使うのやめれば節約に?一人暮らしで知った、本当に電気代のかかる家電

2017年12月22日

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電気代節約のためには、電気をくう家電を使わないことが一番だ。私が一人暮らしのなかで知った、とくに電気代のかかる家電を紹介していく。

電気は身近なだけに、どれだけ使っているかイマイチ分かりにくい。電気代が妙に高いというときは、以下の家電を使いすぎていないかチェックしてみてほしい。

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節約効果大

まずは、節約効果が大きい家電からみていく。私が実際に使うのを止めてから、電気代が半額近く減ったものもある↓

自動湯沸かし器

一般家庭で意外と電気代がかかるもの、それはお風呂の自動湯沸かし・給湯器だ。これはガス代も高いが、電気代も高くなるやっかいな代物だったのだ。

どれくらいお風呂を使うかにもよるが、自動湯沸かし&給湯を止めると数百円~1,000円単位で電気代が安くなる。ついでに、ガス代にいたっては数千円レベルで節約できてとてもお得だ。

設備の新しい賃貸では、この自動湯沸かし器が備え付けのところも多いだろう。が、お風呂に湯を張るなら、自分でやった方が格段に安く済む。

冷蔵庫

私がながらく気になっていた存在が、冷蔵庫だった。24時間365日動いている家電だけに、かなりの電気を使っているだろうと思っていたのだ。

引っ越しを気に冷蔵庫を使うのを止めた結果、電気代が大幅に下がった。詳しくはこちら⇒一人暮らし女性必見。電気代を月1000円に節約できる6つの方法。

今は省エネの冷蔵庫が出回っているとはいえ、電気をくうことに変わりはない。古かろうが新しかろうが、冷蔵庫の買い替えでは大幅な節約はできないだろう。

多くの人にとっては必要な家電とはいえ、電気代はなかなか悩ましいところである。もし無くても大丈夫そうなら、思い切って断捨離するのも手だ。

テレビ

テレビは、一人暮らしを始めてからは携帯のワンセグで通している。大型のテレビがないのも、電気代の節約に一役買っているんじゃなかろうか。

テレビの大きさにもよるが、1日数時間ほど観ると20~30円くらいの電気代がかかる。毎日テレビを使うとなると、それだけで1,000円近く取られる計算だ。

たまに「付けてないときはコンセントを抜く」という節約方法をみかけるが、テレビの待機電力は1ヶ月でも10円以下だ。そんな面倒なことをするより、観る時間を減らした方がよほど効果がある。

今はネットで気になる情報が見られるし、ポータブルテレビも充実している。大きなテレビというのは、一人暮らしには不要かもしれない。

エアコン(暖房)

冬場に電気代が高くなるなら、それはエアコンの使いすぎが原因と思われる。エアコンなどの暖房家電は、べらぼうに電気をくうのだ。

特に年末年始など、部屋にいる時間が長いときほど電気代は気になる。エアコンはスイッチオンにしたときが一番電気を使うから、そういうときはいっそ付けっぱなしの方が安く済む。

エアコン以外にもストーブやヒーターと色々あるが、ああいったものはエアコン以上に電気を使う。ならばまだ、エアコンの方がマシだ。

電気を気にせず暖まるなら、電気毛布が一番だ。電気毛布については、下の方で紹介しているのでチェックしてみてほしい。

節約効果中

次に、少しは電気代を節約できそうだという家電を見ていく。ポイントは、瞬間的に大きな電気を使うというところだ。

エアコン(冷房)

同じエアコンでも、暖房より冷房の方が安い。逆にいうと、暖房ほどの節約効果がのぞめないのだ。

私も今年の夏は冷房のお世話になったが、電気代が1,500円を超えることはなかった。詳しくはこちら⇒秋は行楽日和。ミニマリストカレジョ・9月の財布事情。

実家に帰っている期間が長かったのでなんとも言えないが、たとえ1ヶ月家にいても電気代が2,000円を超えることはなかっただろう。1日数時間くらい付けるだけなら、電気代が跳ね上がることもないようだ。

電子レンジ

電子レンジも電気代がかかるイメージがあるが、これは使う回数によるんじゃなかろうか。確かに使っている間は大量の電気をくうが、1日10分以上使う家電でもないはずだ。

ちなみに一般的な電子レンジの場合、1年間平均的に使った場合でも電力は60~80kwhくらいだ。かかる電気代は、年間1,500~2,000円といったところだろうか。

これをノー電子レンジにすると、1ヶ月あたり100~150円くらいの節約になる。これを削るかどうかは、個人の好みの問題じゃなかろうか。

ドライヤー

同じくドライヤーも、そんなに長い時間使うものじゃない。1回数分ドライヤーを使った場合、1年の電気代は500~1,000円ほどだ。パワーの強いドライヤーほど、電気代は高くなる。

