【奇跡】面接3連敗中の引きこもりが、ついにバイト採用されるまでの体験談。
今年の夏くらいから「バイトでもしてえな」と思い続け、早3ヶ月あまり。ついに念願がかなったので、面接から採用に至るまでの体験談を紹介させていただきたい。
私のような週5で働きたくない引きこもりでも、働ける場所はあるようだ。同じような「ちょっとバイトでも始めてみようか」という人へ、少しでも参考になれば幸いである。
週2のバイトがない
これまで近所の店の求人へ応募したものの、全て不採用。理由はおそらく、平日のみ週2で働きたいという私の希望が、店の都合と合わなかったからだろう。
接客業は土日祝も休めないし、毎日忙しい。応募条件に「週2~、4時間OK」などと書いてあっても、それをうのみにしちゃダメだったのだ。
バイトに落ちた話、詳しくはこちらから⇒バイト面接3連敗。落ちる理由をカレジョの経験から考えてみた。
大半の人は、店の都合にある程度合わせて働くだろう。が、そんなことができるなら、引きこもりなどやってはいない。あくまでも月10日以下の勤務を目指す私には、バイトを見つけるのもハードルが高いことだった。
日雇いバイトを探そう
そこで次に目を付けたのが、単発の日雇いバイトだ。早速、ネットのタウンワークで単発バイトを探してみることにした。
が、出てくるのはほとんど人材派遣会社の求人ばかり。タウンワークで応募しても、また登録会へ行かにゃならない。はっきり言って二度手間である。
ならば直接、その会社のサイトから応募した方が早いではないか。次に登録すべき会社を探すことにしたが、ここでも問題があった。
日雇いの人材派遣は、ほとんどが事務所で給料を受け取るスタイルを取っている。しかも、自宅から事務所までの交通費は出ないのが一般的だ。
とすると近所に事務所がある会社へ登録するのが理想だが、意外と見つかりそうで見つからない。マメに求人をチェックしていたものの、これだという案件は見つからなかった。
近所に日雇いバイトの事務所を発見
あまりに仕事が見つからないので、しかたなく最寄りから1つ隣の駅にある会社への登録をしようと決めた。電車賃の件はしかたがあるまいと、登録会の予約をした。
だがその数日後に、別の会社を見つけた。そこの会社は、自宅から歩いていける場所に事務所があったのだ。
今まではタウンワークでばかり日雇いバイトを探していたのだが、その日は気まぐれでマイナビバイトから求人検索をかけてみた。すると、今まで出てこなかった会社を運良く見つけられたのだ。
同じような条件でも、サイトが変われば結果も微妙に変わるらしい。バイトを探すときは色々なサイトを回ってみた方がいいのだと、このとき深く実感した。
面接→即採用
早速、会社のサイトから登録の予約をする。しばらくすると、事務所の方から「○日の◯時に来てください」というメールがきた。持ち物として、ボールペンと印鑑が必須だ。
問題の事務所は、確かに近所の雑居ビルのなかにあった。建て物はかなりボロボロで、事務所自体も寂れた雰囲気をかもし出している。「ほんとにこんなところで働いて大丈夫やろか」という、いちまつの不安を感じさせるには十分であった。
面接の旨を伝えると、まずは就業についての書類などを数枚ほど書かされる。その後で仕事の流れなどを淡々と紹介され、とどこおりなくスタッフとして登録されたのだった。
面接というよりは、ほぼ採用を前提にした説明だ。日雇いバイトは、実にハードルが低い。引きこもりにとっては、ありがたいことである。
電話で働きたい日を伝える
私が受けた説明だと、仕事をもらうまでの流れはこんな感じだった↓
・夕方までに、電話で勤務したい日を伝える
・その日の夜にもう一回電話して、当日の集合時間をチェック
・当日、言われた時間に事務所へ行く
メインの連絡が電話というのが、引きこもりにはネックであった。メールよりも、電話の方が早くて確実ということか。
最初に電話をかけるときは緊張したが、必要なことを手短に伝えるだけだ。慣れてしまえば気楽である。
当日、激しい腹痛で急きょ休みに
そうしていよいよ勤務当日というときに、思わぬアクシデントに見舞われた。前日の夜、急に凄まじい腹痛に襲われて動くことができなくなったのだ。
当日の朝まで様子を見たものの、全く収まる気配がない。やむなく、「今日は休みます」という連絡をいれざるを得なかった。
久々のバイトで緊張していたのか、グルメイベントを回りすぎて胃が疲れたのか。原因は分からないが、ドタンバで仕事をキャンセルしたのは地味にショックであった。ミエナイチカラで邪魔されているようにすら感じたものだ。
胃が疲れた(?)原因はこちらで紹介中⇒秋は行楽日和。ミニマリストカレジョ・9月の財布事情。
諦めずに再度連絡を
当日キャンセルしたことで、バイトへのハードルがムダに上がってしまった。が、ここで諦めては努力がムダになってしまう。数日後、気が重かったものの再び事務所へ電話を入れた。
「ドタキャンしたからもう無理です」と言われやしないかヒヤヒヤしたが、事務所の方はいたって普通の対応だった。無事にシフトに入ることができそうだったので、ひと安心した。
もしかしたら日雇いバイトという仕事柄、ドタキャンには慣れているのかもしれない。連続して休むのは流石にマズいと思うが、案外にユルい。
日雇い=ブラック?
大体日雇いについてネットの掲示板を見ると、ほぼ100%ブラックな話題だ。日雇い労働者というのは、ほぼ人間扱いされないものなのかと恐怖したものだ。
そのため今回バイト登録したときも、どんな対応をされるかとドッキドキだったのだ。が、実際に話してみれば対応は普通だし、使い捨てされそうな雰囲気もなかった。
私の運が良かっただけなのかもしれないが、「日雇い=超ブラック」とも限らないようだ。やはり何事も、自分で確かめてみないと分からない。
実際働くことについては不安しかないが、取りあえず一歩は踏み出せた。後は、いい職場に恵まれることを祈るばかりだ。