【注意】日本カビ(カンジダ・アウリス)が大流行中。感染しないための予防法とは
日本カビという真菌が、世界的な大流行(パンデミック)を起こしている。感染すると、最悪の場合は命にも及ぶ恐ろしいものだ。
そんな危険なカビから身を守るために、今すぐできることを紹介したい。
日本カビってなに?
日本カビは、正式には「カンジダ・アウリス」という。発見したのがたまたま日本人の医師だったので、通称「日本カビ」と呼ばれるにいたっている。
名前に日本と付いてはいるが、もともとは世界中にあった真菌だ。それが何らかしかの理由で多くの人に感染し、現状パンデミックとなっている。
今回の日本カビが怖いのは、抗生物質が効かない「耐性菌」というところだ。そのせいで「敗血症などの重症化→死亡」ということが、世界各地で多く起こっている。
今のところ日本では、耐性化した日本カビは見つかっていない。が、いつ耐性菌が日本に入ってくるかは分からない。真菌の予防は、今から心がけておいた方が安全なんじゃなかろうか。
規則正しい生活で免疫を強化
見逃されがちだが、人が本来持つ免疫力は基本にして強力な予防策だ。免疫力を上げておけば、菌やウィルスへの抵抗力も増す。
免疫力を上げる一番の方法は、規則正しい生活をおくることだ。特に、
・睡眠
・栄養
の2つは欠かせない。よく眠り、よく食べることが大事だ。
睡眠は最低、8時間はほしい。夜ふかしせず眠るコツはこちら⇒夜更かし対策に私が実践している方法。早寝で、おひとりさまの休日を楽しく過ごす
これは人によるのかもしれないが、寝不足になるとストレスも溜まるし疲れやすい。現代人は眠りをあなどりがちだが、本当は最優先すべきものなんじゃないかと思っている。
食事は暴飲暴食をせず、バランスのよい食事を摂るようにする。基本は野菜を多めに食べて、タンパク質を欠かさないようにするといいんじゃなかろうか。
ちなみに私がいつも食べているメニューはこんな感じ⇒自炊はするが料理じゃない。ズボラな一人暮らし女の超手抜き貧乏飯。
お菓子・惣菜・ファストフードなどは、栄養が偏っているうえに質の悪い油が多い。こんなものばっかり食べているなら、明日からでも断つことをおすすめしたい。
感染してもセーフ?
また、日本カビへの抵抗力があれば、さいあく感染しても症状が出ないこともある。自前の免疫が、菌を押さえ込んでくれるからだ。
しかし菌は死ぬわけじゃないから、身体が弱れば活発になる。さらには感染に気づかず、ほかの人にうつしてしまう危険もある。やはり、感染を防ぐことが理想だ。
皮膚を清潔に
日本カビをはじめとする真菌は、不衛生な環境が大好きだ。皮膚やデリケートゾーンをマメに洗うことで、カビの繁殖を抑えることができる。
が、皮膚が乾燥すると、逆に免疫力が落ちて感染しやすくなってしまう。石けんなどでゴシゴシ洗いすぎるのは、乾燥肌のもとなので注意だ。
エコな乾燥肌の対策はこちら⇒お金をかけない、ミニマルな真冬の乾燥肌対策
避妊
皮膚以外の真菌の感染ルートとなると、やはり粘膜だろうか。特にカンジダ菌はカンジダ膣炎でおなじみなので、日本カビもそのあたりの対策をしておくのが安全かと思う。
まずは性交渉のとき、コンドームなどの避妊具を使うようにする。これは避妊だけでなく、性病を防ぐためにも大事なものだ。
もし避妊具をつけたくないというヤツがいたら、別れてもいいとすら思う。性病にかかって困るのはお互い様なんだから、そこはキッチリするに越したことはないんじゃなかろうか。
最近は性交渉の低年齢化も進んでいるから、よけいにやっかいだと思う。しっかり性教育で性病などの危険を教えておかないと、感染してからじゃ遅い。
不特定多数と性交渉しない
不特定多数との性交渉は、性病などに感染する原因で多いものの1つだ。避妊なし&複数人というのは、感染がどんどん広がる危険なパターンといえる。
自分は大丈夫と思っても、パートナーの方は大丈夫だろうか。啓発ポスターなどで「元カレの元カノを知っていますか?」みたいな標語があったが、今まで付き合った人が多ければ多いほど危険は増える。さすがに全員を洗い出すことは難しい。
だから誰かと付き合うときは、パートナーと一緒に病院で検査してもらうのがいいと思う。そういうことを嫌がる人もいるとは思うが、いちいちチェックする方が安全で確実だ。
日本カビは、症状が進むと手遅れになってしまう。耐性菌に感染すると薬も効かないから、感染しない予防が一番だ。
もし海外にいくことが多い人は、くれぐれも気をつけてほしい。