節約の大きな味方。図書館を便利に使う活用術
私は本が好きで、小説から実用書までなんでも読みます。が、気になる本を片っ端から買っているとお金がかかりはしないでしょうか。
そこでよく使うのが、無料で本を読める図書館。書籍代の節約には欠かせない存在です。上手く使えば、年間で10,000円以上の書籍代を節約することも夢じゃありません。
しかも図書館には、本を借りる以外の便利な活用法がたくさん。本好き以外にも、どんどん使って欲しいおすすめの施設です。
まずは利用者登録をしよう
ただ、地元の図書館は誰でも使えるわけじゃありません。
・その地域に住んでいる
・その地域に通勤している・又は通学している
などの条件があります。
この条件は自治体によってまちまちなので、直接カウンターで聞くのが一番確実です。
東京23区内に自宅や通勤・通学先があるなら、こちらから利用できる図書館を調べられます↓
利用者登録が済むと、専用のカードが作られます。このカードがないと本の貸出ができないので、財布の中や良く使うバッグに入れておくのがおすすめです。
私はよく図書カードを忘れて、自宅まで取りに帰ったことが何度もあります。家を出る前に、カードを忘れてないかチェックした方が良いです。
さらにもう1つ良くある失敗が、図書館の休館日とぶつかること。私はこの1年間だけで、4~5回は休館日に間違えて本を返しに行ったことがあります。
・図書館カードは忘れてないか?
・今日は休館日ではないか?
図書館を使うときは、この2点はしっかり確認してください。
これさえ気をつければ、後は図書館を使い倒すのみ。便利な活用法をこれから紹介します。
図書館にない本はリクエストできる
お目当ての本が地元の図書館になくても、ガッカリするのは早いです。そういう場合は、図書館に借りたい本をリクエストできます。
どの図書館にも、紙のリクエスト用紙があります。用紙に必要事項を書いて、カウンターに出せばOKです。
このリクエスト制度の便利なところは、発売前の新刊まで頼めること。発売の1ヶ月くらい前から、あらかじめ予約ができるのです。
話題の本は、発売後すぐにリクエストで埋まります。人気が出そうな本は予めリクエストしておくと、高確率で順番待ちせずに読めるのです。
新刊リクエストが手元に来るには、数週間~1ヶ月ほどかかります。気長に待つことが大事です。
私も先日、舞台版ハリー・ポッターの脚本を新刊でリクエストしました。すでに4人ほど順番待ちがありましたが、それでも待たされたのは3週間くらいです。
まともに買うと2,000円はかかるところ、図書館ならタダ。3週間くらい、いくらでも待てます。
私の月の平均食費が6,000~7,000円であることを考えると、2,000円は大金です。これを思うと、図書館は本当に庶民の味方です。
図書館のサイトを活用してもっと便利に
が、本を探したりリクエストするのに、いちいち図書館に行くのは面倒。利用者カードを作ったら、早めにネットからも使えるように登録するのがおすすめです。
これも専用の用紙などに記入をして、カウンターで申し込むだけ。最初の手続きさえ終われば、後は自宅から検索やリクエストし放題です。
ただし、リクエストできるのはすでに出版している本のみ。新刊のリクエストは図書館まで行かないとできないので、注意してください。
本以外にもCD・DVDが借りられる
図書館で借りられるのは本だけじゃありません。音楽のCDや、映画DVDまで置いてあるのです。図書カードがあれば、本と同じように借りることが出来ます。
図書館によっては、CDを視聴できるコーナーまで。運良くお気に入りのCDが見つかったら、借りてデータだけ移してしまうというのもありかもしれません。
PCを持ち込めるスペースあり
また、最近の図書館は「電源席」がある場所が増えました。電源席を使えば、PCやスマホを持ち込んで作業ができるのです。
飲食は禁止ですが、「無料」というのがとても嬉しいです。タダでじっくり作業できる場所というのは、ありそうでありません。
図書館によっては、「1回3時間まで」のような制限があるのが少々ネック。それでも、仕事や学校帰りに立ち寄って作業するには十分なんじゃないでしょうか。
国会図書館の貴重な本も見られる
これは試したことがないですが、地元の図書館から国会図書館の本を見せてもらうこともできます。これは館内で見るだけで、コピーや貸し出しはできません。
国会図書館の本を取り寄せするには、
・都外に住んでいて国会図書館まで行けない
・病気などで遠出できない
などの「やむを得ない事情」がある場合に限ります。
国会図書館には、日本で出版されたあらゆる図書が保管されています。どうしても見つからない貴重な本を見たいときは、知っておいて損のないサービスです。
本を借りるだけではもったいない、図書館のサービスの数々。地域の図書館を上手に活用すれば、節約に大きく役立つこと間違いなしです。
もし地元の図書館を使ったことがないなら、ぜひ一度足を運んでみてください。