投資したいがお金がない人向け、今すぐ月1万円の資金を稼ぐ超具体的な方法。【30代独身女の投資術】
「貯蓄から投資」のかけ声により、投資にお金を使う人が増えてきた。が、そもそも投資するお金がない人間はどうすればいいんだろうか。
しかし投資は、大金がなくてもできる。まずは月1万円から、コツコツ始めるのがおすすめだ。そこで、投資の資金1万円をすぐにつくれる方法を紹介したい↓
支出を減らす、まずはそこからだ
月1万円くらいなら、収入を増やすより支出を減らす方がはやくて簡単だ。ちょっとの心がけで月1万円は節約できる。
だが、節約ならなんでもいいというワケじゃない。特におすすめの削りどころを、以下から紹介したい。
格安SIMで月+5,000円
携帯料金を見直すだけで、月5,000円は節約できる。格安SIMなら、月2,500円前後で快適に使える。動画や音楽を使わないなら、月1,500円でも十分だろう。
私は今、楽天モバイルを使っている。詳しくはこちら⇒年間80,000円もお得。携帯料金を安くするなら格安SIMが一番。
今は10Gプランを契約して、月3,000円ほどだ。PCのネットもスマホのテザリングでやっているので、通信費はこれだけで済んでいる。かつてソフトバンクだったときは月8,000円ほどだったから、5,000円は節約できた計算だ。
格安SIMサービスが始まってもうすぐ5年になるが、未だに大手キャリアの携帯を使っている人が大多数だ。携帯を変えるだけで5,000円が節約できるというのに、実にもったいない話である。
格安SIMについての疑問などはこちらで解消⇒格安SIMって大丈夫?乗り換えるときの疑問や不安を徹底解消。
自炊を増やして月+3,000円
一人暮らしだと、食費の平均は38,000~30,000円ほどだという。自炊を少し増やせば1日100円、合計にして月3,000円はすぐ節約できるだろう。
料理が苦手でもできる、簡単な自炊メニューはこちら⇒【1食130円】一人暮らしの超簡単な節約自炊レシピ、枯れ飯の作り方
毎日自炊せずとも、土日だけ自分で作るだけでもいい。さらにお昼ごはんの外食や夜ご飯など、減らせそうなところを徐々に削っていく。
食費の節約に効く、安い食材はこちら⇒食費の節約ならこれを買え。月6,000円を達成した一人暮らし女の買い物リスト
だがいきなり、月10,000円などと張り切ってしまうと失敗するだろう。まずは確実に、25,000円の食費を目指すのがおすすめだ。
お菓子代減らして月+3,000円
食費のなかには、よけいなお菓子代も含まれているんじゃなかろうか。こちらも1日100円、月3,000円の節約を目指したい。
お菓子も1~2個買えば、それだけで500円はかかる。会社帰りや休み時間、コンビニにいくのを止めれば、月3,000円はすぐクリアできるはずだ。
買い物をパパッと終わらせても、よけいな買い物を防げる。詳しくはこちら⇒超面倒くさい一人暮らしの買い物を、5分で終わらせる8つのコツ
服代減らして月+3,000円
プチプラ服なども、積もり積もればお金がかかる。安い服をチョコチョコ買うのを止めるのも、いいい節約になるだろう。1,000円の服3着を止めて、月3,000円が目安か。
セールの時期は、衝動買いなどに気を付けたい。詳しくはこちら⇒服の衝動買いで失敗しない8つの方法。いつも「こんなはずじゃ」と後悔する人へ。
私は安い服をたくさん買うより、高い服1着の方がトータルで節約になると思っている。服は本当に着たいものだけを厳選して買うのが、節約のコツじゃなかろうか。
飲み会減らして月+5,000円
社会人は、仕事の付き合いなど何だかんだで飲み会が多い。私も会社員時代、月に1回は飲み会があったような気がする。多い人なら、2~3回はあるだろう。
好きなら仕方がないが、気が進まない飲み会は断ってもいいと思う。月1回飲み会を減らせば、5,000円は浮かせる。
飲み会の断り方などはこちら⇒会社の飲み会に行きたくないときの、無理のない上手な7つの断り方と理由。
家計簿、これ大事
ただ節約といっても、具体的にどれだけ減ったか分からないと効果もひくい。簡単でもいいから、どれだけ使っているかは記録しておきたい。
ズボラの私は、ネットの自動家計簿を使っている。詳しくはこちら⇒ズボラでも1年半続いた家計簿アプリ。マネーフォワードの便利な使い方5つ。
お金がないという人は、家計簿を付けていないことが多い。節約の前に、お金に不安がある人ほど家計簿を始めてほしい。
収入の一部を投資に回そう
もし今の時点で毎月貯金をしているなら、そのうちの半分を投資に回すといい。月2万円の貯金をしているなら、貯金1万:投資1万となる。
貯金を減らしていいのかという声もありそうだが、むしろそんなに溜め込んでもしょうがない。半年分くらいの生活費と数年後に使う予定の資金さえ取っておけば、後は投資に回した方がいい。
政府が打ち出している「貯蓄から投資へ」という言葉を見ると、貯金を崩して投資しようという意味にも取れる。確かに貯金があるなら、その一部を投資に回すのはいい作戦だ。
一方、貯金がなければ投資できないのかという意見もありそうだ。しかしそれは、全くの誤解である。
貯蓄から投資への真の意味は、収入を貯金するのでなく投資に回そうということだ。
・収入→貯金→投資
から、
・収入→投資
と、ダイレクトに投資する流れへ変えるのだ。
これから貯金を始めようという人も、やはり半分は投資するといい。投資ならお金が増えるチャンスもあって、積み立てる楽しみが広がる。
保険の見直しを考えてみる
独身の場合、生命保険などは必要性が低い。このあたりを見直せば、保険料の節約ができる。
一人暮らしで入った方がいい保険というと、
・病気、ケガしたときの保険
・自宅に関する保険
(・車を持っていれば自動車保険)
などだろうか。掛け捨てのものを、最低限入っておくのがいい。
(追記)
20代・30代のうちに病気にかかってしまうと、新しい医療保険などには簡単に入れなくなるというご意見を頂いた。手厚すぎる保険は家計を圧迫するが、保険ゼロというのもそれはそれで危険なのだと知った。
私も、大昔に親が加入してくれた都民共済に入っている。今はもう都民じゃないので、その辺りの手続きをしないといけない。
副業は月2日のバイトで十分
それでも投資の資金を作るを出すのが難しいならば、収入を増やすしかない。が、月1万円くらいなら、2日間のバイトで十分稼げる。1日8,000円の日雇いバイトなら、2日で16,000円だ。
私も最近、家計の足しになればとバイトを始めた。今は月7~8日ほど働いているが、これで家賃をまかなえるようになった。
月2日のバイトなら、土曜日に隔週で働けばなんとかなるだろう。もしくは、祝日限定でバイトするのもいい。
投資は、たくさんのお金があるからやるものではない。日々の収入のなかから、少しずつ資金を作って積み立てるのが理想だ。
月1万円でも、毎月積み立てる効果は絶大だ。できる範囲から、地道に始めたい。