【ミニマリストのファッション】洋服10着でおしゃれなコーデを作るコツ

2018年3月21日

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30代のズボラミニマリスト女が実践する、10着のでおしゃれなコーディネートを作る方法を紹介する。やり方はジェニファー・L・スコットさんの「フランス人は10着しか服を持たない」を参考にした。

ズボラにとって、コーデを毎日考えるのは面倒だ。だが、最低限のファッションは楽しみたい。そこでたどり着いたのが、着る服を少なくすることだった。

おかげで毎朝20分以上ウダウダしていた人間が、一瞬で着る服を決められるようになった。服は多いより、少ない方が絶対に楽だ。

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私が選ぶ10着はこれだ

まずは、私が選んだ10着(トップス6着&ボトムス4着)を紹介する。アウターは含まれないのでご了承いただきたい↓

1.オレンジの七分袖

着古したトップスの代わりに、メインの1着を新しく買った。色鮮やかなトップスは1枚でも着やすい。

長袖だと手首のまわりが気になるので、短めの七分袖を選んだ。この長さだと、春から秋まで長く使えて便利である。

2.グレーのポケット付き七分袖

こちらは長くお世話になっている七分袖シャツだ。やはり、トップス1枚でコーデを作りやすい。

服を少なくするなら、1枚で着られることを意識するのもおすすめだ。

3.ボーダーTシャツ

夏用のボーダーTシャツだ。定番の柄は安心して着回せる。

柄ものが便利なのは、着るだけでおしゃれに見えることだ。シンプルさとカバー力では無地の方がうえだが、パット見の華やかさは柄が勝つ。

4.カーキTシャツ

こちらも年季の入ったカーキTシャツ。もう10年近くお世話になっているだろうか。

カーキはミリタリーの印象があるが、女性でも使える色だ。ちょっと暑い5月の日などに着ると、初夏の先取り感も出せる。

5.グレーのポロシャツ

夏のトップスはもう1枚、ポロシャツを増やした。ただのTシャツよりも、さわやさかがあるだろうか。

1枚で着るという点からみると、ポロシャツはまさに完成されたトップスだ。ボトムスが同じジーンズでも、Tシャツよりポロシャツの方が「ちゃんとしてる」感が出る。

6.シンプルな白シャツ

カジュアルな服ばかりだと、大事な用のときに困る。その対策として、フォーマル向けの白シャツも持っている。生地は綿100%だ。

そのままシャツとして着るのはもちろん、秋口にはアウターとしも使える。前のボーダーTシャツと合わせると、よりさわやかだ。

7.ブルーのストレートデニム

動きやすさを突き詰めた結果、ボトムスはデニムに落ち着いている。このジーンズはキツすぎずユルすぎず、いいぐあいだ。

もう5年以上着ているので、膝は薄いし裾も擦り切れかけている。だが年季が入ったジーンズは、ビンテージっぽい味が出ていい(と言い聞かせている)。

8.黒のスキニーデニム

同じくデニムのジーンズだが、ストレートよりシルエットがスマートだ。ちょっと遠くまでお出かけするときは、こちらを履くことが多い。

ストレートはラフな印象だが、スキニーはもう少しマジメなイメージがある。女性ならば、やはりスキニーの方が履きやすいかと思う。

9.グレーのハーフパンツ

デニムの弱点は、真夏だと暑苦しいことだ。そこで夏は、涼しいハーフパンツを履いている。

こちらはTシャツに合わせやすく、近所の買い出しからお出かけまで着回せる。ほどよいユルさが快適だ。

10.ストレートパンツ

こちらは、前の白シャツと合わせるフォーマル用のパンツだ。

大事な用のときは、白シャツ+黒パンツを着ると決めている。ほぼ制服化しているので、迷いようがない。

10着の着回し服はこう決めよう

どうやって、10着の服を残していったのか?私が選んだ基準はこちら↓

・自分に似合う服

・1枚で着れる服

・普段良く着る服

・お出かけで着るお気に入りの服

・どんな季節でも対応しやすい服

以下、詳しく説明する↓

似合う、それが全て

服は、自分に似合うことが大事だと思っている。どんなにいい服でも、似合わなきゃおしゃれじゃないのだ。

20代の私は着たい服を着る人間だったが、30過ぎから「似合う」を意識しだした。そこで分かったのは、

