【一人暮らしの部屋探し】費用がない人必見。貧乏フリーターが審査にクリアする方法

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収入が少ないフリーターでも一人暮らしはできるのか?まず部屋を借りる際の審査クリアするコツを、私の体験からお話したい。

もちろん、それなりの費用を用意した方が楽ではある。とはいえお金が貯まるのを待っていては、いつまでも一人暮らしができないのもまた事実だ。「お金」の一点がネックで一人暮らしを始められない人はチェックしてみてほしい。

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保証会社&連帯保証人

「収入が少ない=一人暮らしできない」という図式の真の原因は、賃貸の審査にある。世間並みの安定収入がなければ、正面突破は難しい。たとえ、その少ない収入内で家賃を払い、暮らすことができるとしてもだ。こちらのやりくり術など、審査には何のプラスにもならない。

そんな貧乏人の救済策として用意されているのが、部屋を貸す側が用意する「保証会社」。これは会社が保証人となり、万が一家賃が払えなくなったとき肩代わりしてくれる制度だ。通常なら保証会社の加入のみで、審査をクリアできる。

だが極端に収入が少ない場合、保証会社からさらに「連帯保証人を用意してください」と言われる。私が今のアパートを借りたときがまさにそうだった。当時の年収が60万円だったことを考えると、当然っちゃ当然だ。

連帯保証人は、親になってもらうのが一般的。母に頼んで連帯保証人になってもらい、ようやく審査をクリアできた。

保証人の印鑑証明が必要!

連帯保証人を立てた場合、賃貸の契約書に「保証人の実印」が必要となる。さらに身元確認のため、印鑑証明書も一緒に出さねばならない。

どちらも郵送でOKだが、書類の交付のため家族にご足労願うことになる。提出期限までに届くよう、時間には余裕を持ちたい。

印鑑証明書は役所で取るものだが、マイナンバーカードがあれば近所のコンビニでも取れる。引っ越し前に、家族と自分のカードは持っておくことをおすすめしたい。

私がマイナンバーカードを取ったときの話はこちら⇒マイナンバーカードの申請は引っ越したらどうなるの?発行までの私の実体験。

貯金があるならUR賃貸もおすすめ

もし100万円程度の貯金があるなら、UR賃貸もおすすめだ。

UR賃貸は保証人不要など、身寄りのない人間の強い味方だ。詳しくはこちら⇒【一人暮らしの部屋探し】UR賃貸っていくらお金が必要なの?

UR賃貸は通常、「標準月額報酬」をクリアしている必要がある。だが「一年間以上先の家賃をまとめて一括払い」することで、無条件で部屋を借りられるのだ。

私が一人暮らしを始めたのは収入が5万円に満たなかった頃で、ほぼ無職の状態だった。だが「家賃一括払い」制度を使うことで、無事に部屋を借りられた。

(おかげで貯金はスッカラカンになったが)

地方のUR賃貸は家賃5万円以下の物件も多く、なかには期間限定で家賃割り引きの「特別募集住宅」もある。まずはお近くのUR賃貸窓口へ相談に行くのがおすすめだ。

そもそも貯金を用意するのも大変ではあるのだが、実家暮らしでバイトをすれば不可能ではないはずだ。まずは気楽な日雇いバイトなどを始めてみるのはどうだろうか。

私の日雇い体験談はこちら⇒【不安しかない】引きこもりコミュ障カレジョ、2年半ぶりのバイト体験談。

無職は「自営業」でも通用する

最低限バイトをしているなら、職業欄には「アルバイト・パート」と書ける。問題は完全に仕事をしていないときだ。

たとえ無職でも、正直に「無職」と名乗っては部屋を貸す方の印象も良くはない。ここは仕事がなくとも「自営業」と名乗っておきたいところだ。

さらに「具体的にどんな仕事をしてるんですか?」と突っ込まれることもあるので、その内容はスムーズに答えられるようにしておきたい。

個人的なおすすめは、「自宅でWEB関係の仕事をしています」ということ。たとえその内容がブログを書くだけだったとしても、嘘は付いていない。完全に個人でできる仕事なので、裏付けを取られる心配がない点も便利だ。

無職で通すなら、「転職活動中」「求職中」であれば部屋を借りやすくなる。その場合は、

・近いうちに就職の目処がたっている

・数カ月分の家賃はしっかり払える

ことをしっかりアピールしたい。

借金は大丈夫?

フリーター・無職の部屋探しでチョコチョコ出てくるのが、「ブラックリスト」の話題。ブラックリスト入りした人は、高確率で審査に落ちる。過去に借金を返せず自己破産した人となると、部屋を貸す方も警戒するのは当然かもしれない。

ブラックリストというと「サラ金」「キャッシング」が対象と思われそうだが、実はもっと身近だ。引っかかりやすいところだと、

・家賃を滞納

・携帯料金を滞納

・クレジットカードの支払いを滞納

などもリスト入りの対象となる。とくに携帯料金は引っかかる人が多いので要注意だ。

とにかく「口座引き落とし系」の料金を滞納し続けると、ブラックリストの危険性が高まるということか。月末になったら、口座の残高はしっかりチェックしておきたい。

女性の方が部屋を借りやすい?

あまり大きな影響はなさそうだが、性別では「男性」より「女性」の方が部屋を借りやすいらしい。平均収入は男性の方が上なのだろうが、「女性の単身世帯の方がトラブルが少ない」と思われているのが理由のようだ。

しかし今は性別よりも、年齢の方が審査に与える影響が大きいように思う。孤独死を警戒し、独居老人を物件に住まわせたくないオーナーが増えているからだ。こういう場合はやはり、審査不要nUR賃貸を中心に探すのが現実的かもしれない。

フリーターでも審査をクリアすれば部屋を借りられる。仕事の状況や貯蓄の有無など、完ぺきでなくても部屋を借りる方法はあるのだ。

流石に無一文では難しいが、貯金があるなら可能性はゼロじゃない。まずは不動産屋に相談してみよう。

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Posted by yayoi