【大人の好き嫌いの治し方】大の偏食家な私がやった対策

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大人になっても好き嫌いが多い。そんな偏食治し方について考えたい。

私も昔は好き嫌いや食わず嫌いが多く、給食で居残りをさせられた日々が未だにトラウマだ。今でも食べられないものは食べられない。

だが昔より食べられるものは増えたし、店などで出されるメニューも大体は平気だ。長年の偏食も、治る道はある。

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偏食って治るの?

1回食べてみる

私は見た目などで食べられない「食わず嫌い」が実に多かった。だがそういう場合、1回食べて美味しいと分かりさえすれば食べられるものだ。

とはいえ、食べてみて「おえっ!」となった食べ物も少なからずある。そういうものは無論、二度と口にしない。私はたくあんやキムチなど漬け物系が苦手だ。

食べずに判断する場合は臭いを嗅いでみるのがおすすめ。臭いがダメだと食べられない確率が高い。食べられるかどうかは、味そのものより風味の方が大事なようだ。

大人になると食べられるものも

野菜や魚なども、子供の頃は苦手だった。大体は苦味が原因だったが、そういうものは成長とともに平気になってきた。多少は味覚が発達したんだろうか。

さらに歳を経るごとに、食べ物の好みが変わってくることも多い。昔はこってりした味付けが好きだったのが、30~40歳くらいになると油っこく感じてしまうこともある。

もし子供の頃食べたっきりの食品があれば、ぜひ試してみてほしい。今ならその美味しさが分かるかもしれない。

粗食を1ヶ月くらい続ける

ここ数年の間で食に求めるレベルが急激に下がり、前にも増して何でも食べられるようになった。きっかけは一人暮らしで始めた粗食だ。

私が毎日食べている粗食はこちら⇒【1食130円】一人暮らしの超簡単な節約自炊レシピ、枯れ飯の作り方

朝食はこちら⇒不味くて続かないときにおすすめの、オートミールの簡単で美味しい食べ方。

毎日の食事が質素だと、たまに食べる「普通の食事」がごちそうになる。久々に実家へ帰って食べた料理が、実家ぐらしの頃より美味しく感じたのは衝撃だった。

おそらく質素なレベルを1~2ヶ月ほど続ければ、あなたの食レベルも下がってくるはずだ。「最近濃い味付けに飽きてきた……」というときなどに試してみてほしい。

自分の手料理を食べる

他人が作ったものは食べられずとも、自分が作るとなぜか食べられる。大の偏食家は、一度自分で料理を作ってみるといいんじゃなかろうか。

家族が作る料理などは、自分が食べたいかどうかに関わらず出てくることもある。しかし自分で作る場合、自分が食べたいから作るのだ。文句の言いようも無いから黙って食べられるんだろう。

また自分で料理するようになると、他人に求める料理レベルも下がるように思う。自分で作るのは面倒くさいと分かっているから、人の料理にあまり文句が出なくなるのだ。

逆に、自分が食べない料理を他人に出すのはどうか?その場合、少なくとも味見の1つはしてほしいものだ。自分も食べられないような料理を作っておいて、人が食べないと文句を言うのも理不尽である。

生で食べない

大抵の食品は、生のままでは食べづらい。野菜などはとくに、芯まで火を通した方が素材の旨味が出るように思う。野菜嫌いの人でも、じっくり煮込んだ野菜スープなら食べやすいものだ。

できれば焼き料理より、煮込み料理や蒸し料理がいい。焼きすぎて焦げた料理は逆効果だ。

添加物を断つ

添加物や化学調味料ばかりの食事に慣れると、依存症のような状態になる。コーラや味の素などはクセになりやすいのだ。濃い味付けも偏食の原因なんじゃなかろうか。

添加物・調味料断ちにはこんな対策がおすすめ↓

・コンビニ、スーパーの弁当を止める

・家での食事は薄味で

・飲み物はお茶か水にする

できる範囲で減らすだけでも、だんだん微妙な味が分かってくる。そうなると逆に調味料の味付けが不自然に感じられるので、自然と食べたくなくなる。

ちなみにタバコを吸っていると味覚が鈍り、味付けが濃くなりがちだ。もし家族に喫煙者がいた場合、濃い味付けに慣らされている可能性もある。

そもそも治す必要ある?

