【ミニマリストの新生活】最低限の暮らしに必要な家具・家電
新生活の準備で、何かと忙しい季節。一人暮らしに必要な家具・家電を、私の実体験から紹介します。
初期費用を安く抑えるべく、本当に「ないと死活問題」レベルのものだけで暮らしをスタート。そのときから、手持ちの家具はほとんど増えていません。
そんなに「凝った生活」を目指さなきゃ、多くのものは不要です。安くてシンプルに暮らしたい人はチェックしてみてください。
自炊派に必須の冷蔵庫
まず、私が真っ先に選んだのは冷蔵庫。食事は自炊の予定だったので、食材ストック用の冷蔵庫は必須でした。
今使っている冷蔵庫は、「貸してドットコム」でレンタルしたものです⇒節約とミニマリストの両立を目指す私が選んだ、生活に最低限必要な家具・家電とは?
容量は140L、冷凍庫も付いているタイプです。大量に仕入れた肉を冷凍したり、傷みかけのもやしを避難させるときに重宝しました。
やや小さい気もしますが、1週間分の食材ならギリギリは入る大きさ。一人暮らしなら大丈夫だと思います。
自炊しない場合でも、実家からの差し入れなどを保管するのに使えます。特に虫嫌いの人の場合、なるたけ食べ物は冷蔵庫にしまった方が良いです。
が、私がレンタル契約した冷蔵庫は、そろそろ期限が近い。今はレンタル延長のお金も出したくないほど逼迫しているので、これを機にノー冷蔵庫生活に挑戦してみようかと思います。
指定席はちゃぶ台&座布団
家具らしい家具は、座卓用のローテーブルと座布団のみ。カーペットはもちろん、カーテンもずっと付けていません。
テーブルしかない部屋の様子はこんな感じです⇒30代女ミニマリストの部屋を公開。一人暮らしのインテリアは最低限で十分。
カーテンはコバエが嫌で、発作的に断捨離しました。詳しい経緯はこちら⇒ミニマリストが部屋からカーテンを断捨離して実感した、メリットとデメリット
(部屋は14階。向かいからも遠く、覗きの危険がないので出来た方法です。普通のアパートで、ノーカーテンはまずおすすめしません)
部屋の隅っこにテーブルをセットし、パソコンをカチャカチャいじる日々。そこから見えるスッカラカンの部屋には、もはや侘び寂びすら感じます。
このローテーブルも、レンタル期限が迫っています。冷蔵庫はなくなっても、テーブルは腰痛対策に使い続けたいところです。
代わりが見つかるまでは代わりの台を使うか、流し台にパソコンを置いて立ち作業という方法もあります。立って仕事するのは健康にも良いらしいので、一度は試してみても良さそうです。
「収納用のタンスはないのか?」と思われそうですが、そこまでしまうものがありません。引っ越しのときに大部分を断捨離したので、部屋に作り付けの収納だけで十分でした。
引っ越しは、いらない荷物を捨てられる最大のチャンス。せっかく新しい暮らしを始めるなら、もう何年も使ってないものは処分して良いんじゃないでしょうか。
洗濯はたらいでも十分やれる
一人暮らしを始めて約1年、洗濯はたらいで手洗いです。洗濯機はずっと使っていません。
私がやっている手洗いの方法はこちら⇒洗濯機も洗剤も使わず、セスキ炭酸を使って洋服を洗う節約術
たらいに水とセスキ炭酸を入れて、一晩浸け置くだけです。翌朝、水ですすいで干せばキレイになります。
さらに、洗濯の回数を減らしたいがためにやっている方法はこちらから⇒洋服を洗濯する手間を減らすため、ズボラな私がやっているエコすぎる方法
洗濯の量にもよりますが、すすいで干すまで大体10~20分ほど。朝忙しいというときは、洗濯のときだけ早起きする必要があるかもしれません。休日を狙って洗濯という方法もあります。
しかしこれは、私が暇な在宅ライターだから続けられるというのはあります。果たして会社勤めで、律儀に手洗いをやるかどうか。途中で挫折の可能性が高そうです。
洗い物を干すのに欠かせない物干し台
洗濯ものを洗ったら、その後干す場所が絶対に必要です。
私は、実家からもらった小さな物干し台を使っています↓
衣類も、引越し前に半分以上を断捨離。そのため、これだけのスペースがあれば十分干せます。
逆に洗いものを溜め込むと、場所不足で干しきれません。結果的に、嫌でもマメに洗濯ができるという効果がありました。
近所にコインランドリーでもあれば、ギリギリまで洗いものを溜めて一気に洗濯という方法も取れます。が、残念なことに我が家の近所にはありませんでした。
もし次に引っ越す物件の近所にコインランドリーがあれば、物干し台も不要になるかもしれません。
暖房用の電気毛布
冬場の寒さをしのぐ暖房器具も欠かせません。引っ越し翌日、私がamazonで最初に買ったものは電気毛布でした。
電気毛布を選んだのは、電気代が一番安いからです。その経緯はこちら⇒節約系ミニマリストの防寒対策。電気代を安くするなら、電気毛布がおすすめです
当時は2月の下旬で、まだ寒さが厳しかった頃。寒々しい部屋の中で一人凍えながら、電気毛布を今か今かと待ち続けたのは良い思い出です。
私が住む団地は相当な年季が入っていて、部屋にエアコンはありません。しかし冬も夏もノーエアコンで何とかなったし、光熱費のことを考えるとあまり使いたくはないです。
私がやっていた夏の暑さ対策はこちらから⇒電気代節約に、エアコンなしで夏の蒸し暑い夜を乗り切るために枯れ女が考えた秘策。
ドライヤーがないと風邪を引くかも
電気毛布の次に買ったのは、髪を乾かすドライヤー。真冬、濡れた髪をそのままにしておくと風邪を引くかもしれません。
(坊主頭など、よほど髪が短いならノードライヤーでも良いと思います)
私が使っているドライヤーは、髪に優しい低温ドライヤーです⇒髪の毛のケアと電気代節約を考えた結果、低温エコドライヤーにたどり着いた話
温度が低くて火傷しませんが、髪を乾かすのに時間がかかるのが難です。てっとり早く乾かすなら、とにかく風量が強い製品をおすすめします。
一人暮らしの準備でお金がかかる家電は、冷蔵庫くらいのものじゃないかと思います。後は、無くても案外やっていけるものです。
あまり新居に荷物を持ち込みたくないというときは、しばらくお試しで「家電のない生活」をやってみてください。実際暮らし始めると、「なくても大丈夫かも」というのが分かってきます。