朝ごはんと晩御飯、健康な食生活にはどちらを重視すべきか?
今回は、朝ごはんと晩御飯の問題についてお話します。健康な食生活にはどちらを重視するべきか?これには色々な意見があり、見ていると混乱してしまいます。
ここで大事なのは、科学的データよりも「自分に合っているかどうか」だと思います。大勢に有効だからと言って、それが自分にも当てはまるとは限りません。
理想の食生活は「生活スタイル」で変わる
朝ごはん派と晩ごはん派、はたまた昼ごはん派など。色々な意見があるのは、生活スタイルが人によってバラバラだからです。日々の暮らしが変われば、理想の食生活もまた変わります。
朝から部活の練習がある学生は、しっかり食べねば持ちません。逆にデスクワーク中心なら、ガッツリ食べると胃もたれするかもしれません。夜型か朝型かでも、また理想の食事は違うと思います。
むしろ「朝か夜か」で分けるよりも、己の感覚に従った方が良いのかもしれません。機会的に決まった時間に食べるよりも、生き物的には自然ではないでしょうか。
空腹は分かりやすいサイン
「今、自分は空腹かどうか?」。これが一番分かりやすいサインです。「何か食べなさい」と身体が命令しているのだから、これ以上正確な食事タイミングはありません。
逆に空腹感を上手く調節すれば、食生活を自分の理想に近づけることもできるのではないでしょうか。
例えば朝起きた直後は、胃が働いていません。そこに無理やり朝ごはんを詰め込んでも、胃には負担なだけです。朝ごはんを美味しく食べるなら、胃が起きだすまでの準備時間が必要なのです。
その後の12時の昼ごはんにしても、人によっては朝ごはんが胃に残っている場合もあり得ます。もし会社勤めで昼休みの時間が動かせないなら、そのタイミングでお腹が減るように調節せねばなりません。
空腹のタイミングでしっかりご飯を食べれば、余計な間食も減らせます。食事が乱れるのは、食生活が生活スタイルに合っていないせいかもしれません。
昼起きから早起きに変わった私の経験談
私自身一人暮らしを始めてから、食生活もガラッと変わりました。生活スタイルが大きく変わり、理想の食事も以前とは違うものになりました。
昼起きのときは1食のみ
実家ぐらしの頃は、昼の11時まで寝続ける生活。朝・昼を飛ばして、晩御飯だけを食べれば十分。その間にお腹が空いたときは、ナッツを食べれば事足りていたのです。
会社員やバイト生活の時期もありましたが、朝はギリギリまで寝ているので食欲が湧きません。前の日の晩ごはんがずっと胃にもたれて、昼にひどくお腹がすくこともありませんでした。
(単純に、私の胃腸が弱いということもありますが)
家に帰れば遅めの晩ごはんで、その後すぐ布団に入る生活。翌朝はまた胃がもたれているの繰り返しでした。
早寝早起きになった後の食生活
この1日1食生活は、早寝早起きを始めてから状況が変わりました。朝起きた後に色々やることが増え、ルーティンが終わる頃にはかなりの空腹を感じるようになったのです。
今は朝の4~5時起きで、掃除や洗濯などを済ませます⇒充実した1日は朝から始まる。私の早起き後のルーティンを紹介
しばらくはナッツと夕飯1食で頑張っていましたが、そのうち原因不明のめまいや疲れを感じるように。間食も増えたことから、「これはマズイ」と1日2食生活を始めました。
最初は朝ごはんを食べていましたが、今は朝イチの仕事の後に食事をしています。朝ごはんだと日中にお腹が空くのですが、朝と昼の間だと夕飯までもってくれます。
それでも仕事中、空腹を感じるときが未だにあります。それをどうにかすべく、朝の軽食でも摂ろうかと考え中です。
朝ごはんと晩ごはん、どちらを優先すべきかは生活スタイルで変わります。食生活を自分に近づけるか、自分が理想の食生活に近づくか、その2択だと思います。
理想は、お腹が空いたときにしっかり食べること。空腹のタイミングに合わせて食事できるようにすることが、健康的な食生活のコツではないでしょうか。
(ただし、栄養バランスはちゃんと考えた方が良いです。好きなものを好きなだけ食べるのは、暴飲暴食にほかなりません)