早起きしたいなら早寝しろ。私が朝型生活に変われたコツ。
普段は早起きでも、休みの日は寝坊する人は多いと思う。休日でも早起きするにはどうすればいいか、朝型生活に変えるコツを紹介したい。
早起きのコツは、前日に早寝をすること。当たり前っちゃ当たり前なのだが、これが一番効果てきめんだった。
私もかつて休日は昼の11時に起きる人間だったが、早寝のおかげで今は平日も土日も関係なく早起きしている。朝型生活のコツは、いかに早寝するかにかかっているのだ。
いきなり早起きは難しい
普段から夜更かししている人が、起きる時間だけ早くするというのは無理がある。寝る時間を変えずに早起きするのは、寝る時間を削ることだからだ。
いつも8時間寝ている人が、5時間の睡眠で済むわけがない。1日くらいなら耐えられるだろうが、ずっととなると頭がフラフラして仕事に集中できなくなること請け合いだ。
人は全く寝ないと、10日くらいで危険な状態になる。不眠症で死ぬ人もいる。睡眠はよけいな時間と思われがちだが、人が生きるためには絶対に欠かせない大事なものだ。
なかには数時間の睡眠で平気という人もいるが、あれは寝不足が続きすぎて脳がマヒしているせいだと思う。体と脳には、確実にダメージが溜まっている。
最近は睡眠負債が問題になっているのも、そのせいだろう。詳しくはこちら⇒寝不足は2日で解消できる。週末土日で睡眠負債を返済する方法。
私は早寝のおかげで多少睡眠時間が短くなったが、それでも8時間は寝ないとダメだ。寝不足が続くとイライラして気分が落ち込むので、すぐ分かる。
睡眠時間を短くするよりも、早寝の方が安全で確実だ。以下、早寝するにはどうしたらいいかを紹介していく↓
早寝の大敵、テレビ
早寝を邪魔する一番の大敵は、テレビだ。寝る前に少し見るつもりが、そのまま数時間以上ぶっ続けで観てしまったりする。むしろ今は、夜更かしするためのバラエティ番組が多くて厄介だ。
一番いいのは、家電のテレビを断捨離することだ。私は一人暮らしをきっかけにテレビを捨てたが、その後3週間くらいで朝型生活に変わった。
テレビがないだけで、人は夜やることがほぼ無くなってしまう。おかげですぐに布団に入るようになった。
テレビがない暮らしについてはこちらから⇒テレビを観ない生活ってどう?1年続けた枯れ女が実感するメリットとデメリット。
かといって、いきなりテレビを捨てるのも現実的じゃない。まずはお風呂上がりに、テレビを付けないルールを徹底することをおすすめしたい。
テレビのBGMがないだけでも、時間がかなり長く感じられるはずだ。静かな環境でヨガをやったり本を読んだりしていると、自然と眠くなってくるのもいい。
寝ながらスマホはNG
最近はテレビよりも、スマホいじりの時間の方が多いかもしれない。私も夜ご飯のあと、スマホや3DSでゲームをプレイするのが好きだ。本当はいじらない方がいいんだが、なかなか止められない。
ただ1つ気をつけているのが、ふとんのなかで機械をいじらないことだ。寝る前の1時間くらい歯を磨きつつプレイして、ふとんに入る時間だとなったらサッと切り上げている。
もしこれがふとんのなかとなると、いつまでも起き続けてしまうのは目に見えている。いつでも寝られるだけに、寝どきが分からなくなるのだ。
ふとんのなかで寝落ちというのも、睡眠にはよくない。うたた寝は眠りが浅いせいか、朝起きても頭がスッキリしない。むしろ、よけいに眠くなる。
スマホをいじるにしても、それは朝済ませるのがいい。ニュースやLINEは、通勤の途中にでもチェックすれば十分だ。特にLINEは、夜の10時までで切り上げてもいいと思う。
ふとんの近くにコンセントがあると、充電しながらスマホいじりができてしまうのも問題だ。なるべく、スマホの充電場所はふとんから離した方がいい。
寝室には、できるだけものを置かない方がいい。詳しくはこちら⇒質の良い睡眠で寝不足解消。ぐっすり寝るための寝室の条件とは?
スマホが手元にないと、朝起きたときふとんから出やすくなる。多少だが早起きの効果もあるので、一石二鳥だ。
スマホに限らず、頭を使うようなものはふとんに持ち込まないほうがいい。本なども、寝る直前まで読んでいると頭がゴチャゴチャして寝づらくなる。
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遅くとも0時前には寝る
22時~夜中の2時までの4時間は、睡眠のゴールデンタイムと呼ばれている。この間に寝ると成長ホルモンなどが出やすく、疲れもとれやすいのだ。
私は家で仕事をする日は、夜の9時くらいにふとんに入る。すると確かに、朝起きたあと頭がボンヤリすることが減った。早寝の方が、睡眠の質が高いと実感している。
たまに夜更かしが続くと、寝る時間がなぜか長くなっていく。最低10時間は寝ないと、動けなくなる。が、また早起きに戻ると、睡眠時間は8時間くらいに収まる。早起きは時短にもなるのだ。
バイトの日は多少遅くなるが、それでも23~24時の間には寝ている。私は朝6時起きなので、最低でも6時間は寝られるといい。6時間を切るか切らないかで、朝の辛さがずいぶんと違う。
「毎日」同じ時間に起きて寝る
いちばん大事なポイントは、平日も休日も関係なく同じ時間に起きることだ。同じ時間に寝起きすることで生活リズムが整い、早寝早起きが当たり前になる。たまに夜更かしが続くと、朝型生活が恋しい。
おそらく仕事勤めの人は、土日祝日に夜更かしする人が多いだろう。気持ちは分かるのだが、これが朝型生活になりきれない大きな原因なのだ。
ゴールデンウィークや年末年始明けに憂うつになるのも、生活リムズの乱れが原因じゃなかろうか。詳しくはこちら⇒GW明けからお盆休みの間、仕事を辞めたい気持ちを解消するコツとは?
身体のことを考えるなら、連休中も仕事の日と同じリズムで過ごしたい。休日に早起きできれば、やりたいことも目いっぱいできてストレス解消にもなる。
いきなり早起きできるようになったり、短時間睡眠で平気になる魔法のような方法はない。乱れた生活リズムを立て直すのが、地道ながら確実な道だ。
朝型生活を目指すなら、まずは早寝からだ。3週間も続ければ、朝型に変わってきたことを実感できる。ぜひ試してみて欲しい。