私は髪とエコのことを考えて、低温ドライヤーを使っている。詳しくはこちら⇒髪の毛のケアと電気代節約を考えた結果、低温エコドライヤーにたどり着いた話

ただドライヤーと電子レンジは、自宅で契約するアンペアの問題と深くかかわってくる。節約のためにアンペアを下げると、大量の電気を使う家電を同時に動かせないからだ。

我が家のアンペアは20Aだが、これだとドライヤーと電子レンジを同時に使うとアウトだ。髪を乾かしながら、料理を暖めるということができなくなる。

アンペアを下げるのは節約に効くので、支出を減らすなら考えてみるのもいい。その場合は、ドライヤーや電子レンジの使い方を見直すことも欠かせない。

洗濯機

洗濯機も、一人暮らしをきっかけに使わなくなった家電だ。が、電気代の節約にどこまで役立ったかは疑問である。

1回の洗濯でかかる電気代は、およそ3~4円ほどだという。洗濯ものが多い家でも、そこまで電気代がかかるとは考えにくい。

ただ洗濯機は、水を大量に使う。電気代よりむしろ、水道代が気になる家電だ。

そんなにかからないもの

こちらは、私が普段から使っている家電だ。現状で電気代が安いから、これらの家電はそこまでお金がかからないということだろう↓

IHクッキングヒーター

前にもちょろっと言ったが、我が家のキッチンはIHヒーターだ。電気代がちょっと心配だったが、実際はそこまで高くなっていないので安心した。

むしろガスコンロからIHに変わったことで、ガス代まで減って助かっている。節約のことを考えるなら、ガスコンロよりIHヒーターの方がいいかもしれない。

電気毛布

我が家の冬には欠かせない強い味方、電気毛布。寒い室内では絶対に手放せない暖房だ。

私が使っている電気毛布の紹介はこちら⇒1ヶ月の暖房費が300円。一人暮らしの冬の電気代節約なら電気毛布一択でしょ

電気毛布のおかげで、なんとかエアコンを付けずに済んでいる。節電を考えているなら、ぜひ取り入れたい。

室内の電灯

家の電気をマメに消すのも、よく語られる節約方法だ。しかし1日家で仕事をしている身からすると、電灯でそこまで電気代がかかっている印象はない。

また、私はよくトイレの電気を消し忘れる。が、そのせいで電気代が高くなったという経験はない。省エネ的には問題だが、電気の消し忘れくらいじゃ家計にほとんどダメージはないのだ。

強いていうなら、普通の蛍光灯よりLEDの方が節電できるというくらいだろうか。LEDは寿命も長いから、長い目で見ると節約になるだろう。

PC、スマホなどの電子機器

PC・スマホ・携帯ゲームと、我が家は電子機器が多い。とくにPCとスマホは1日中使っているが、やはり電気代が跳ね上がるということはない。

ただ私が使っているのはノートPCで、デスクトップPCの電力のことは分からない。大型のデスクトップやモニターを使っている場合は、多少は電気代が高くなるかもしれない。

ゲーム機の電気代を気にする人もチョコチョコいるが、これまで紹介した家電に比べれば大した消費電力じゃないだろう。それこそ廃人並みにゲームをしない限り、電気代に影響はないはずだ。

快適さとの兼ね合いで

電気代はくいそうなものの、暮らしの快適さを優先して使っている家電がこちらだ↓

サーキュレーター

サーキュレーターは、扇風機代わりとして夏に活躍する。真夏のロフトは蒸し風呂地獄なので、サーキュレーターの風がないと寝られない。

我が家のサーキュレーターは消費電力が20Wで、1日8時間使うと4~5円かかる。夏場の1ヶ月毎日使った場合は、120~150円ほどかかる計算だ。大体電子レンジと同じくらいということか。

150円の電気代と熱中症のリスク、どちらを優先するかは言うまでもない。たかが100円あまりをケチったがために、病院送りになるなどゴメンだ。

布団乾燥機

私は布団を暖める目的で、布団乾燥機のスマートドライを使っている。1時間の乾燥モードで、電気代は17円ほどかかる。1ヶ月で510円だ。

500円オーバーとなるとちょっと無視できないが、暖かい布団で寝るのはこのうえない幸福感がある。1日寒い部屋で過ごしているとなおさらだ。

1ヶ月510円の電気代は、私の数少ない楽しみ代として割り切っている。その分はバイトで稼ぐことにしよう。

昔より省エネの性能が上がったとはいえ、家電が電力をくうことに変わりはない。電気代を節約したいなら、よけいな家電を使わないのが効果的だ。

少しでも電気代を安くしたいときは、家電の使い方を気を付けてみてほしい。

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Posted by yayoi