が家の飲み水はぬるい水道水のみだが、水分さえ摂れれば水の冷たさは関係ないようだ。

むしろ冷たいものの飲み過ぎは、夏バテの元だ。詳しくはこちら⇒夏バテ予防、体がだるいのを解消するには温かい食事が一番効果的。

さらに水分だけでなく、塩分も摂らないと具合が悪くなってしまう。水といっしょに、塩キャンディなどがあるといい。なんなら、塩を直接なめるのでもいいかもしれない。

用もないのに外へ出ない

この時期、何の目的もなく外へフラフラと出かけるのは危険だ。コンクリートの熱気に太陽の熱射と、ダブルパンチで一気に参ってしまう。前に「外の方が涼しい」と言ったが、あれは日陰の話だ。

誰しも経験していることかと思うが、人は動いた後に体温が上がる。その状態で風通しの悪い室内に戻ると、余計に暑苦しく感じるのだ。

部屋の中は確かに暑いが、ジッとして体温が上がらないようにすると耐えやすい。日中は下手に動かない方が涼しいというのは、一人暮らしで学んだことの一つだ。

買い物は夕方17時を過ぎてから

しかし日々の買い出しなど、必要な外出もある。そういうときは、日が落ち始める17時頃を目安に出かけている。外も日陰が多くなり、涼しくなる時間帯だ。

逆に14~16時は、西日が厳しい危険ゾーンだ。その間は、出来る限り部屋の中に避難していたい。どうしても外出するときは日傘で対策したい。

ちなみに犬の散歩も、日中は危険だ。詳しくはこちら⇒夏、を昼間に散歩させるのはもはや動物虐待。ペットにも熱中症対策は必須です。

実家の犬も、今は18時30分過ぎでないと散歩させられないという。ここ最近の日差しを思えば、うなずける話だ。

エアコンの「除湿」を駆使しよう

私は出来る限りエアコンを使いたくない人間だが、夏は夕方から寝るまでの数時間だけ付けるようにしている。ノーエアコンを目指していた時期もあるが、やはり無茶だった。

ささやかな抵抗として、エアコンを付けるときは「冷房」ではなく「除湿」モードにしている。じゃっかんだが、普通の冷房よりも電気代が安く済む。

除湿は部屋の湿気を逃がすついでに室温を下げられる、便利な機能だ。冷房ほどガンガンに部屋を冷やさないので、身体を冷やす危険性も減る。

もしエアコンは冷房しか使ってないという人は、ぜひ除湿も駆使してみてほしい。

こんな症状が出たら休もう

一人暮らしで熱中症になったら、自分でなんとかしないといけない。大事なのは、いかに症状に速く気づくかだ。

熱中症で見逃しちゃいけないのは、「頭がガンガンして気持ち悪い」「目まいがする」などの症状。こんな症状が出たら即刻涼しい部屋で休もう。

私もかつて夏祭りに出かけたとき、この症状が出た。そのときは「なんか具合悪いなあ」くらいにしか考えなかったのだが、家に帰ってから「それは熱中症だ」と家族に言われて気づいた。

すぐに頭を冷やす、冷たいものを飲むなど応急処置したおかげで、数時間後に具合はよくなった。もしそのままにしていたら、病院送りになっていたかもしれない。

当時熱中症になりかけた原因は、暑い室内でエアコンも扇風機も付けずに耐えていたことだろう。オマケに水もろくすっぽ飲まないから、知らないうちに体温が上がってしまったのだ。

症状が軽ければ、体温を下げることで回復できる。だが数時間しても良くならないときは、ちゃんと病院に行こう。

毎年熱中症で入院するは後を絶たないが、なぜ皆そこまで無理をするのか。ちょっとでも症状が出た時点で休めば治るのに、「これくらい平気」と勝手に判断してしまうんだろうか。自分のことは自分じゃ分からないのかもしれない。

暑いところに長い時間いたり、強い日差しのなか動き回れば誰だって熱中症になる。夏をあなどらず、自分の身は自分で守ろう。

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Posted by yayoi