節約できない人は必見。ななさん著【1年で150万円貯める家計管理術】の感想
節約ブロガーのななさん著「1年で150万円貯める家計管理術」を読んだので、感想を紹介したい。
多くの節約本は「家計簿をつけよう」など初歩的なところから始まって、参考にならないことも多い。こちらの本は、効果の高い節約方法が具体的に書かれた一冊だと思った。
私も節約にはげむ一人として、参考にしたいテクニックが山盛りである。詳しくは以下から。
節約は固定費からだ
家計の節約は、まず固定費からだ。本の最初でも、まずは通信費や保険料など、固定費の話から始まっている。
かくいう私も、むかしは8,000円超の通信費に悩まされていた一人だ。ここを安くできれば、家計には大助かりじゃなかろうか。
やっぱり通信費の節約は欠かせない
通信費の節約といえば、やはり格安スマホは外せない。今は1ヶ月3,000円くらいで、ネットも通話も便利に使えるサービスがたくさんある。
私が使っている格安スマホはこちら⇒年間80,000円もお得。携帯料金を安くするなら格安SIMが一番。
携帯料金は、一度変えればずっと節約効果が続く。一度試す価値はおおいにあるんじゃなかろうか。
ななさんがおすすめしていた節約テクニックは大手キャリア向けだが、かけ放題プランを使うことがある。通話が多い人は、かけ放題プランの方がオトクになることが多い。
固定電話を使っている人には、テレホンカードを使った節約術があるという。私はこの本で初めて、テレカが電話代に使えると知った。
家にテレホンカードがなくとも、金券ショップなどで安く手に入る。うまくいけば、数千円単位の節約ができてしまう。こうしたひと手間をかけられるかどうかが、節約の分かれ道だ。
光熱費はこう節約しよう
いっけん節約にみえる節約術のなかには、実はオトクじゃないものもたくさんある。そのなかの1つが、光熱費だ。
省エネ家電はオトクか?
たとえば電気代の節約で、省エネ家電をおすすめする情報は多い。だが家計からみると、かえって損していることもあるという。
最新のお高い省エネ家電よりも、ちょっと前の型落ち品の方がずっと安い。その差額は、大きいと10万円ちかくにもなる。
一方で節約できる電気代は、年間でも数千~1万円ていどだ。10年ほどで買い替えるとしても、安い家電を買う方がオトクな計算になる。
日本の省エネ技術は高いから、少し前のものでも性能は十分だ。あまり最新式にこだわらない方が、大きく節約できる。
電気代がかかる家電とは?
実は意外に、電気代のかかる家電がある。そんな「電気食い虫」も、電気代が高くなる原因だといっていた。
電気代を食いやすい家電はこちらでも⇒使うのやめれば節約に?一人暮らしで知った、本当に電気代のかかる家電
立派なキッチンにある食器洗い機なども、その1つだという。もし食洗機を使っているなら、それが電気代の高い原因かもしれない。
一人暮らしで気になる家電というと、エアコンやテレビあたりだろうか。とくにエアコンは、あまりガンガン使えない家電の1つだ。
電気代を削るなら、電気を使わないのが一番だ。マメに蛍光灯のスイッチを切るより、よけいな家電を止める方が節約効果は大きい。
食費はこう削ろう
家計のなかで無視できないのは、やはり食費だろうか。私も食費の節約は頑張っているので、ななさんの紹介するテクニックにはとても共感できた。
やっぱりまとめ買いはいい
買い物にいく回数が少ない方が、節約できる。これは節約家にとっては定番のようだ。ななさんも、買い物は週に1回をおすすめしていた。
私も今は、冷蔵庫がないのでマメに買い物する人間だ。無駄遣いはしないものの、やはり誘惑が多いなと感じる。まとめ買いの方が楽だし、お金も使わずに済むだろう。
まとめ買いで節約する話はこちらでも⇒超面倒くさい一人暮らしの買い物を、5分で終わらせる8つのコツ
1週間で食材を使い切るようにすれば、食品ロスもない。マメに買い物してダメにしてしまう人には、ぜひ試してほしい。
食事は自分で作ろう
子育て中のお母さんは忙しく、ごはんをコンビニで買ってしまう人も多いという。が、節約を考えるならやはり自炊がいい。
ななさんはよく、お弁当を作っていると言っていた。夕飯の残りなどを詰めれば、楽に早くできるのだ。このテクニックは、一人暮らしのお弁当でも使える。
私も食事は、ほぼ100%自炊だ。だが料理は面倒くさいので、手間を極限までなくしたズボラ飯だ。
ズボラ飯の実態はこちら⇒自炊はするが料理じゃない。ズボラな一人暮らし女の超手抜き貧乏飯。
食費の節約は、手間をどれだけ省くかがカギだと私は思う。夕飯の残りをお弁当にする方法もそうだが、楽なものでないと続かないのだ。
目からウロコの節約術
長い間節約に励んできた成果も、惜しみなく紹介されている。私も頑張らにゃと思った、目からウロコの節約術もあった↓
保険は大事だが……
人生、なにが起こるか分からない。リクスに備えて、保険に入ることは必要だろう。
