私が引き出しの中身を片付けて、9割減らした道のり~カレジョの断捨離実践記~
かつて実家にいた頃、引き出しの中身を断捨離を実践したときの話です。当時はまだ断捨離に慣れておらず、今振り返るとまだ物がたくさん残りました。
その後一人暮らしと2度の引っ越しを経て、引き出しの中にあった荷物はほとんど断捨離を。今では、元の1割くらいの荷物だけ残しています。
おかげでとても身軽になり、引き出し自体がいらなくなりました。私が9割の荷物を断捨離するまでの道のりを紹介します。
断捨離した引き出しの荷物たち
まずは、引き出しの荷物を見ていきます。断捨離前がこんな感じです↓
一段目の引き出しの中身です。もう古くて不要になった書類がてんこ盛りでした。
さらに二段目にも、色々な荷物がゴチャゴチャと↓
昔はとにかく、色々な場所に色々なものを詰め込んでいました。そのためどこに何があるのか分からず、ハガキ1枚を探し出すにも20分くらい探し回ったものです。
しかし自立を目指して断捨離を始め、雑然とした引き出しの中身を整理しました。そうして、断捨離した直後の様子がこちら↓
二段目はこうなりました↓
最初の断捨離の時点でも、まあまあスッキリはしたと思います。が、まだ使わないものがたくさん眠っていました。
その後一人暮らしを開始すると、ミニマリスト生活が本格化。かつて引き出しにあった荷物で残されたものは、これだけになりました↓
銀行の通帳などの貴重品と、落書き用の道具です。
文房具は取っておくと何かと使うので、落書き用の道具も取ってあります。大体数年のサイクルで落書きのマイブームを繰り返してもいるので、そろそろまた使うかもしれません。
以下、私が引き出しの物を減らすまでにどうしたかを見ていきます。
1.現金ごと存在を忘れていた財布
最初の断捨離では、ズボラゆえのちょっとしたサプライズがありました。
それが、この財布です↓
一見、何の変哲もない財布ですが……↓
中身を見ると、5千円札が入っていました。
財布の存在と同時に、現金の存在もすっかり記憶の彼方へ。お金も適当な場所にしまっておくと、頭の中から消えてしまうんだと実感した瞬間です。
今は5千円札を回収し、財布の方は断捨離。折りたたみの財布は使いづらいので、このまま持っていてもおそらく出番はないだろうと思いました。
一時は非常用に取っておこうかとも思った財布が2つあるのはやはり邪魔。その分、メインの財布をすぐ手の届く場所に置いておくことにしました。
今は、財布は作業スペースの横のラックに置いています。詳しくはこちら⇒金運を上げたい。お金が貯まる財布の使い方5選。
2.ゴチャゴチャの紙類
引き出しの中は、元々書類の収納に使っていました。しかし3年ほど放ったらかしで、不要なもの、古いものばかりだったように思います。
主に、こんなものが入っていました↓
・会社員時代の給与明細や名刺
・去年の医療費のお知らせや、ねんきん定期便
・振替済みの通帳
・期限切れの保険証
・昔の年賀はがき
・洋服のタグ
・何かの説明書
よくよく考えれば、一度も見返したことのない書類ばかりでした。真っ先に断捨離したものがこちらです↓
ネットバンキングの小冊子と、小冊子が入っていた封筒などです。
さらに、いつのものか分からないハガキも↓
「書類=取りあえず取っておく」という図式が、長らく私の頭の中にはありました。それが必要かどうかよりも、何となく大事そうという理由で取っていたのです。
引き出し以外にも、紙類は大量にありました。それを断捨離したときの話はこちら⇒近藤麻理恵流の片づけ方法で、書類を再断捨離。紙ものとの戦い遂に決着(画像あり)
ネット全盛期の昨今、大体の情報は紙で取っておく必要がありません。それに気が付いてからは、書類はマメに捨てるようになりました。
私が実践する、書類の処分方法はこちらです⇒いらない書類を処分するコツとは?片付けられない女が処分できた方法。
3.レターセットとシール
ずっと前に買ったレターセットと、デコ用のシールです。
