老後破産回避のため、年金の支払を再開。みるみる減っていく貯金に冷や汗が出る

2015年12月18日

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今までずっと渋ってきた、年金の支払を再開したのがつい最近のこと。今ではみるみる減っていく貯金額に、戦々恐々とする毎日です。

老後破産を心配しすぎて、現在の暮らしが破綻しては元も子もありません。何とか未来と今のバランスを取りつつ、少しづつ地固めをしていきたいと思います。

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現在の未納額、100万円超

まずは自分が置かれた状況を知るため、ねんきんネットへ登録。ねんきんネットに登録すると、自分がどれくらい年金を未納にしているかが分かります。

未納の分は、平成30年までは過去5年まで遡って後納することができます。現在私が追納・後納出来る分は、以下のようになっています。

・期間…87ヶ月
・金額…1,140,000円

期間は年数に直すと、何と7年と3ヶ月。私は20歳で年金に加入してから、保険料を払っていない時期の方が圧倒的に多いということになります。

ねんきんネットはパスワードを忘れて放置していましたが、先日復活させました⇒ねんきんネットを再登録。厳しい年金状況に、目の前が真っ暗になりました

僅かな社会人時代

ちゃんと保険料を払っていた数年間を見てみると、会社員としてキリキリ働いていた時期とピッタリ一致します。裏を返すと、成人してから30代になるまで普通に働いていた時期がほとんどないということです。

未納の期間には学生時代も含まれてはいます。が、大学卒業から考えても、働いてお給料をもらっていた時期の方が少ない……。思えば、20万円以上のお給料をもらったことも数えるほどしかありません。

金策に関しては悪戦苦闘中で、ようやく「軌道に乗りかけたかな?」というところ。これが会社員時代並みの収入になるには、まだまだ時間がかかりそうです。

問題は学生時代の猶予期間

年金の未納期間のうち、優先的に払わねばならないのが学生時代の分です。学生時代に免除してもらった分は、10年まで遡って納付ができるようになっています。

が、私はすでに30代。20代前半の一部は既に時効となり、どんどん後納ができなくなっているのです。未納の期間が増えれば、その分将来もらえる年金額は減っていきます。

そんな重大事にも関わらず、私がこのことに気が付いたのはつい3日前。ねんきんネットを見ていて、「この間から後納できる月数が減っているような……」と思ったら、10年前の分から時効になっていました。

これまで節約だ定収だと偉そうなことを言っておきながら、自分の年金すら満足に管理することもできていませんでした。

支払いの優先順位を間違えた……

さらに、他の問題もあります。先日まとめて支払った半年分の年金です⇒管理人・弥生の11月の家計簿。節約も大事だけど、老後の年金も同じくらい重要

先月の11月に年金を納付した時点では、まだねんきんネットに登録していませんでした。そのため、自分の年金の管理は手許の納付書だけでやっていたのです。

さらに悪いことに、このときの私は焦りのあまり「平成30年までは、5年間は遡って納付できる」ということを失念。「とにかく2年前の分を支払わなければ!」と、冷静な判断ができなくなっていました。

そして、とりあえず順番に払うしかないと、手持ちの納付書の中で一番古いものから納付。「これであと半年は安泰」などと、呑気に喜んでいました。

が、本当に緊急だったのは2年前の納付ではなく、10年前の学生時代の分だったのです。私がぬか喜びをしていた影で、10年前の分は着実に時効となっていました。

覚悟を決めるとき

己の愚かさはいくら責めても責めたりませんが、過ぎたことはどうしようもありません。今後奇跡的に年金の納付制度が変わらない限り、時効の分を払うことはできないでしょう。

私に今できることは、せめて残りの分を時効にしないよう納付することです。今月の分は間に合うか分かりませんが、来月の1月分からなら払うことは確実にできるでしょう。

正直、これから毎月年金を払わねばならないのは痛いです。しかし、将来の年金額が減るのはもっと痛いことです。今は若いからどうとでもなると思いますが、30年後には気力も体力もずっと衰えているはずです。

もうこれ以上、自分の老後から目を逸らすことができないところまでやってきたということなのでしょう。貯金が尽きるか定収が増えるのが先か、私の腕一つにかかっています。

私のような失敗をやらかすことはそうそうないとは思いますが、ねんきんネットなどで自分の状況は定期的に確認した方が良いと思います。

もし何も知らずに65歳になって、「加入年月が足りない」「もらえる年金では生活できない」と分かったら……いくら悔やんでも悔やみきれません。

自分の将来に不安があるのなら、今のうちにしっかり準備をする方が良いです。今から始めれば、まだ遅すぎるということはありません。

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Posted by yayoi