余った野菜と豆腐で作る、栄養満点の簡単おじや~実録・一人暮らしの節約料理(11)~
一人暮らしの節約料理。今回は野菜と豆腐とご飯で、おじやを作った話です。冷蔵庫の余った野菜なら、何でも使える簡単レシピです。
豆腐のタンパク質で、栄養も満点でヘルシー。風邪などで食欲がないときもおすすめです。
材料
材料はこちら。冷蔵庫の食材をフル活用します↓
・ごはん…茶碗1杯分
・ほうれん草…1/3束
・もやし…半袋
・絹ごし豆腐…1丁
・たまご…1個
・しょうゆ…適量
ほうれん草ともやしの部分は、好きな野菜でOKです。野菜の代わりに、きのこでもイケると思います。野菜の場合、「葉もの」の方が火が通りやすくて簡単です。
調理開始
実を言えば、本来はほうれん草ともやしの炒めものを作るはずでした。それが、なぜおじやになったのか?調理開始です。
まずは野菜を炒める
ほうれん草を一口大にカットしたものと、もやしを炒めます。最初はかさがありますが、炒めているうちにしんなりしてくるので大丈夫です。
このまま野菜炒めにして、しょうゆで味付けしても美味しいと思います。
豆腐(絹ごし)を投下するも……
しかし、なぜかそこで普通に終わらないのが私の調理です。
安さに釣られて買った、絹ごし豆腐。買ったは良いものの、意外と使い道がなく困っていました。
私はこの日、何とか豆腐を消化しようと考えていました。そこで、豆腐も一緒に炒めて「豆腐入りの野菜炒め」を作ろうとしたのです。私は、水が滴る豆腐を丸ごとフライパンへ投下しました。
すると、良い感じに火が通っていた野菜炒めが一気に水浸しに。豆腐の水分が、フライパン中へと広がりました。
その光景に「これはマズイ」と、私は今までの経験則から直感しました。
いつも余計なものを+αして、失敗することが多いというのに……⇒鮭チャーハンに納豆を+αしたらどうなるか試してみました。~実録・一人暮らしの節約料理(6)~
ご飯も入れておじやに
しかし、入れてしまったものは仕方がありません。そこで何とかしようと思いついたアイデアが、「ご飯も入れておじやにしてしまえ」でした。
冷ご飯を野菜&豆腐炒めにINすると、ご飯が豆腐のありあまる水分を吸収。良い感じにふやけて、狙い通り(?)のおじや状になりました。
そこへしょうゆを回しがけ、全体になじませます。さらにその上にたまごを落とし、フタをして数分待ちました。
フライパンの中をチョイチョイ確認しつつ、白身が固まってきたところで火を止めました。
実食
途中で脱線しましたが、何とか料理はできました↓
冷蔵庫の中の食材を「一緒くた」にしたおじや。いざ実食。
やはりおじやにして正解だった。
豆腐で水浸しになったときはどうなるかと危ぶまれましたが、ご飯がいい仕事をしてくれました。しょうゆもほのかに効いて、これはこれで美味しいおじやとなりました。
今回一番の失敗は、「豆腐を丸ごと入れてしまったこと」。普通ならさいの目に切るか、水分を捨ててから炒めねばならなかったのです。(普通は作る前に分かると思いますが)
この阿呆な失敗を通して、豆腐を料理に使うコツを学ぶことができました。パックから出すのを面倒くさがらず、水分を切って適当な大きさにカットすれば、まともな野菜炒めになったろうと思います。
困ったときは、取りあえずご飯を入れれば丸く収まるということが分かりました。多すぎる水分は、ご飯に何とかしてもらうと上手くいきます。
あらぬところからできあがったおじやですが、なかなか便利なレシピを発見しました。おじやは簡単だし野菜もたくさん食べられるしで、自炊初心者でも失敗しない優秀なレシピです。