デコ用のシールは割りとすぐに断捨離できましたが、レターセットは悩みました。長い人生、レターセットの1つも持っておけば役立つことがあるんじゃなかろうかと思ったからです。
しかしその半年くらいは、ずっと使う機会が訪れず。そこで、レターセットへの未練も断ち切れました。
が、レターセットを捨てた途端に、手紙を出さねばいけない事態がチョクチョク起こるように。例えば、
・お世話になった人へのお礼
・請求書を送るときなど
・手紙をくれた人への返事
どれも、メールやLINEでは済ませられない用事でした。
しょうがないので、捨てた後で新たにレターセットを入手。その後も、2~3ヶ月に1回位の割合で出番があります。
スマホで大体のことが済む時代でも、アナログな手紙が100%無くなる時代はしばらく来ないんじゃないでしょうか。お気に入りのレターセットは、1つ持っておいて損はありません。
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4.太陽観察レンズ
2012年の、金環日食を見るために買ったサングラスです。最初の断捨離の時点では、ある意味一番悩まされました。
当日は見事な日食を見れましたが、今となっては過去の品。次の皆既日食は2035年なので、あと20年は使う予定がありません。
それでも最初の断捨離のときは、まだ捨てられませんでした。多分、20年後にまた同じサングラスを買うのがもったいなかったからです。
そんな貧乏性を乗り越え最終的にこのグラスを断捨離できたのは、以下の2つが理由だと思います。
・その後の断捨離で見る目がシビアになったこと
・引っ越しで環境が大きく変わったこと
引き出しの断捨離が終わった後も、紙類や本などを次々処分しました。そのおかげで、ものを捨てることに抵抗が無くなっていきました。
引っ越して生活が一変すると、とにかく不要なものはどんどん断捨離したくなりました。すると、後20年は出番がない日食グラスも難なく捨てられたのです。
ちょっとした変化で、物を手放すのは簡単になるんだなと実感しました。一度の断捨離で捨てられなくても、諦めることはないんだと思います。
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5.もう使わないエコバッグ
ハローキティのエコバッグも取ってありましたが、もうリサイクル済みです。今は、新たに買ったエコバッグを使っています。
ハローキティのエコバッグも良かったのですが、使うときに袋から出さねばいけないのがちょっと面倒でした。お会計の前に準備しておくのを度々忘れて、慌てた経験も何度もあります。
その反省から、エコバッグは袋と一体になっているか、バンドなどで小さく丸めておくものを使うようになりました。これなら、バッグから出してすぐ使えて楽です。
使えるかどうかよりも、実際に使いやすいかどうか?ものを残す基準が、断捨離を進めるうちにハッキリしてきたように思います。
6.昔の社員証
2度めの引っ越しのときに処分したものに、社員証というのがありました。会社員時代に使っていたものを、ずっと返しそびれていたのです。
会社のセキュリティにも関わってくるので、ゴミとして捨てるのもはばかられる代物。どうしたものかと、ずっとモヤモヤを引きずっていました。
しかし新居へ引っ越すとき、そのモヤモヤを持ち越すことは避けたい。ようやく、社員証を会社に返す決心が付きました。
本当は直接会社へ持っていった方が良いものですが、私は手紙で送り返しました。やはり、元同僚たちと顔を合わせたくなかったからです。
送り返した後も特に連絡はないので、まあ大丈夫だったんだろうと思っています。私としては、数年のモヤモヤから開放されてスッキリしました。
引き出しの中身というのは、適当に管理しているとすぐにいらない物で溢れかえります。いらない物を一掃すると、一気に2~3段くらいの引き出しが空になって気持ちが良いです。
年に一度の大掃除のときなど、普段は開けない引き出しの中もチェックしてみてください。