【後悔する前に読んで!】一人暮らしでペットを飼いたい人が、覚悟しておいた方がいいこと

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一人暮らしの寂しさから、ペット飼いたいと思う人は多いんじゃなかろうか。かくいう私も猫好きで、ときどき猫を無性にモフりたい衝動に駆られる。

しかし動物を飼うというのはハードルが高い。ましてや面倒を見るのが自分しかいない一人暮らしでは、どこまで世話できるか怪しいものだ。

もし以下のようなことに自信がないなら、ペットは飼わない方がいい↓

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お世話の問題

家の中がめっちゃ汚れる

ペットを飼うと、家の中がめっちゃ汚れる。犬猫など体毛のある動物は、部屋中に抜け毛をバラまきまくるのだ。

ペットはおろか物すら少ない我が家でさえ、数日で床が抜け毛やホコリだらけになる。これで動物まで加わったら、毎日掃除しても足りないんじゃなかろうか。

部屋が汚れるなら、着ている服も毛だらけになる。黒い服を着た日には、毛まみれが目立って二度と外では着られなくなるだろう。

実家に帰省した後に自宅へ帰ってくると、高確率で実家の犬の毛が部屋に落ちている。おそらく洋服に付いたのを、そのまま持ち込んでしまったんだろう。そのくらい動物の毛は引っ付きやすいのだ。

トイレは避けて通れない

ペットの掃除で一番手間がかかるのは、トイレの問題だろう。相手も生き物だから、1日に何度もうんちやおしっこをする。それを片付けるのは飼い主の義務だ。

ワンルームではニオイが気になるので、毎日片付けざるを得ない。だが広い家だと、隅っこにトイレを置いてしばらく放置ということもあり得る。これは動物にとってストレスだ。

(だが私も、実家で猫のトイレ掃除は3~4日おきだった。今から考えると申し訳ない)

ときにはトイレ以外の場所で粗相(そそう)もするし、毛玉などを吐くときもある。動物を飼った経験があれば慣れるのだが、一人暮らしで初ペットという人には過酷だろう。

出たゴミはどこに取っておく?

アパートなど集合住宅の場合、出たゴミをどこに取っておくかが悩みどころだ。ペットのトイレを始末したゴミも例外じゃない。

なにせトイレのゴミなので、すさまじく臭い。夏ともなれば、そのニオイは部屋中に広がるのだ。とてもワンルームの室内に置いておける代物じゃない。かといって外に置けば、近隣に悪臭をバラまく恐れがある。

トイレゴミのニオイをカバーするとなると、厚手のビニール袋が3枚は必要かと思う。スーパーなどで予めゴミ袋を買っておかないと、悲惨なことになる。

ついでにニオイにつられて、虫が寄ってきやすい。トイレゴミを、ゴミの日まで清潔に取っておくのはほぼ不可能だと思う。

家具はボロボロにされる

汚れ関連でいうと、家具も全滅させられる可能性が高い。ソファやイスが傷だらけになることはもちろん、クッションやぬいぐるみも食いちぎられたりする。彼らにとっちゃ、全てがおもちゃなのだ。

賃貸の場合、壁をボロボロにされると修繕費用がかかる。壁に爪とぎカバーを張るなどの対策は必須だろう。

犬は散歩が必須

主に犬の問題だが、彼らは毎日の散歩が必須だ。一人暮らしにその余裕がどこまであるだろうか。なかには雨だろうが雪だろうが、365日外に出たがる活発なやつもいる。

「室内犬なら散歩はいらないでしょ?」と思う人もいるかもしれないが、どんな犬でも運動しないと弱る。少なくとも、毎日最低30分は外に出すのがいい。

散歩にいくタイミングも大事だ。とくに暑い時期は、日中散歩すると犬が熱中症になる。アスファルトの地面でヤケドするおそれもある。

夏の散歩についてはこちらで詳しく⇒夏、犬を昼間に散歩させるのはもはや動物虐待。ペットにも熱中症対策は必須です。

今の時期なら、夜6時~朝6時までが安全な時間帯だ。太陽がのぼった時点で、すでに危険ゾーンと思っていい。

生活リズムの問題

夜行性でうるさい?

