トマトの本葉が出てきました。水耕栽培キット・ポットランド観察記(2)
家の中で水耕栽培ができる、ポットランドの観察記です。プチトマトを育て始めて早2週間、ついに本葉が出てきました。
ちゃんと芽が出てくると、やはりとても嬉しいもの。毎日「大きく育てよ」と言いながら見守っています。
1週間ほどで発芽
順調に育つと、1週間ほどで発芽します。私のプチトマトも、日陰に置くこと6~7日で目が出てきました↓
発芽を目の当たりにすると、「本当に芽が出てきた!」とテンションが上がります。
プチトマトは発芽までは日陰に置いておきますが、芽が出てきたら日光が必要です。家の中で、日当たりが良くて風通しの良い場所に置き換えます。
我が家では、ポットランドは一番日光が差し込む窓辺に置きました。西日しか入らないので大丈夫かと思いましたが、しっかり光が当たっていれば特に心配はいらないようです。
最初は、本当に芽が出るのか正直不安でした。が、ポットランドの説明のとおりにしていればしっかり育つようです。
お手軽な栽培キットに見えて、実は本格的な水耕栽培キットなんじゃないかと思います。
ポットランドの詳しい紹介はこちらから⇒室内で野菜を育てよう。水耕栽培キット・ポットランド観察記。
ふた葉が出るまでの様子
始めのうちは、ヒョロヒョロとした芽がニョキッと姿をあらわす感じです。そこから徐々に、ふた葉っぽいものが育ってきました↓
翌日はこんな感じ↓
最初のうちはまだ、茎も柔らかくて何とも頼りがないです。この頃はしっかり育つか、まだ不安でした。
そこから徐々にですが確実に大きくなり、だんだんと葉っぱや茎がしっかりしてきました↓
毎日見ていると、徐々に背が高くなっていくのが分かります。
ふた葉を観察していて面白いなと1つ思ったことが、夜は葉っぱが閉じることです↓
これが朝になると、またしっかり開きます。植物も寝るのかと感心しました。
なぜ葉っぱが開いたり閉じたりするのか、ハッキリした理由は分かっていないようです。しかし、葉っぱが日々のリズムに合わせているのを観るのは単純に楽しいものでした。
小学校の頃は観察日記が苦手な私でしたが、プチトマトは1日の中で何度も眺め回してしまいました。
自分で進んで育てようと思ったものは、言われなくても気にかけるものでした。私が小さい頃にポットランドがあったら、もっと理科の勉強も楽しかったかもしれません。
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本葉が出るまでの様子
しばらくすると、ふた葉の間から新たな芽が出てきました↓
これが大きくなると、しっかりした本葉に育ってきます。本葉が大きくなると、葉っぱが閉じたり開いたりすることがなくなってちょっと残念でした。
最初は小さい本場の芽も、日ごとに成長していきます↓
始めはチョロっとした葉っぱが、しっかりトマトの葉っぱらしくなりました↓
そして昨日の様子がこちらです↓
この頃になると、水の減りがだんだん早くなってきました。しっかり見張ってないと、すぐに砂と水面が離れてしまいます。
砂が乾くと、せっかく育った植物が枯れてしまうかもしれません。水の様子は、マメにチェックすることをおすすめします。
根っこも順調に育つ
しかし葉っぱが大きくなると、同時に根っこも育ってきます↓
発芽するまでは全く目立ちませんでした、芽が出てくるとどんどん伸びてきました。一応水の中に根っこがあれば、いきなり枯れるということも無いようです。
水中に根っこが出てきたことで、水の減りが余計に早くなったのかもしれません。植物の生命力には頭が下がります。
哀しいが間引きも必要
ただ、ポットランドを育てるのは楽しいことばかりじゃありませんでした。ときには大きく育てるため、心を鬼にせねばならないこともあります。
それが、後から出てきた芽を間引くことです↓
1粒だと発芽しない可能性があるので、始めに種を3粒ほど蒔いてねと説明書にはありました。私は3粒種を蒔いて、2粒が発芽。確かに100%発芽の保証はないようです。
しかし発芽したらしたで、ポットランドの小さいスペースでは全部育てることはほぼ不可能。一番大きいものだけを残さないといけません。
我が家のプチトマトの場合、最初の芽が出てきて1週間くらい後に別の芽が出てきました。種にもそれぞれ育つペースがあるようです。
発芽の時間が少し遅かったという理由で、育とうとする芽を摘まねばならない。これは少々心の痛む作業でした。
説明書ではハサミでチョキンと芽をカットする図がありましたが、私は自分でプチっと摘み取り。処分するときはずっと心の中で、「ごめん」の繰り返しでした。
間引きの犠牲をムダにしないためにも、残されたプチトマトをしっかり育てようと思います。生きているものを育てる厳しさを改めて学びました。
今のところ、プチトマトは順調に育っています。大きな問題が起こらなければ、9月頃には収穫ができるはずです。
本葉が育ってくると、プチトマトらしさが一段と出てきて愛着も湧いてきます。ズボラな自分でも植物が育てられると、何だか自信も湧いてきました。
家に植物がある生活というのは、張りがあって面白いもの。じっくり確実に成長していく様子を見るのが毎日の楽しみです。
自分で育てたプチトマトと食べるその日までは、毎日頑張って暮らします。