年末年始も予定が一切ない一人暮らし向け、正月&大晦日のやり過ごし方。
年末年始に予定がゼロの一人暮らしは、正月と大晦日をいかにやり過ごすか?私の毎年の過ごし方を紹介したい。
世間だとカウントダウンだの歳末セールだのとイベントが目白押しだが、年末年始くらいゆっくりしてもいいんじゃなかろうか。予定がないならないで、ボーッとすればいいと思う。
実家に避難する
私は、年末年始は実家に帰省する。ささやかにイベントを楽しむほか、部屋が寒く食料がほとんどない自宅から避難する目的もある。
しかし帰省中は帰省中で、自宅からパソコンを持ってきてキーボードを打っている。なにせ予定がないので、仕事くらいしかやることがないのだ。
ライターは、ノートPCとスマホさえあればどこでも仕事できる。カバン1つでどこでも仕事場をもって行けるのが大きなメリットだ。
さらに数枚の着替えとちょっとした生活必需品さえあれば、ほぼ自宅と同じように過ごせる。ノーメイクなど女子力マイナスな私の場合、中くらいのボストンバッグがあれば荷物は十分だ。
仕事以外に実家でやることは、以下から紹介する↓
電池が切れるまでゲーム
その日の仕事が終わりさえすれば、後は自由の身となる。どこかへでかける予定もないので、バッテリーが持つ限り積みゲーを消化だ。
自宅でもゲームはできるっちゃできるが、食事の用意や洗濯に買い出しなど、地味にやることが多い。そういった雑事から解放される実家は、思うままに遊べる貴重な場所だ。
ただ、スマホや3DSなど携帯ゲームはやり放題だが、据え置きゲームができないのが難だ。機械を持ち運んでまで、実家でプレイする根性はない。
スマホの充電中は読書する
積み上がっているのはゲームだけに限らない。図書館から借りっぱなしの本なども、実家に帰省したときが消化のチャンスだ。
あまり荷物を増やせないので、一番読みたい一冊を持っていく。文庫の小説や薄っぺらい実用書などが、手軽に持っていきやすい。
読書に限らず、勉強の時間にあてるときもある。最近はFP資格を目指して勉強中なので、帰省には参考書を持っていった↓
ここぞとばかりにテレビを観る
ゲーム&読書に飽きてきたら、残りの時間はテレビで消化だ。なにせ自宅にテレビがないので、ここぞとばかりに気になる番組をボーッと観る。
しかし年末年始は特番ばかりで、意外と観るものがなかったりする。バラエティよりも、深夜にやっているドラマ一挙放送などの方が楽しい。また、年末年始のニュースも安心できていい。
普段は観ないニュースなどをチェックすると、世の中ではこんなことが起こってんだなあと感心させられる。テレビ1つないだけで、人はかなり世間にうとくなるものだ。
疲れたら昼寝しよう
眠くなったら昼でも寝られるのも、実家ならではだと思っている。一人暮らしは自由な時間が多そうだが、案外にボーッとできる時間はすくないものだ。
私の場合自宅だと、朝起きてから夜寝るまでスケジュールがキッチリ埋まっている。仕事が終わった後も済ませたい用事が色々とあり、ヒマでも昼寝して時間を潰すということをしたくない。
私の日常はこんな感じ⇒実録・貧乏系ミニマリストの生活。枯れ女の極めて平凡な1日。
逆に実家だと、空いた時間はボーッとするしかない。眠いなら寝ればいいじゃんと、のんびり昼寝することもある。
昼寝から起きたら、またゲームや読書に興じる。そんなこんなで時間はあっという間に過ぎていくが、ダラダラした暮らしもたまにはよかろうと思っている。
飼い犬の散歩も忘れない
実家だと日々の買い出しにも行かないから、どうしても引きこもりがちになる。飼い犬の散歩へついて行くのが、外に出る貴重なチャンスだ。
実家にいた頃は毎日のように散歩に付き合っていたが、今は帰省した数日しか散歩に行けない。いつまで犬と散歩できるかも分からないので、できる限りそうした触れ合いは大事にしたいものだ。
犬の散歩をしていると、季節の移り変わりも強く感じられる。年末年始は、からっ風が顔に突き刺さってきて寒い。
これがあと数ヶ月すると、桜の季節だ。一年はあっという間だと実感する瞬間でもある。
ごちそうだけが楽しみ
普段が質素な食生活の私にとって、実家で食べる食事は大きな楽しみの一つだ。ごく普通のメニューなのだが、貧乏カレジョにとってはごちそうなのだ。
年末年始はクリスマスやお正月など、さらなるごちそうを食べることも多い。年末年始の帰省は、ごちそうを食べに帰ってくるという面も強い気がする。
外に出たくなったら?
