一人暮らしの引っ越し準備で、手続きのために市役所などでやることリスト。
今回は、引越し後に必要な手続きの話です。バタバタしていた引越しも、後は市役所での手続きだけとなりました。
転入届けを出す
まずは、引越し先の役所へ「転入届け」を出します。これは、引越しから14日以内に届け出る必要があります。手続きには、「転出証明書」が必要です。
もし住基カードを使って転出の手続きをした場合は、住基カードが転出証明書の代わりになります。住基カードの暗証番号が必要なので、忘れないように注意です。
おすすめは月曜・金曜以外の平日
もし行く日にちを選べるなら、役所へ行くのは月曜以外がおすすめ。月曜日だと、週末に手続きをしそびれた人たちが大勢やって来ます。
私も金曜に引越しして、手続きしたのが月曜日。午前中にも関わらず、役所には大勢の人が集まっていました。結局私が窓口に案内されたのは、役所へ着いてから1時間後のことでした。
そこからようやく手続きが始まって、市役所を出たのはさらに40分後のこと。時間は、すでにお昼を回っていました。
週末の金曜なども、ギリギリで押しかける人が大勢いると思われます。なるべく時間をかけずに手続きしたいときは、月曜か金曜以外をおすすめします。
国民健康保険に加入
転出届けを出すとき、「健康保険に入りますか?」と聞かれると思います。国民健康保険か、社会保険があります。
基本は会社員などの場合が社会保険、それ以外なら国民健康保険です。私の場合は(一応)自営業なので、国民健康保険になります。
手続きを済ませると、保険証がもらえます。ついでに、保険料の口座振替の案内なども渡されました。振込手続きが面倒という場合は、口座振替もありかもしれません。
前の保険証は返す
前の住所のときに使っていた保険証は、前の自治体(もしくは会社)に返します。直接返しに行くのでも、郵送でも大丈夫です。
私の場合は、引越し前の役所で封筒を渡されました。そんなときは、普通に封筒に入れて返せば問題ないと思います。
住基カードの住所変更
住基カードがある場合は、住所を変更する必要があります。住基カードを使って転出届けを出しているのであれば、転入届けの手続きと一緒にやってくれます。
マイナンバーカード・通知書の記載変更
マイナンバーカードや、マイナンバー通知書も忘れてはいけません。マイナンバーカードや通知書の住所を、新しい住所に上書きする必要があるからです。
この手続きも、引越し後14日以内にやらねばいけません。転入届けを出すついでに、一緒に済ませてください。
運転免許証の住所変更
運転免許証を持っている場合、これも住所変更が必要です。管轄の運転免許センターや警察署などで、手続きができます。
特に、免許証を本人確認書類として使っているなら住所変更の手続きは必要です。なるべく早めに手続きしてしまいましょう。
銀行などの住所変更手続き
銀行やその他サービスなど、利用しているものがあれば住所変更の手続きを済ませます。
引越し前に、郵便局で「転送届け」をしておくと慌てずに済みます⇒単身の引越し手続きをした話。一人暮らしに必要な準備とは~手配・後始末編~
転送届けを出せば、引越し後180日間は引越し先の住所へ荷物を転送してくれます。ネットで注文しているものなどがあれば、引越し前に転送届けを出しておくと安心です。
とりあえず、引越し後に必要な手続きが一通り終わって一息つけました。まだ必要なものの買い出しやら何やら細かいことはありますが、大きなことを済ませておくと安心できます。
引越し後も荷解きなどでバタバタすると思いますが、役所への届け出だけでも早めに済ませておくと、気持ちに余裕が生まれます。