ミニマリストはなぜものを減らす?カレジョが持たない暮らしで得たもの。
ミニマリストは、なぜものを減らすのか?カレジョがものを減らし続けて手に入れたものを見ていきます。
2015年からミニマリストに憧れてものを減らし続けた結果、最近では断捨離するものがなくなってきました。日々出続ける、ゴミを捨て続けるくらいでしょうか。
冷蔵庫も洗濯機もない、ギリギリまで持たない生活は暮らしに何をもたらすのか?私の実感を紹介します。
暮らしのハードルが下がった
ミニマリスト暮らしを続けると、ものが無くてもそこまで暮らしに支障は出ないと分かります。そこからだんだん、暮らしに求めるハードルがユルくなってきました。
身近なところだと、こんな風にユルくなっています↓
・毎日同じものを食べても飽きなくなった
・洋服は20着あれば大丈夫
・10平米の小さい部屋でも暮らしは快適
・テレビはワンセグで十分だった
ミニマリスト暮らしの前は家具・家電の揃った普通の一人暮らしが理想でしたが、今は「持たない方が楽じゃん?」と思っています。
ものを持たない生活は、一日一日が実にシンプルです。ただ起きて仕事をして、食事して寝る毎日ですが、不思議と心が安らぎます。
色々なものを買ったり遊びに行くことももちろん楽しいのですが、毎日は疲れます。むしろたまにやるからこそ、より楽しさが際立つんじゃないでしょうか。
何でも楽しむ心
ミニマリスト暮らしは、実験的な場面がちょくちょく出てきます。失敗することもありますが、色々試すのは発見もあって楽しいものです。
ミニマリストがクリエイティブな話はこちら⇒ミニマリストの生活、実は刺激的?少ないもので暮らすと頭が良くなるかも。
何でも取りあえず、やってみなきゃ分からんという部分はあります。やってみて駄目だったら、そのとき軌道修正すれば良いんじゃないでしょうか。
どんな場所でも生きられそうという自信
ミニマリスト暮らしは、ときにとても不便です。しかしそのおかげで、どんな状況でも何とか切り抜けられるんじゃという自信が芽生えてきました。
ものを普通に持っていた頃は、一通りの家具や家電が無ければ生活など成り立たないと思っていました。しかし実際に家具も家電もない暮らしをしてみると、案外に何とかなるものです。
洗濯機を持たない暮らしについてはこちら⇒一人暮らしは手洗い洗濯で十分?洗濯機なしの生活を一年続けた枯れ女の実感。
冷蔵庫を持たない暮らしについてはこちら⇒冷蔵庫なしで自炊はできるか?1ヶ月続けた一人暮らし女の感想。
道具が無いなら無いで、昔ながらの人力でこなすという方法があります。今まで機械任せにしてきたことを自分でやることで、自力で出来ることが増えてきたのです。それがそのまま、自信の源になっています。
ちなみに最近得た自信は、どんな場所でも眠れそうだというものです。
夏の時期は、暑さ対策に床で直寝をすることが常。固い床の上でも、意外と快適に寝られるものだなと知りました。騒音は、耳栓さえあれば大丈夫です。
屋外や大勢の人と同じ部屋で寝た経験はまだ無いのですが、床の上で寝た経験がいくらかでも活かせるかもしれません。
自分にとって本当に必要なもの
ものを減らすということは、逆に持つものを選ぶ作業でもあります。どんなものを残すかで、自分が大事にしたいものを大事にできるようになりました。
私はゲームが大好きで、良く遊びます。今もオタクグッズはたくさん持っていますが、逆に化粧品など女子力に関するものは一切持たなくなりました。
ものを持つ基準が周りではなく、自分に移ったという感じです。自分が良いと思ったら持つし、いらないと思ったら持たないというシンプルな考え方です。
化粧に興味を持ったらメイク道具も持つかもしれませんが、まだその気配はありません。自分が納得して持てるものだけを持ちたいです。
断捨離によって余計なものをそぎ落とすと、自分なりの価値観が見えるようになります。ものを減らすという作業は、自分の大事なものを見つける作業でもあります。
ミニマリストはものを減らす代わりに、もの以外のものを手に入れていると思います。それが何かは人それぞれですが、確実にその人にとって良いものであるはずです。
私自身は、ものを減らして良かったなと思います。ものが無いなかで得た、色々な経験が自分のなかに溜まっているからです。
今後もものを捨てたり、逆に持ったりすることも出てくるだろうと思いますが、何でも歓迎する姿勢を持ち続けたいものです。