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子供の虫歯の原因、やっぱり9割は親にあると思う

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子供虫歯を歯医者で麻酔治療した後、低酸素脳症で亡くなるという痛ましい事件があった。だがそこから、「2歳で虫歯?」という声が上がって騒ぎになった。

この件に関しては、麻酔をした歯医者に責任があると思う。が、虫歯そのものに関しては、また話が別だ。やはり子供の虫歯は、の責任が大きいんじゃなかろうか。

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乳幼児で虫歯?

騒ぎのタネは、2歳の子供の歯に複数の虫歯があったことだ。

・そんなに虫歯ってできるの?

・子供でも虫歯の多い子はいる

など、ネットだと意見は真っ二つに割れている。

思えば私がはじめて虫歯にかかったのは、小学1年くらいのことだったかと記憶している。ほかの家族も大体そんな感じだった。

だがクラスのなかには、すでに虫歯がたくさんある子、歯が悪い子もいた。2歳だから虫歯なんてありえないというのは、ちょっと説得力がない。

肝心なのはその虫歯が、

・本人の体質なのか?

・親の責任なのか?

というところだ。ここがハッキリしないから、色々な意見が混ざって分かりにくくなっているんだろう。

ちなみに地域の歯科検診のデータだと、子供の虫歯の平均数はこうなっている↓

・1歳6ヶ月…0.05本

・3歳…0.54本

2歳のデータがないのが残念だが、おそらく0.1~0.5本くらいじゃなかろうか。

少なくとも歯科検診に行っている子供には、虫歯はほとんどない。小さいうちから歯医者にかかるほど虫歯が多いのは、やはり何か原因がありそうだ。

虫歯になりやすい体質は「ある」

確かに、虫歯になりやすい体質というのはある。歯のエナメル質が作られにくい体質だと、歯が弱くなり虫歯にかかりやすいのだ。これをエナメル質形成不全(MIH)という。

ちなみに生えたばかりの歯が茶色っぽいときは、エナメル質が作られていない可能性がある。もし茶色っぽい歯があったら、歯医者で調べてもらった方がいいかもしれない。

全体的にみると、エナメル質形成不全の子供はどれくらいいるのか?こちらの調査だと、こんな結果がでていた↓

・調査人数…1,753名

・MIH者数…209名

・MIHの割合…11.92%

10人に一人以上だから、クラスに1~2人は虫歯になりやすい体質の人がいるということか。意外と多い。

さらに、MIHの子供を症状別で分けたときの割合はこちら↓

・一部変色あり…160人(76.5%)

・広い範囲に変色あり…19人(9%)

・歯の欠損あり…30人(14%)

14%というと、MIHの子供のうち7人に1人が虫歯など歯の欠損があることになる。MIHの人は、おそらくマメに歯を磨いても虫歯で苦労しているんだろう。

MIHの原因はハッキリと分かっていないが、

・遺伝的な要因

・小さいころの栄養失調

などが挙げられている。遺伝はどうしようもないが、栄養失調は対策ができそうだ。

とくに低体重で生まれたり、歯が作られる時期に栄養が足りなかったなどは、親にも原因があるだろう。妊娠・出産前後は、しっかり栄養を摂りたい。

 

虫歯菌は親からうつされる

虫歯ができやすい体質は、確かにあった。しかし残りの90%近くは、後天的な要因で虫歯になっていることになる。とくに子供の頃は周りの環境、とくに親からの影響が大きいんじゃなかろうか。

そもそも虫歯は虫歯菌が原因で起こるものだが、生まれたばかりの赤ちゃんは虫歯菌を持たない。おもに、親など周りの大人とのスキンシップでうつされるものだ。

親のキス、親が使ったスプーンやお箸でご飯を食べさせるなど、経路はいろいろだ。親ごころが裏目に出てしまった、哀しい結果である。

3歳くらいまでは近すぎるスキンシップを避けていれば、子供は虫歯にかかりにくくなるだろう。親がちゃんとそれを知って、対策するかどうかにかかっている。

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虫歯と地域格差

さらに興味深いことに、地域によって子供の虫歯の多さにはバラつきがあった。

こちらは大分県が出している都道府県別データだが、12歳の子供の虫歯の平均数はこうなっている↓

九州・東北の方に、虫歯は多いようだ。沖縄と新潟では、4倍以上の差がある。

12歳のデータだが、おそらくもっと小さい子供も同じような傾向だろう。やはり子供の置かれた環境は、虫歯に大きな影響をあたえている。

しかしなぜ、地域でこんなにも差があるのか?その土地の習慣や考え方などもあるんだろうが、私は地域の年収格差が原因なんじゃないかと思っている。

そこで都道府県別の所得を調べてみると、こんな感じになった↓

くしくも、沖縄の平均所得が一番低かった。

虫歯が多い県と所得の低い県、それぞれのワースト15はこんな感じだ↓

・虫歯が多い県

1.沖縄

2.大分

3.青森

4.徳島

5.鹿児島

6.宮城

7.福島

8.福井

9.北海道

10.栃木

11.石川

12.山梨

13.三重

14.鳥取

15.福岡

・所得の低い県

1.沖縄

2.鳥取

3.宮城

4.島根

5.鹿児島

6.長崎

7.熊本

8.青森

9.秋田

10.佐賀

11.愛知

12.高知

13.奈良

14.北海道

15.大分

そのうち赤字の県が、両方にランクインしていた地域だ。7/15と、およそ半数ある。

これぐらいだと、そこまで関係が深いとは言い切れないだろうか。しかし、所得の低い県ベスト3が子供の虫歯が多い県に入っているというのは偶然じゃないと思う。

貧困と虫歯の関係

貧困と虫歯の原因については、国もデータを出している。子供の貧困調査のうち、虫歯の調査ではこんな結果が出ていた↓

世帯収入と未就学児のう歯の関連を調べると、年収が300万円未満になると急激にう歯の本数が上がる傾向にあった。年収が300万円以上では1本以上のう歯がある割合は約10%であるが、300万円未満では26%に上っている。

さらに虫歯が5本以上ある子どもの割合も、貧困世帯の方が高くなる↓

5本以上の虫歯がある子供の割合は生活困難世帯は19.7%非生活困難世帯は10.1%との結果となった。

さらに虐待されている子供についての話もあった。虐待されている2歳児は、そうでない子供にくらべて虫歯の数が7倍以上もあるという。

貧困世帯は子供が虫歯にかかっても、歯医者に行くよゆうが無いのかもしれない。さらに貧困と虐待も深い関係にあるから、より虫歯のリスクが高まるんじゃなかろうか。

ついでに、親の学歴が低いほど子供の虫歯が多いという話もある。学歴が低いと所得も低くなりやすく、そういう傾向になるのかもしれない。歯の習慣についても、知らない親が多そうだ。

つまりは親がどういう暮らしぶりかによって、子供の虫歯にも影響が出てくるのだ。子供の虫歯は、親の責任も大きい。

虫歯は日ごろの予防が肝心か

虫歯は歯みがきなど、日ごろのケアが欠かせない。とくに子供の場合、親がしっかりやらねばどうにもならないだろう。

毎日の歯みがきに限らず、おやつの回数、食事内容、歯医者でのケアなど、親ができることは色々あるはずだ。そういうところを抜かして、「仕方がない」で済ますのはどうかと思う。

最初に言ったニュースの子供が、どういう体質でどういう暮らしをしていたのかは分からない。だが子供の虫歯は、やはり親の責任が大きい。

虫歯は一度できると、くり返しやすい厄介なものだ。後々子供が苦労しないためにも、親ごさんには今できる対策をしてもらいたい。

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Posted by yayoi