基本は実家に引きこもりだが、外に出かけたくなるときもある。そんなときはどこへ行くのがいいんだろうか。なるべくお金をかけず、近所で楽しめるスポットを以下から紹介する↓
毎月1日は映画の日
私が毎年の楽しみにしていたのは、元旦の映画だ。毎月1日は映画の日で、映画が1,100円で楽しめる。
(なかには映画の日をやってないところもあるので注意)
正月から映画を観ようという輩はよほどの映画好きか、私のようなヒマ人かのどちらかだ。館内はほぼ貸し切り状態で、誰にも邪魔されず大迫力のスクリーンが楽しめる。
映画を観るだけならTSUTAYAのレンタルで十分なのだが、あえて映画館に行くところに意義があると思っている。作品そのものだけでなく、映画館の非日常感を楽しみたいのだ。
元旦映画のなかで思い出に残っているのは、「ブレアウィッチプロジェクト」と「エイリアンVSプレデター」だ。正月に観る映画としてどうなのかとも思うが、どちらも面白い作品であった。
近所の神社を冷やかす
天気がいいなら、近所の神社を冷やかしたりもする。普段は全然人がいないのに、正月だけここぞとばかりに集まってくる人々を眺めるのが楽しい。
神社の境内は自然が豊かで、グルッと一回りしただけでマイナスイオンに癒やされる。近所に緑がないときは、神社へ出向いてみるのがおすすめだ。
神社というとお賽銭やおみくじもあるが、そんなところで散財はしていられない。あくまでも冷やかすのがポイントだ。
ネットカフェ
ネットカフェも、予定がないヒマ人には良いスポットかもしれない。自宅にいると落ち着けないというときは、お金を払ってでも落ち着いた環境がほしいこともある。
私もかつてポップコーンとジュースを持参してネットカフェに乗り込み、「本当にあった心霊写真」だの「あなたの知らない世界」だのを観たことがある。そのまま3時間、恐怖映像でくつろいだ。
ネットカフェは誰かに邪魔される危険性がないので、リラックスできるところがいい。疲れたときは、自分専用のスペースでリフレッシュだ。
オフィス街周辺
正月のオフィス街も、人が全くいなくて意外と楽しい。せっかくの休みにビル街へ行きたくないというという声も多そうだが、一度行ってみると病みつきになる。
超高層ビルだけが立ち並ぶなか、人通りはゼロ。まるで終末を迎えた世界のようで、ただ街中を歩くだけでSF映画の主人公になったかのような感覚を味わえる。
若い頃はよく、終末世界の数少ない生き残りという設定でビル街を歩く「世紀末ごっこ」をやったものだ。流石に最近はやらないが、ガラガラのビル街にはまた行ってみたい。
私が行ったなかでおすすめのビル街は、新橋駅周辺だ。新宿の都庁周辺なんかも、いい終末感をただよわせていそうな気がする。
帰省しないなら部屋の掃除をする
もし実家に帰省せず自宅で過ごすなら、私はいつもと変わらず過ごすだろう。大晦日だろうが正月だろうが、朝起きてブログを書いて寝る。
ただ年の瀬なので、断捨離や大掃除には力を入れたいところだ。普段は掃除しないところを、てってい的にピカピカにしたい。
2016年の大掃除の話はこちら⇒これで年越しもひと安心。物を持たない一人暮らしの大掃除まとめ。
だが、年に一度まとめて掃除しようとするとなかなかキツい。日頃からこまめに掃除しておけば、年末苦労せずに済むんだよなとは思う。
掃除が終わってしまったら、後は本当にいつも通りだ。ごちそうを用意したり深夜までテレビを観たりというのは、独り身だと面倒くさい。
食事にしても、冷蔵庫がない身ではちょっとごうかなお惣菜を買うくらいが関の山だ。実家に帰省してなかったら、正月もクリスマスもほぼなかっただろうなと思う。
年末年始に予定がなくても、やることは意外と見つかるものだ。日々の用事をこなしていると、大晦日も正月もどんどん通り過ぎていく。
もし予定がないなら、無理にイベントを詰め込まなくてもいいんじゃなかろうか。新しい年に備えて、ゆっくりするといい。