ここまでは治す対策を話してきたが、果たして偏食は「悪」なのか?どうしても治せないものはそのままでもいいんじゃなかろうか。自分の身体が拒否するものを無理に食べる必要もない。

多少食べられないものがあっても、今の世の中ならまず死ぬことはない。嫌いなものに代わる食品の1つや2つはあるはずだ。

たとえ似たようなものしか食べられずとも、栄養バランスさえ気をつけていれば何とかなったりもする。私も一年以上毎日同じようなメニューだが、今もこうして元気にブログを更新している。

同じものを食べ続けた話はこちら⇒毎日同じものばかり食べるとどうなるの?1年間ほぼ献立が同じカレジョの実体験

最低限食べれた方がいいもの

とはいえ、何にも食べられませんというのも困る。最低限、スーパーで売っている肉・野菜・魚くらいは食べられるようにしたい。各ジャンルごとに2~3種類食べられればまず大丈夫だろう。主食の米も抜かせない。

逆にそういった食料品が食べられない人は、一体今まで何を食べて生きてきたんだろうか。ファストフードやカロリーメイトなどの加工品か。

言わずもがなだが、そんな食生活を続けていればやがて身体を壊す。今は平気でも、10年・20年経てば必ずそのツケを支払わされるのだ。そのとき後悔しても遅い。

いざというときの対処法

万が一、嫌いなものを食べなければならない場面に出くわしたときはどうするか?そういうときは鼻で息をせずに食べるといい。鼻が詰まっていると味が分かりにくいように、鼻呼吸を止めると苦手なものの風味を感じずに済む。

息を止めて口に入れたら、噛まずに飲み込む。後に水を飲めばミッションクリアだ。子供が嫌いな給食を無理に食べるような方法だが、大人になってからも十分役立つ。

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偏食が治らない理由とは?

好き嫌いや偏食が多いのには理由がある。それを無視して「偏食は悪いこと」と断ずるのは気が早い。

子供の頃のトラウマ

よくあるのは、子供の頃無理やり食べさせられて嫌になったパターン。給食の時間、残さず食べることを教師に強要された人も少なからずいるんじゃなかろうか。今でもそのときの思い出が蘇り、特定の野菜だけ食べられないということもある。

私は給食で居残りはさせられたが、無理やり口にねじ込まれることは幸いにして無かった。子供の頃ダメだった野菜や魚が平気になったのは、そういう嫌な思い出がなかったからだろう。

もし身近に偏食家の子供がいても、無理やり食べさせるようなマネは絶対にダメだ。前にも言ったが、ちょっと好き嫌いが多いくらいでは人は死なない。そこは本人の意思を尊重してあげてほしい。

摂食障害

摂食障害のなかには、特定のものだけ食べ続けるという症状がある。これは、「それ以外のものを食べたら太るのではないか?」「病気になるのでは?」という極度の不安からくるものだ。

これは単なる偏食というより心の病なので、精神科でカウセリングを受ける案件だ。もし「食べ物が怖い」と感じることがあるなら、相談してみるのがいいかと思う。

アレルギーなど

アレルギーゆえに、特定のものが食べられないこともある。自覚のある人は自分で避けると思うが、無意識で避けていることもあるんじゃなかろうか。

アレルギーはコップからあふれる水のように、一定のラインを超えると発症する。「何となく食べられない」食品があるのは、身体が持つ防御反応もあるのかもしれない。

これは特殊ケースだが、本当に決まったものしか食べられない人もいる。昔テレビで、ジャムサンドしか食べられない人が紹介されていた。その人にとっては好き嫌いの問題ではなく、ジャムサンドだけが食べてもいいものなのだ。不思議なことである。

何でも食べられるに越したことはない。せっかくの食事、色々食べられないのはもったいなくもある。無理なものは無理としても、可能性を広げることはしてみてもいいんじゃなかろうか。

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Posted by yayoi