動物には動物のリズムがあるので、100%人間に合わせてはくれない。夜行性の動物は夜中じゅう活発に動き回るので、うるさくて眠れないことがある。

とくに赤ちゃんのうちは生活リズムが不安定なのか、早朝や深夜など変な時間帯に暴れまわったりもする。しばらくは寝不足も覚悟しておいた方がいいかもしれない。

旅行はほぼ無理

相手は毎日世話が必要な存在だ。旅行など家を空ける用事はほぼ無理である。寂しがりやな性格だと、日帰り旅行で留守にするだけでも相当なストレスだ。

ペットホテルに預ける、一緒に連れて行くなどの対策もあるが、どれも動物に負担をかける。人間だって旅に出れば疲れるんだから、ペットはもっと疲れるはずだ。ペットがいる間は、旅行しないのが理想である。

お金の問題

エサ代がかかる

人間を含め、どんな生き物でも食費がかかる。ペットフードは人間の食べ物より高いので、食費がかさむことも覚悟しておきたい。私の食費は月6,000円台だが、ペットの食費もそれくらいかかりそうだ。

老化や病気対策などで、栄養に気を配った特別フードが必要なときもある。特別食は、普通のものよりもさらに高い。

ワクチン必須

犬猫の場合、ワクチン接種が必要だ。とくに犬は、狂犬病やフィラリアのワクチン接種がほぼ義務化されている。人間のインフルエンザ予防よろしく、毎年必須である。

相場は、1回の接種で6,000~10,000円ほど。そこまで高くないが、忘れた頃にやってくるのでお金を準備できてないケースもある。ちゃんと予算を作っておきたい。

病気の治療費出せる?

どんなペットでも無視できない、病気の問題。今ではペットも高齢化して、昔より病気になるリスクが高まっている。

ペットの病気治療は、保険が効かないので高い。手術が必要なら、1回数十万はザラだ。場合によっちゃ、何度も手術や治療が必要になるケースもあるだろう。そのお金を全部まかなえるだろうか。

ペットのケガや病気に備え、ペット保険に入る人も増えている。長い目でみると、保険に入るのも家計のためには大事なことかもしれない。

ペット・ロスの問題

ペットとの別れは、飼った瞬間から運命づけられている。生あるもの、いつかは死ぬのだ。死んだときの悲しみを引き受けるのも、飼い主の義務といえる。

ペットがいなくなることで悲しいのはもちろん、死んだ後のお墓の問題などもある。ペットが亡くなった場合、保健所に連絡すれば遺体を引き取って火葬してくれる。ただし有料だ。

間違っても「病気になったら面倒を見れない」「死に目に立ち会うのは悲しい」からと、保健所へ連れて行こうなどと考えないでほしい。そういう人は、最初から動物を飼う資格はない。

どんなペットでも飼うのは大変です

「一人暮らし ペット」で検索すると、関連ワードに「簡単」「臭わない」「汚れない」などがヒットする。気持ちは分からなくもないが、そういうことを考えるならペットは飼わない方が安全だ。

ペットは生き物だ。飼うのは楽しいことばかりじゃない。むしろ、面倒なことの方が多いだろう。世話を焼かずともあるていど生きられる動物もいると思うが、メリットだけの動物などまずいない。必ずデメリットもついてくるのだ。

ペットショップやペット関連のサイトは、基本いいことしか言わない。その裏にある都合の悪い面にも、しっかり目を向けてほしい。

ペットも命だ。物みたいに扱ったり、飽きたからと簡単に捨てていいものじゃない。

もろもろの面倒くささやデメリットを乗り越える唯一のものが、ペットへの愛情だ。当たり前のことだが、

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Posted by yayoi