枯れ女が見た、モテる秘訣。周囲に好かれる・嫌われる女子の8つの違いとは?
今回は枯れ女の私が今まで見てきた、モテる秘訣についてお話しします。周囲に好かれる女子と嫌われる女子には、違いが確かにあります。しかもこれは女子に限らず、男性側にも似たような傾向があります。
私自身は人と積極的に話すのが苦手で、異性はおろか同性の友人も極めて少ない人間です。そのため、人の輪に入るよりも外から輪を眺めてばかりの人生でした。
けれどそうしてほかの人たちのやり取りを見ているうち、人が寄ってきやすい人と寄ってきにくい人がいるのが分かってきました。元々の容姿や頭の良さに関係なく、モテる人はモテてモテない人はモテないのです。
1.見た目に気を遣わなさ過ぎる
これは、圧倒的に男性に多いパターンです。寝ぐせがついたまま、ひげが伸びっぱなし、ワイシャツがシワだらけなど。中には髪がフケだらけなど、見た目以前の衛生面に問題ありな人も多く見受けられます。
これはバッチリ化粧をすれば良いとか髪をセットすれば良いと言うより、「清潔感」の問題のように思います。女性でも男性でも、清潔感がある人の方が好かれます。
例えば、メイクが完璧な女性でも「化粧が濃すぎ」「香水がきつい」「爪までバッチリ塗りすぎ」などと判断される場合もあります。あまりゴテゴテ付けすぎず、最低限の人の方が印象が良さ気なようでした。
2.雑誌の「モテ」特集などを読み過ぎる
「モテ」を追求しすぎる人も、何故かあまりモテません。ファッション誌のモテ特集をそのまま真似したような人は、あからさま過ぎるとかえって嫌煙されます。
周囲から好かれる人というのは、総じて皆「自然体」です。中には自然体を演じる人もいますが、大体そういう人は同性からは嫌われます。やはり、異性には読み取れない「あざとさ」を感じるのだと思います。
よほどボーッとしている人でない限り、周囲は下心のある人を警戒します。好かれようとすればするほど、なぜか周囲の人は離れていくのです。
もしかしたら性別関係なく好かれる人の中にも、自然体を演じている人はいるかもしれません。だとしたら、その人はそうとう演技が上手な人です。その才能を活かし、役者になったら活躍できるような気がします。
3.陰口を言う
陰口を言う人は、最終的に嫌われます。そういう人に限って、別のところで逆に陰口を言われていたりします。知り合いの悪口ばかりを言う人は、周囲からも悪口を言われる運命にあるようです。
注意すべきは、「あの人って〇〇じゃない?」と聞かれたときです。そういうときは「そうですか?」と分からないフリをした方が後々の面倒に巻き込まれずに済みます。
このとき下手に同調すると、回り回って「自分が悪口を言った」ということにされかねません。自分の味方を増やそうとする人とは、なるべく距離を取った方が平和です。
悪口だけでなく、うわさ話が好きな人も警戒されます。人に相談されたことをそのまま話してしまうような人など、周囲から相手にされなくなったケースは数知れません。
4.八方美人(のように見える)
かと言って、いつも周りに合わせてばかりの人も「自分の意見がない」などと言われたりします。一番嫌われるパターンは、「あっちとこっちで言うことが違う」という人です。
これも陰口のときと同じく、周りに同調しすぎないことが大事です。分からないフリをして誤魔化すか、常に同じことを言う人は敵が少ないように感じました。
5.求めるハードルが高すぎる
モテない人の多くに共通するのは、ハードルが高過ぎるということです。自分の理想を100%叶えようとすると、出会いの機会は激減するようです。
常に誰かと付き合っているような人は、「自分に無理のないレベル」を知っている人です。90点は無理でも、80~70点ならいけるというように意識的にハードルを下げています。
自分が理想とする人を探すというより、本能的な観察力で「この人ならいける」という対象を的確にターゲッティングしているように見えます。そういう人は、「どうすれば相手が喜ぶか」という部分にも優れています。
「何であの人が?」というような場合、その「好かれている人」は人間観察力がとても優れている可能性が高いです。その高い観察力で、人の心を掴んでしまうのだと思います。
6.自分の都合が最優先
性別関係なく、周りから好かれる人は周りのことによく気が付きます。人の話をじっくり聞いたり、さり気なく気を遣ったり、他人にも気を遣える人です。
逆に、「自分の都合が最優先」の人は間違いなく嫌われます。特に、「話題が自分のことだけ」というような人が一番問題です。そういう人に限って、人の話には一切耳を貸しません。
自分の都合で約束をドタキャン、愚痴を聞いてもらうのは常に自分、自分の都合に合わせてくれないと怒るなど。そういう人に巻き込まれると心身ともに疲れ果て、やがてついて行けなくなるのです。
最初は良くても長続きしないのは、次第に自分の都合ばかりを全面に押し出す性格が分かってくるからかもしれません。
7.周りに興味が無い(ように見える)
周りに興味がない人は、周りからも興味を持ってもらえません。自分だけの「マイ・ワールド」が完璧にできあがっていると、そこに入り込むのは至難の技と思われてしまうようです。
私もほとんど友人のいなかった高校時代、クラスメイトからは「不思議ちゃん」扱いされていました。周りとあまり離さず、常に文庫本ばかり読んでいる私は「何を考えてるか分からない人」でした。
私の場合は本当に周りに興味がなかったのですが、中には「興味があるけどどうすれば良いか分からない」ということもあるはずです。そういうときは「あなた達に興味がありますよ」とメッセージを出すのが先決です。
服装に気を遣ったり美容院に行ったり、見た目をきれいにするのもその1つです。話の輪に入るならば、喋っていることに対して頷いたりはできると思います。
8.スキがない(ように見える)
周囲に人が集まってくる人は、皆「人間味」がありました。常に完璧でスキがない人は、取っ付きにくいと思われるようです。それよりも多少「抜けている」と思われる人の方が、人気がありました。
人気者の中にはリーダー気質の人も多くいましたが、皆共通して「ホッとする空気」の持ち主でした。その人の傍にいると安心したり、気やすく話しかけられる雰囲気があるのです。
完璧でスキがないというのは、裏を返せば「常に緊張状態」ということでもあると思います。その緊張した雰囲気が相手にも伝わり、何となく居心地が悪くなるのかもしれません。
周囲を警戒している人より、信頼している人の方が好かれます。周りの人間を「敵」「競争相手」と思っている人は、それが外の雰囲気にも現れているように感じられるのです。
モテる人、好かれる人というのは、自分への意識と周りへの意識のバランスが良い人だと思います。自分でも周りでも、意識がどちらか一方に偏りすぎている人は人間関係に問題を抱えていることが多いです。
このバランスは元々の性格もありますが、気がつけば意識的に変えることもできます。まずは自分を客観的に見つめ、問題だと思う部分から変えてみてください。