オートミールと豆腐のみ。フライパンで簡単クッキー~一人暮らしの節約料理(32)~
一人暮らしの節約料理、ちょっと甘いものでも食べたいと、オートミールと豆腐を使ったクッキーを作ってみました。我が家にはオーブンなどないので、使う器具はフライパンのみです。
ただ材料を混ぜて焼くだけの、まさにズボラのためにあるレシピ。ちょっと小腹が空いたときはもちろん、ダイエット中でヘルシーなおやつを探している人にもおすすめです。
材料
今回使った材料がこちらです。
・オートミール…3.5カップ(200~250g)
・絹ごし豆腐…200g
・ハチミツ…大さじ1.5~2
・塩…適量
元のレシピは木綿豆腐ですが、ここは安さ優先で絹ごしをチョイス。水分の差は、オートミールの量でカバーします。
ちなみに今回使うオートミールは、クエーカー社の「オールドファッション」です↓
実物を見ると分かるのですが、とにかくデカい。我が家のキッチンと比べるとこうなります↓
一抱えくらいの大きさの箱に、オートミールたんまりの袋が2つ。コストパフォーマンスでは、間違いなくトップクラスのオートミールです。
調理開始
メインのオートミールはたんまりあるので、水分たっぷりの絹ごしでもしっかり作れるはずです。いざ調理開始。
材料を混ぜる
まずは、豆腐とオートミールをしっかり混ぜます。かなりボリュームがあるので、大きめのボールがあった方がやりやすいと思います。
しばらく混ぜていると、生地がだんだんボソボソしてきます。
思いのほかオートミールが良い仕事をして、豆腐の水分をすっかり吸い尽くしてしまいました。かなりしっかりした生地に仕上がりましたが、3カップくらいの方がちょうど良かったかもしれません。
このままだと豆腐の味しかしないので、ハチミツと塩で好みのテイストに調節。私はしょっぱいものが好きなので塩を入れましたが、甘みだけでも大丈夫です。
生地をフライパンで焼く
生地を混ぜたら、メインの焼きに入ります。生地を混ぜる間に、フライパンを温めておくとスムーズです。(私は作り終わってからこのことに気づきましたが)
生地をスプーンですくって、熱々のフライパンへ投下します。
不格好ですが、自分で食べるので気にしません。
生地の量は、気持ち少なめの方が焼きやすいです。あまりに多いと、中まで焼けず固いパンケーキのようになります。
クッキングシートや油は使いませんでしたが、生地がフライパンに引っ付くことはありませんでした。表面をじっくり焼けばちゃんと固まるので、基本は放ったらかしにできて楽です。
裏が焼けたらひっくり返し、表面も焼く
フタをして5~10分もすると、裏面が焼けてきます。目安としては、生地の焼けた臭いがしてきたタイミングがベストです。
表面の色も、熱が通って黄色っぽく変わります。裏側の焼け具合はこんな感じです↓
このとき、お玉かスパチュラで生地を平べったくすると、よりクッキーらしくなります。フライパンに入れた時点で「生地が厚かった」と思ったら、ここで修正すると良いです。
片面も5~10分ほど焼くと、良い匂いがしてきます。焼き色を見て大丈夫そうなら、お皿に上げて冷ませば完成です。
実食
豆腐とオートミールだけの生地を、じっくり焼いたクッキーがこちらです。
表面がこげこげなうえ、ボコボコで一見何か分かりません。油やたまごを使えば、もう少しマシな焼き色になったのでしょうか。いざ実食。
外はガリガリ、中はボソボソ。
これはこれで食べ応えがあるのですが、正直クッキーと呼ぶには微妙な代物でした。冷蔵庫でひと晩冷やすと、湿気った乾パンのようになります。
オートミールの量を減らすか、豆乳などを入れて固さを調節すれば上手く焼けるかもしれません。これは次回の課題とします。
ハンバーグにも応用できるかもしれない
しかし収穫もあります。この豆腐とオートミールの生地、味を変えればハンバーグ風にできそうです。
味付けをしょう油やこしょうにして、玉ねぎなどを具材にプラス。適当な大きさに丸めて焼けば、おそらく豆腐&オートミールのハンバーグが出来上がるはずです。
クッキーの改良と共に、ハンバーグの可能性も探ってみたいと思います。
オートミールと豆腐さえあればできる、お手軽クッキー。オーブントースターがあるならもっと簡単に作れるかと思います。
余計な油や添加物も一切なく、カロリーも控えめ。簡単ヘルシーなおやつを食べたくなったときにお試しください。