しかしいくら不安だといっても、保険のかけすぎは家計を苦しめる。保険はあくまでも保険、目の前の生活の方が大事だ。
ななさんいわく、保険はシンプルなかけ捨てがおすすめとのこと。かけ捨て保険は他の本でもおすすめされていたから、節約するならこれが一番なんだろうなと思う。
ただかけ捨てにしても、オプションを付けると高くなる。なるべくオプションは付けず、最低限で十分だという。よくあるがん特約なども、強く勧めてはいなかった。
ただ個人的には、がんの特約は付けた方が安心かとも思う。我が家はがん家系で、私も将来がんになる気がするからだ。ここは、個人の健康やお財布の事情によるだろう。
団地は安い
減らしにくい家賃については、団地をおすすめしていた。私も一年住んだ経験があるから、これには納得である。
URの団地についてはこちらで紹介中⇒収入ほぼゼロでも家を借りられる?UR賃貸が在宅ライターにも嬉しい5つの理由とは
URの物件は先着順で、人気物件は瞬殺で埋まる。だが田舎の安い団地なら、すんなり入れるんじゃなかろうか。
UR団地は家賃が高めだが、設備が整っていて割り安の物件が多い。一人暮らしでも入れる部屋も多いから、一度チェックしてみてもいい。
ネットのポイントも有効活用
節約するうえでは、ネット通販のポイントも貴重だという。ななさんは、ポイントを使った分を貯金してお祝い日などに使っていると言っていた。
私も楽天をよく使うので、気がつくとポイントが貯まっている。だがポイントはオマケとして、自分の好きなことに使うことが多かった。
だが考えてみると、ポイントはお金の代わりに使うこともできる。ポイントも家計に含めれば、もっと食費の節約などに役立てられるかもしれない。
Edyにポイントチャージして、コンビニやスーパーで使うのも便利だ。詳しくはこちら⇒楽天Edyを無料で使う方法と、生活費を節約できるお得な使い方。
楽天ポイントの使いみちについては、まだまだ工夫できそうだ。だがケチケチしすぎも疲れるので、ほどほどのところを探りたい。
便利なカードの罠
カードは便利だが無駄遣いも生む、もろはの剣だ。下手な使い方をすると、破産なんてことにもなりかねない。
リボ払い、ダメ絶対
やはりというか、ななさんもリボ払いは絶対に使うなといっていた。節約家にとって、リボ払いなど絶対にあり得ないのだ。
リボ払いについては、こちらで詳しく紹介中⇒節約できない人にありがちな9つの特徴。こんなことをしてるとお金は貯まらない
リボ払いは、1回の支払いが少なくできるところが便利だ。だがその分手数料がかかり、トータルでは損をするシステムである。
使った合計額が多くなれば、手数料もふえる。手数料の支払いだけがかさみ、もともと使った分(元金)はいつまでも減らない返済地獄にハマるのだ。
カード払いというのは、借金と同じだ。返す当てもなく借金するなど、無謀もいいところである。
カードを使うなら基本は一括、その金額を現金でも払えるようにしておきたい。便利なものほど、ご利用は計画的にだ。
やっぱり買わないことが節約だが……
ななさんの節約術はとても参考になるが、やはり一人暮らしと家族暮らしとの差はある。家族がいっしょだと持ち物も増えるし、自分の好きなように節約ができない。
この節約本には、日用品の節約術も紹介されている。ななさんと同じ主婦なら、とてもいいテクニックだと思う。しかし一人暮らしの場合、そもそも買わないということができるのだ。
私はミニマリスト暮らしで、日用品はほとんど持っていない。消耗品というと、洗濯で使うセスキ炭酸くらいである。持たない暮らしは、家計にもやさしい。
しかし極端にものがない生活は、一人暮らしだからできることだ。家族がいたら、やはり思い切ったことはできない。
自分にとってはいらなくても、家族にとって必要なものもある。節約は、家族全員の協力があってこそだなと思う。
ちょっと気になったところ
タイトルにある、1年で150万円の貯金。なな家の月の収入は23~26万円ほど、年収だと300万円ほどだ。家族がいながら150万というのは、驚きの貯金額だなと思った。
しかしその内容を見てみると、年に2回のボーナス込みだった。ボーナスで貯金した額は70万円ほどで、150万円貯金のおよそ半分を占めている。
ボーナスを丸々貯金できるというところは、多くの主婦からするとスゴいことなんだと思う。この本を参考にすれば、節約が苦手でもクリアできるかもしれない。
だが昨今、年2回のボーナスがもらえない人も多い。とくに非正規雇用は、ボーナスなしもザラだろう。私のようなフリーの人間も、ボーナスなど当然ない。
貯金をボーナス込みで考えるのは、皆にできることじゃない。ボーナスなしの人がこの本を読むと、ちょっとガッカリするかもしれない。できれば、ふだんの月収だけで貯金できる額を紹介してほしかった。
ななさんの節約本は、節約家のテクニックが存分に紹介されている。できるところからマネすれば、すぐ貯金体質になれるだろう。
なぜお金が貯まらないのか、どんなところから節約すればいいのか?悩んだときは読んでみてほしい。