・肌色との相性

・骨格との相性

の2つのポイントだった。この2つに気をつければ、誰でも似合う服が選べるのだ。

肌色との相性の話はこちらから⇒試してびっくり。自分のパーソナルカラー診断が簡単・確実にできる超おすすめの方法。

骨格の話はこちら⇒自分に似合うファッションの結果に驚き。東京で安くお得に骨格診断した体験談。

結果、私は「肌色オータム」&「ストレート骨格」だった。選んだ10着は、「似合う」を意識して残したものだ。

人がおしゃれに着ていても、自分がおしゃれに着こなせるとは限らないのが難しい。自分を知ることが、おしゃれへの近道だ。

1枚で着れる服

ストレートの骨格は、シンプルなコーデと相性がいい。なので私は、1枚で着れる服を多めに選んだ。

トップスとボトムスの2枚でいいから、よけいな組み合わせを考えずに済む。コーデに頭を使いたくない私にピッタリだった。

1枚で着れる服は着回し力が低いが、似合うなら別にいいじゃんと思っている。コーデの幅が少ないか多いかは、おしゃれと関係ない。

普段よく着る服

もし50着の服があったら、よく着るのはそのうちの5~6着だ。「そういやこれ、また着てるな」という服を抜き出そう。

よく選ぶ服には、

・なんとなくしっくりくる

・着てて安心する

という理由があると私は思う。よく着る服はストレスが少ないのだ。

いくらおしゃれでも、落ち着かない服は長く着られない。10着を選ぶときは、直感も大事にしたい。

お気に入りの服

たまにしか着なくても、着ると心が弾む服もある。たまのお出かけで着る、取っておきの服だ。

せっかくのお気に入り服を、数えるほどしか着ないのはもったいない。クローゼットに眠っているお気に入りがあったら、ぜひ10着に選んであげてほしい。

どんな季節でも対応しやすい服

それでも選び切れないなら、年中着られる服を抜き出すといい。私は、冬・春・秋の3シーズン着回せる服と、夏用の服を選んだ。

季節ごとに着る服を変えるのも、ズボラには面倒だった。理想は、衣替えをしなくていいクローゼットだ。

10着の服でコーデするときのQ&A

それでも、「やっぱり10着コーデは難しそう」と思った人もいるだろう。そんなときの、10着コーデのお悩み解決法も紹介する。

悩み1.服が多すぎて10着選べない……

たいていの人は、いきなり10着選べと言われても混乱すると思う。理由は、手持ちの服が多すぎることだ。

多くの人は服を持ちすぎている。10着コーデの前に、断捨離をおすすめしたい。

私が服を減らした方法はこちらで紹介中⇒女ミニマリストのクローゼットの中身を公開。服を20着まで断捨離した道のり。

服が減ると、自分が着たい服が分かってくる。その気付きは、10着を選ぶときも役立つはずだ。

悩み2.コーディネートはどう作れば?

コーデを作るときは、単純に総組み合わせが楽だ。10着の服しかないから、すぐ組み合わせられるだろう。難しく考えず、トップス&ボトムスの2枚だけ組み合わせていく。

そのなかから、「これはいい」と思うコーデだけ抜き出す。平日に毎日違うコーデをすると考えて、さいてい5パターン考えておくといい。

月曜日→パターン1

火曜日→パターン2

……

金曜日→パターン5

のように、曜日で着る服を決めると楽だ。

5パターンくらいなら、メモせずとも覚えておけるのも楽。忘れそうなときは、スマホカメラが便利だ。

コーディネートを作るときの詳しいコツはこちらでも紹介中⇒自分の定番の服装を見つけるステップ。女ミニマリストが着回しコーデを決めた方法。

悩み3.コーデがマンネリで飽きる

私は少ないコーデでも大丈夫な人間だが、同じ服ばかりだと飽きてしまう人もいるだろう。そんなときは、手軽にアレンジできるアイテムがあるといい。

私がよく使うアイテムはこちら↓

・アウター

・巻き物

・帽子

・バッグ

私は上着が大好きで、季節ごとに1~2着持っている。下が同じコーデでも、上着が変われば着こなしも変わって見えるのだ。

今持っている上着はこちらで紹介中⇒女ミニマリストが持ってる洋服20着を一挙公開。カレジョの普段着はこれだ。

巻き物やバッグも、コーデのアレンジに役立つ。差し色として使うと、おしゃれ上級者っぽくなるのでおすすめだ。派手な色や柄の服は難しくても、小物ならばアグレッシブにいける。

