所得が少なすぎた枯れ女、保険料が7割減額。過払いの国民健康保険料は還付請求を。
払いすぎてしまった国民健康保険料、そのままにしてはいないでしょうか。過払いの分はしっかり還付請求をすれば、ちゃんと手元に返ってきます。
金額にして数千円ですが、元は払わずに済んだお金。節約のためには、1円でも無駄にはできません。そこまで難しい手続きでもないので、請求できるならやる方が絶対に良いです。
所得が年間33万円以下で、保険料が7割減額
今回健康保険料が過払いとなったのは、ほかでもない私の収入の少なさに原因があります。
今まで全く知りませんでしたが、日本には前年の所得に応じて保険料が減額される制度がありました。ちなみに7割軽減の条件は、「前年の所得が33万円以下」の場合です。
年間所得33万円というと、平均月収にして27,500円。これなら、高校生のバイトの方がまだ稼ぎが多いのではないでしょうか。
確かに去年はバイトを止め、そこから収入5,000円以下の月が年末まで続いた魔の年。もはやワーキングプアを通り越して、ほぼ無職と言っても過言ではない状況でした。
しかしそのおかげで、4,600円あまりの健康保険料が約1,000円に。8月の家計簿で、安い保険料が反映されています⇒夏の暑さ対策は網戸1枚。枯れ女ミニマリスト・8月の財布事情。
学生以外で年間所得33万円以下の人間がどれだけ存在するのか分かりませんが、あまり多くない気はします。収入が低かったら低かったで、そのときしか経験できないことがあるものです。
払いすぎた7月分を還付請求する
私が還付請求をしたのは、ちょうど7割減額に切り替わった7月分。減額のお知らせがくる前に、手元にあった払込書で保険料を収めた後だったのです。
(そのときは「月額4,600円は高すぎる」と思いながら払いました)
過払いがあった場合、こんな書類が手元に届きます↓
似たような請求書は、年金を払いすぎたときにも届いた覚えがあります。そのときの話がこちらです⇒過払いの国民年金は還付してもらえる。払い過ぎたお金のゆくえ
この前に、「払い過ぎのお知らせ」のような手紙も届いた覚えがあります。その後実際の書類が届いたのは、8月中のことでした。
しかし正直、7月から減額が始まるのならせめて前月の6月には知らせてほしかったものです。私のように保険料を払った後にお知らせが来たパターンは、おそらくかなりあるはずです。
これでは真面目に保険料を払う気がある人間こそ、余計な出費を強いられることにもなりかねません。還付請求をしない人がいることも考えると、実に問題です。
払いすぎたお金を返してもらう場合、時効は2年までです。もし「還付請求書」のようなものを受け取った覚えがあるのなら、早めに書いて郵送で送り返すことをおすすめします。
返ってきた金額、3,540円
そうして還付請求書を送り返してからさらに1ヶ月、ようやく過払い分の保険料が返ってきました。
1ヶ月分の過払いで、3,540円の還付。今の私の生活なら、3,500円あれば2~3週間は食べるものに困らないほどの金額です。
一般的な一人暮らし世帯にしても、3,500円で1ヶ月分の水道代はまかなえると思います。そう考えると、たかが数千円とバカにはできません。
還付されるというと何か得した気分になりますが、元々は自分のお金。しかも、本来は払わずに済んだものです。ならば、返してもらうのは至極当然ともいえます。
そんな還付請求をしないのは、自分にとって大きな損です。どんな少額に思えても、しっかり払いすぎた分は返してもらうことが大事かと思います。