質の良い睡眠で寝不足解消。ぐっすり寝るための寝室の条件とは?
質の良い睡眠を取るには、寝室を寝やすい場所にすることも大切です。今回は、ぐっすり寝るための寝室の条件を考えます。
寝不足が続くと、仕事や家事のスピードが落ちるだけでなく心までネガティブになります。毎日を元気に過ごすには、寝不足解消も大切です。
静かに寝られる部屋はありますか?
自分の家に、静かに寝られる部屋はあるでしょうか?自分の部屋や、専用の寝室があった方がぐっすり眠れます。
一人暮らしの方は大丈夫だと思いますが、誰かと一緒に住んでいるのなら「寝る場所」の確保は大切です。
近所が騒音でうるさいなど問題があれば、引越しを考えるのもありです。貯金があれば、UR賃貸ならすぐに部屋が決まります⇒1日でできる部屋探し。UR賃貸住宅で、物件を借りるまでの流れ
明るすぎる光を入れない
窓の外から街灯の明かりやネオンの光が差し込むと、明るくて眠りが浅くなります。光をさえぎる遮光性の高いカーテンを使うか、アイマスクなどで光をさえぎるのがおすすめです。
家の中に窓がない部屋があるのなら、そこを寝室にするのも良い手です。豆電球を付けて寝る人もいると思いますが、実感としては暗い方が良く眠れます。
朝日などの自然光は?
朝日が入る部屋と入らない部屋の両方で寝てみましたが、あまり違いはありませんでした。大事なのは「寝るとき」に光が入らないことのようです。
寝室は光が入らなくても良いですが、朝日は浴びた方が夜眠りやすくなります⇒朝日で眠りの質を上げ、睡眠不足解消。朝までぐっすり寝るための秘訣とは?
騒音を入れない
光も厄介ですが、音の問題も厄介です。私も1日じゅう換気扇を回しているので、寝るときに音が気になります。寝るときのノイズは、耳栓を使ってシャットアウトしています。
私が使っている耳栓は、モルデックス社の「GOIN’GREEN(ゴーイングリーン)」です。
性能がとても高く、柔らかい素材で耳にフィットしやすいです。ネットだと色々な種類を試せるセットもあるので、自分に合う耳栓を探しすのもおすすめです。
ふとん(ベッド)の周りにものを置かない
光と音だけでなく、余計なものをふとんの周りに置かない対策も必要です。寝る部屋では、「寝る」という作業だけに集中する環境を整えねばなりません。
色々置いてあると、気になって眠れなくなるのが人間の性。ふとんに入った後、何時間も夜更かしする人は特に注意です。
スマホ
寝るとき、枕元にスマホを置く人がほとんどだと思います。が、メールチェックやスマホゲーム、SNSをやりだすと止まらなくなることも多いのではないでしょうか?
「スマホのブルーライト問題」というのもありますが、スマホは単純に誘惑が多いツールです。「寝る前に5分だけ」のつもりが、30分、1時間と延び延びになることもよく起こります。
私の場合、夜だけでなく朝の時間も奪われていました⇒人気スマホゲームの罠にハマり、節約とは真逆の浪費家生活を経験した私の黒歴史
場所は「一日中スマホにかじりつき」の部分です。本当に朝から晩までスマホ漬けでした。
こうならないためには、寝室以外の部屋にスマホを置くのが理想です。それがダメでも、ふとんに入る前にスマホの電源を切ることなら簡単にできると思います。
テレビ
もし寝室にテレビがあるのなら、断捨離か別の部屋に移すことをおすすめします。ワンルームの場合、「お風呂上がりの後はテレビを付けないルール」を作って夜にテレビを付けないようにします。
テレビもスマホと同じく、夜更かしへの誘惑がとても多いです。私の場合「TVをつける→スマホをいじる」のダブルコンボで、0時の前には寝ないことが当たり前でした。
深夜アニメを見るために、夜中の2時近くまで起きていたことも……⇒ミニマリスト生活を始める前と後の、私の暮らしの変わりようを比較します場所は「ミニマリスト以前」の「深夜過ぎまでスマホ&テレビ三昧」です。
テレビとスマホは、なるべく寝る場所から離れた場所に置くことが大切です。
スタンドライト
スタンドライトも、夜更かししやすくなるので使わない方が良いです。私も実家暮らしの頃は、スタンドライトを付けて本を読んだりゲームをするのが大好きでした。夜更かしが過ぎて、夜が明けたこともあります。
けれど、スタンドライトを使わなくなるとそんな夜更かしも止まりました。必然、ふとんの中でやることがなくなるのです。
枕元の明かりは便利ですが、それがかえって夜更かししやすい環境を作っているのだと思います。ぐっすり眠る部屋を目指すのなら、明かりを付けるのは不便にした方が良いです。
ベッド脇には、なるべくスタンドライトを置かない。照明のスイッチと寝る場所は、できるだけ離すことをおすすめします。
荷物はできる限り収納へ
これは私だけかもしれませんが、片付いた部屋の方が落ち着いて寝られます。
ちなみに、今の寝室はこんな感じです↓
「理由は分からないけど落ち着かない」という場合、寝室にものが多すぎるのかもしれません。いらない雑誌や出してないゴミ、着ていない服などがあれば断捨離をおすすめします。
寝不足が解消しないのは、寝室が「寝にくい場所」になっている可能性が高いです。寝るために不要なものは遠ざける、睡眠に集中できる部屋づくりが大切です。