焼鮭に飽きたときの、簡単石狩汁のレシピ~実録・一人暮らしの節約料理(18)~
一人暮らしの節約料理。今回は、味噌と鮭があればできる簡単な石狩汁の作り方です。焼鮭に飽きたときは、煮魚にするとまた違った味わいが楽しめます。
ついでに余った野菜を入れれば、栄養バランスもバツグン。賞味期限の近い食材の消化にもおすすめです。
材料
今回使った材料はこちらです。
・鮭…1切れ
・たまご…1個
・にんじん…1/2本
・しめじ…1/3袋
・こんにゃく…1/4パック
・もやし…1袋
鮭以外の具材は、何でも自由に入れて大丈夫です。私の場合、余り気味のもやしを煮料理で一気に消化することが多いです。
もやしはどんな料理にも合い、簡単にかさ増しできるところが魅力です。つい買いすぎることもありますが、多すぎても何だかんだで使う場面が多い食材です。
もやしは、その安さも魅力です⇒食費の節約のために必須な、私が一人暮らしで学んだおすすめの安い食材
調理開始
早速、調理開始です。具材を煮る料理は、簡単にできて助かります。
具材をカット
にんじんはいちょう切り、しめじともやしはそれぞれ煮込みやすいサイズにカットします。ポイントは、にんじんをなるべく薄く切ることです。固い野菜は、小さく切らないと煮込みに時間がかかります。
にんじんも大きめに切ってしまうと、火が通りにくくなります⇒もやしとたまご+余った野菜で、味噌汁の煮込み~実録・一人暮らしの節約料理(17)~
鮭もカットして一口大に。骨は予め取っておきます。私は生のままカットしたのですが、鮭は1度焼いた方が処理が楽かと思います。その方が、骨を取りやすいくなります。
生の鮭だと、同じ鮭かと思うくらい骨が取れません。骨と肉がしっかりひっついて、思うように外れてくれませんでした。大きい骨だけは包丁で取りましたが、小骨はそのまま煮てしまうことにしました。
本来はぶつ切りの鮭を豪快に入れるのが石狩鍋ですが、私はワイルドさよりも食べやすさを重視しました。鍋ではなくどんぶりサイズなので、鮭は小さい方が都合が良いです。
食材の湯通し
切った食材は、いったん湯通しします。特に鮭は、臭みを消すために湯通しした方が美味しくなります。
私はザッと簡単に済ませたのですが、ここはしっかりやっておく方が良いです。湯通しが不十分だと、臭みが残ってしまいます。
野菜を先に煮る
具材をカットできたら、まずは野菜を先に煮ます。とにかくにんじんに火を通さないことには、美味しい汁物にならないと思いました。
水から煮続けて15分ほどすると、大分柔らかく。鍋ならもっと早く煮えるかもしれませんが、フライパンだとどうも時間がかかってしまいます。
鮭→味噌の順で投入
にんじんが煮えたところで、メインの鮭をIN。鮭の表面の色が変わってきたら、味噌を溶かしてさらに煮ます。かなりアクも出るので、なるべく取るようにします。
そして仕上げに、溶き卵を入れてかき混ぜます。たまごが適度に固まったところで、火を止めて完成です。
実食
そして、できあがった石狩汁がこちらです。
石狩の名とは裏腹に、野菜の方がメインの汁物になりました。いざ実食。
にんじんが煮えていると美味しい。
鮭とは全く関係のない感想が浮かびました。私の場合、鮭よりもにんじんの仕上がりの方が気になって仕方がなかったのです。今回は薄めにカットしたので、ちゃんと火が通っていました。
他の食材も美味しかったですが、強いて言えば、鮭の臭いが少々気になりました。骨も取りきれないものがいくつもあり、やはり食べにくく感じました。
鮭を料理に使うときは、一手間かけて焼鮭にしてからの方が仕上がりが美味しくなるように思います。焼鮭なら生臭さもなく、身をほぐすのも簡単です。
我が家に味噌が来てからというもの、料理の安定度がグッと増しました。食材を切って煮るだけなので、失敗の要素がほとんどないのです。
味噌があると、煮魚料理も簡単にできるようになります。焼き魚だけでは物足りなくなってきたら、味噌で煮込むのが手軽でおすすめです。