こんなことが増えたら要注意。生活の変化から分かるストレスチェック診断とは
今回は、生活のちょっとした変化から分かるストレスチェック診断の話です。日々の生活は、心を映す鏡ともいえます。毎日の暮らしぶりを振り返れば、自分がどれだけストレスを溜めているか分かるのです。
ストレスをそのまま放っておくと、うつ病などの深刻な症状に繋がるかもしれません。普段から定期的にストレスチェックしておけば、問題の芽を事前に摘み取れるのではないでしょうか。
1.散財
仕事帰りなどに、駅前のデバートやコンビニなどに立ち寄る回数が増えてはいないでしょうか?お金を使いたくなるのは、ストレスが溜まっているサインかもしれません。
けれども買い物後、無駄遣いに罪悪感を覚えたりはしませんか?⇒趣味がショッピングでも無駄遣いをなくせる方法5つ。節約も断捨離も、買い物を止めれば簡単に成功します
イライラしたときや嫌なことがあったときは、お金を使うと気分がすっきりするのは確かです。けれども大抵の場合、後で後悔することになるのです。
私の散財の歴史
私も会社員時代は、帰りにゲームセンターへ寄ってクレーンゲームで遊ぶのが大好きでした。
けれども今考えると、商品自体が特別欲しかったワケではないように思います。ゲーム台の前であれやこれやとシミュレートし、その作戦が見事にハマったときがとても快感だったのです。
ゲームセンターで1回に使う金額は、大体1,000円~2,000円前後。週に1~2回は通っていたので、それだけで4,000円~8,000円も散財していたことになります。
もしくはスマホゲームで、ガチャに大金を使うなど⇒人気スマホゲームの罠にハマり、節約とは真逆の浪費家生活を経験した私の黒歴史
1回の課金で10,000円をつぎ込むなど、クレーンゲームにハマったときより重症化していました。けれども今思うと、本当に不毛なお金の使い方をしたと思います。
そんなスマホに使うお金があるのなら、なぜ年金の支払いに回さなかったのかと悔やんでも悔やみきれません。
2.暴飲暴食
無駄遣いと並ぶストレス解消法に、暴飲暴食が挙げられます。お酒を飲んだりお菓子を大量に食べたりして、日頃のうっぷんを晴らしてはいませんか?
これが1ヶ月や2ヶ月に1~2回程度なら、まだ良いと思います。しかし毎日のように間食したり週末ごとに居酒屋に通うようだと、ストレスが常に溜まっている状態なのかもしれません。
そんなときは食べ物に走るよりも、ゆっくりお風呂に使ったり早めに寝るなどした方がリフレッシュできます⇒ストレス発散できる、8つのミニマルな方法。少しのゆとりで心はずっと楽になる
散財と同様、暴飲暴食も後で罪悪感を覚えやすいことの1つです。おやつなどをつい食べ過ぎる場合は、家にあるお菓子類を断捨離するのも有効です。
3.不眠
何か悩み事があると、人は眠れなくなります。布団に入ってもあれやこれやと考えて、寝るどころではなくなるのです。不眠はうつ病の症状の1つにも挙げられるくらいのものなので、無視はできません。
私の場合、大学受験のときに不眠になったことがあります。勉強が全く手に付かず、浪人したらどうしようと3時間も4時間も布団の中で悩んでいたこともありました。けれども不眠は、受験が終わると自然に治りました。
何か悩みがあるときは、放っておかず早めに対処することをおすすめします。仕事やことなど、原因が分かれば打つ手も考えられます。一人で抱え込まず、周りに相談することが大事です。
4.部屋が散らかってきた
心に余裕がなくなってくると、家の中のことも疎かになります。その最もたるが、部屋の片付けです。疲れが溜まってくると、段々と家の中の荷物が散らかってはこないでしょうか?
元々ものが多すぎるのであれば、断捨離がおすすめです。ものを捨てるストレス解消効果と部屋が片付くリフレッシュ効果で、ストレスにダブルで効くのです。
古い服を断捨離するだけでも、クローゼットがスッキリして心が軽くなります⇒クローゼットの洋服を断捨離すると、毎日が充実する理由
時間がなくても、5分でも集中すれば効果があります⇒洋服の断捨離はじめの一歩。1日5分、5秒で出来るシンプルな片付け方法
「部屋が散らかってきたな」と思ったら、掃除してものを片付ける。部屋がきれいだと、心に余裕も生まれやすくなります。
5.口喧嘩が増えた
普段は気にならなくても、イライラしているときはカチンときてしまうことがあります。つい言い返すことが多いときも、ストレスが溜まっていると考えた方が良いです。
PMS(生理直前)のときに口喧嘩が増えるなら、生理を軽くするヨガがおすすめです⇒PMSと生理痛対策で私が実践している、月経血コントロールヨガの体験談
周りに当たってしまうときは、大体自分の中でモヤモヤしていることがあるときです。喧嘩が増えたら、自分の中で解決していない問題はないか考えてみてください。
6.後ろ向きな言葉が増えた
疲れが溜まってくると、気分まで滅入ってはこないでしょうか。そんなときは何を見てもポジティブになれず、後ろ向きな言葉が増えます。「どうせ」「無理」など、ついネガティブワードを口にしていませんか?
気分が沈んだときは、お風呂に入って頭を空っぽにするのがおすすめです。何も考えず湯船に浸かっていると、悩みを忘れて無心になれるのです。
入浴中に好きな音楽をかけると、さらに効果的です⇒お風呂タイムに音楽でリラックス。おすすめ防水スピーカとは?
知り合いの臨床心理士さんには、「心の垢が洗い流されるイメージ」で浸かると良いと教えてもらったことがあります。疲れが溜まったときは、ぜひお試し下さい。
7.ネットで同じような境遇の人を探してしまう
何か嫌なことがあると、「誰か同じような経験をした人はいないか」と情報を探したくなります。しかしネガティブな情報に長く触れていると、こちらの気分まで重くなってくるので見過ぎは禁物です。
こんなときも、1人で抱え込むよりも外に出した方がスッキリするかもしれません。
ストレスは溜めすぎると、やがてどこかで爆発してしまいます。そうならないためにも、日頃からストレス管理は意識した方が安全です。
もしこれらの中に当てはまることがあれば、心と身体を休めなさいというサインかもしれません。そのまま放ったらかしにせず、早めの対処をおすすめします。