洋服の断捨離しどきを、每日の生活の中でチェックする簡単な方法とは。
今回は、洋服の断捨離しどきをチェックするのにおすすめのタイミングをお話します。
每日の生活の中で洋服をチェックする回数を増すことが、断捨離すべき服を見つける簡単な方法です。普段から服を見ておけば、気付かずにそのまま着てしまう危険も減らせます。
朝、服を選ぶとき
まずは、朝起きてクローゼットから服を出すタイミングです。手に持った服の裏表を、軽く確認する感じです。
「バタバタしていてそんな暇がない」というときは、前日の夜のうちに洋服を枕元などに置いておくのがおすすめです。これなら、翌日バタバタせずに済みます。
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断捨離どきのチェックでなくとも、出かける前に服やコーディネートは1回確かめた方が良いです。バタバタしているとシャツが後ろ前だったり、ボタンを掛け違えていたということも起こり得ます。
洗濯の途中
洗濯は、服が一番傷むタイミングです。この段階で1着1着チェックしておけば、傷んだ服をクローゼットに戻さずに済みます。
洗うとき
洋服を手洗いしている場合、洗いながら洋服の状態をチェックできます。洋服のヨレ具合や伸び具合を確かめます。
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手洗いは洗濯機よりも服へのダメージが少なく、1着を長く着られるというメリットもあります。洗濯ものの量が少ないなら、手洗いで済ませるのもありかと思います。
干すとき
脱水した洗濯ものを干すときは、服全体をチェックする良いチャンスです。物干しにかけるときには必ず1回は広げるので、普段は見えにくい部分も観察できます。
意識の届きにくい後ろ側や、袖・裾の際の穴、擦り切れなど。光にかざすと、特に穴は目立つので見つけやすいです。
私も洗濯ものを干すとき、小さい穴が空いてるのをよく見つけます。おそらく、脱水のときに洋服を絞り過ぎるのが原因です。
洗濯は服が傷むタイミングと言いましたが、その中でも脱水が一番の強敵です。服の寿命をのばすなら、ほどほど脱水の方が良いのだと思います。
たたむとき
干した服を取り入れ、たたむタイミング。服をじっくり観察できる機会です。
服を洗ったり干すときは、時間がないとパパっと済ませてしまいがちです。けれど服をたたむとなると、1着にそれなりの時間がかかるもの。嫌でも服の状態がチェックできます。
この段階でダメージが見つかったら、処分なり繕うなりを早めに決めた方が良いです。保留にしてしまうと、再び着てしまう危険性があります。処理を決めた服は、別の場所に保管すれば安全です。
ここでやってはいけないのは、取り込んだ服を山積みで放ったらかしにすることです。「後で良いや」と思うと、おっくうになって結局たたまないままになります。
山積みの服が増えると、その山から服を引っ張りだして着るということも起こります。私自身、クローゼットがギチギチだったときはよくやっていました。
服が山積みでは傷みのチェックもできないし、部屋が散らかる元です。取り込んだ服は、その日のうちにたたむのがおすすめです。
お風呂に入るとき
お風呂に入るとき、脱いだ服をカゴに入れる前にチェックします。もしひどい傷みが見つかったら、服を洗わずにそのまま処分ということができます。
特に靴下やインナーシャツなどは、このタイミングで穴や擦り切れを見つけられると断捨離がはかどります。1回洗濯してしまうと、もったいなくて捨てるのが惜しくなるからです。
小さな傷みの場合も、ダメージが広がらないように洗う、優しく脱水するという対策が打てます。
夜寝る前
寝る前、翌日の服を準備するタイミングです。朝はバタバタすることが多くとも、夜なら落ち着いて服を確かめられます。
私もこのタイミングで、パンツの後ろのボタンが取れていたり、膝部分が思ったより伸びているのを見つけたりします。
夜のうちに傷みを見つければ、うっかり翌朝着て出かけることもありません。寝る前に明日の準備をするのは、身だしなみという点でもおすすめです。
服の傷みを早く見つけるには、日頃から観察の機会を増やすことです。1着1着確かめるようにすると、より愛着も湧きやすくなります。
服の傷みをチェックするのは断捨離のためだけでなく、服の寿命をのばすことにもつながります。お気に入りを少しでも長く着るなら、普段からのマメなチェックが大事になってきます。