帽子はコーデのアレンジとともに、髪を隠せるという大きなメリットがある。くせ毛が気になるときも、帽子1つで解決だ。

悩み4.人からズボラに見られるかも……

同じ服ばかり着る=ズボラと思われるかもしれない。だが同じコーデは、見方を変えれば定番ということだ。好きな服を好きなだけ着て何が悪いのか。

真のおしゃれ人は、全く同じ服を毎日着続けるという。ファッションを突きつめた結果、自分に一番似合うたった1つのコーデを見つけたんだろう。

なにか言われても着続ければ、周りも慣れる。人の声は、ひとまず気にしなくていい。

私の定番コーデはこちら⇒ミニマリスト女性の服選びは、普段着と特別なコーディネートの「2つの制服化」がコツ。

悩み5.10着コーデを続ける自信がない

「フランス人は10着しか服を持たない」のジェニファー・L・スコットさんは、最初「1ヶ月だけ10着チャレンジ」を始めたといっている。服を全部捨てずにあるていど取っておき、仮の10着を選ぶのだ。

仮の10着でチャレンジすると、「もっと多い方がいい」「もっと少なくてもいい」と分かる。いきなり10着まで減らすより、確実に失敗は減るだろう。

かくいう私は、かつて服を捨てすぎて後悔した。バイトの面接に着ていく服がなくなったのだ。

その時の話はこちら⇒バイト面接に服装は関係あるか?カレジョが実際に服を買ってみた結果。

そこでフォーマルな服もあった方がいいと知り、シャツとパンツを買い足した。お試し10着チャレンジをやっていれば、こんなことにはならなかったろう。

ちょうど良い服の量は、じっさい着ないと分からない。服を減らせないと悩む前に、まず実践だ。

悩み6.服を洗う手間が増えそう……

服が少なくて一番不安になるのが、洗濯の問題だ。確かに、毎日洗濯となると面倒くさい。

しかし、服は毎日キッチリ洗う必要があるだろうか。真夏の時期やよほどの汗っかきでない限り、1日ごとに洗わずとも何とかなる。

私がやっている、強引なドリブル的方法はこちら⇒洋服を洗濯する手間を減らすため、ズボラな私がやっているエコすぎる方法

デリケートな素材は洗濯しすぎると、かえってダメになる。服によりけりだが、洗濯のし過ぎも考えものだ。

悩み7.服が汚れたら困る

10着だけで着回すときは、服を汚さないことも大事だ。ジェニファー・L・スコットさんも、「家事をやる場合はエプロンを付けて」といっている。

我が家にはエプロンなど気の利いたものはないので、部屋用の上着をエプロン代わりに着ている。服を汚さないようカバー出来ればいいから、まず家にあるものを羽織るのがおすすめだ。

夏で上着が暑苦しいときは、むしろTシャツを脱いでブラトップ一枚で過ごす。料理のときはプラトップのみでやれば、汚れ&暑さ対策がいっぺんにできていい。

(一人暮らしだから、家では好きなカッコウができるというのもあるが)

悩み8.服がすぐに傷みそう

10着しか着ないので、1着へのダメージは大きくなる。たくさんの服を着まわすより、寿命が短いのは確かだ。

とくに洗濯機を使って洗うと、服が傷みやすい。大事な服ほど、手洗いをおすすめだ。

我が家には洗濯機がなく、私も毎日手洗いだ。ギリギリまで手間を減らすことで、2年以上続けられている。

ズボラ流の手洗い洗濯はこちら⇒ズボラでもできた手洗い洗濯のやり方。洗濯機なしで脱水するコツはあるか?

伸びやすいニットも、手洗いなら安心だ。さらにハンガーでなく平干しすれば、より寿命が伸びるだろう。

そもそも、寿命が短い服を買わないという手もある。安い服は、どうしても寿命が短いものだ。

たくさんの服を着るなら、安い服はありかもしれない。だが10着を厳選するなら、お高めの丈夫な服を選ぶ方がいい。新しく服を買うときは、値段最優先では選ばないことだ。

10着コーディネートは、ズボラにとって理想的な方法だ。毎日着る服に迷わないのはもちろん、お気に入りの服をどんどん着回せるのがいい。

普段の着回しやコーディネートを考えることに疲れ果てたときは、ぜひ10着コーディネートを試してほしい。長年のおしゃれの悩みも、簡単に消える。

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Posted by yayoi