9月からの新学期、服の断捨離で秋からのファッションとおしゃれを見直す。
もうすぐ8月が終わり、新学期シーズンが始まります。夏から秋の変わり目である9月は、今までのファッションを見直すチャンスです。
今までコーディネートやおしゃれに悩んできた人も、心新たに自分の服と向き合ってみるのはどうでしょうか。
真っ先にやるべきはクローゼットの断捨離
ファッションの見直しと言っても、ファッション誌を研究したりインスタグラムでおしゃれな人の観察を始めずとも大丈夫です。それより真っ先にやるべきは、クローゼットの中身の断捨離です。
ファッションで悩むのは、着る服がないからだと思います。そこでほとんどの人は、服を新たに買い足すことで何とかしようとするのではないでしょうか。
しかし、これも妙な話です。今クローゼットにある服だって、元は自分が着ようと思って選んだ服のはずです。だのになぜそれを着ないのでしょうか。
「手持ちの服と合わなかった」「1~2回着たら飽きた」「すでに同じような服を持っている」。理由は色々あると思いますが、その積み重ねが「着る服がない」クローゼットを生み出したのです。
私が断捨離したときは、安さに釣られて通販で買ったTシャツや、普段着ないようなフェミニン系の服がいくつもありました。あまり深く考えずに買ったものほど、手放す確率が高かったように思います。
今のままで服を買い足しても、同じ過ちをやらかす可能性がきわめて高いです。これを根っこから直すには、己の服との付き合い方を見直すのが一番確実です。
自分のファッションを見直す良い方法が、服の断捨離です。「なぜ自分はこれを着なかったのか」「なぜすぐ飽きてしまったのか」そういうことを考えながら仕分けると、自分の着たい服も見えてきます。
まずは忘れていた服、ボロボロの服など分かりやすいところから攻めるのがおすすめです⇒ズボラもできる洋服の断捨離。処分が簡単になるシンプルな質問で、捨てるのに迷わない
去年買った秋物を洗い出し
とはいえ、手持ちの服全部の見直しは手間です。まずは去年の秋に着た服にターゲットを絞るのが、楽で即効性も高いかと思います。
私の場合、服を厳選した結果オールシーズンほぼ同じ着こなしとなりました⇒「今の季節のファッション」を考えなければ、洋服選びは楽になる。
特に見るべきは、去年買った秋物の服です(ここ数年に買った服でも可)。そのなかで、今年も着たいと思う服はどれだけあるでしょうか。
大事なのは「まだ着れそう」ではなく、「今シーズン絶対に着る」と自信を持って言える服をチョイスすることです。もったいない云々の余計な思いは、いったん脇に除けてください。
服を選んだら、着る服はクローゼットへ戻し、それ以外は袋か空き箱へ。ワンシーズン分の服が減るだけでも、中身は随分スッキリするはずです。
クローゼットに着る服だけを残せれば、ファッションの悩みは半分以上は解決します。自分の着る服・スタイルがハッキリし、おしゃれに迷うことがなくなります。
ついでに夏の服の見直し
余裕があれば、今のうちに夏服の見直しもおすすめです。こちらは、「来年の夏も着たいと思う服」だけを残します。
今年買った服のなかにも、「来シーズンはないな」と感じるものがあるのではないでしょうか。そういう服とは、夏が終わる前にスッパリ別れた方が後腐れありません。
今までよりもちょっと良いものを買い足す
手持ちの服だけでは、どうももの足りない。もし新アイテムを買い足すのであれば、今までよりもちょっと高い服を買うのがおすすめです。
仮に洋服1着に10,000円まで出せるというなら、10,000円まで範囲を広げます。値段は度外視で、自分が一番着たいものを選び出すようにします。
服はお得かどうかでなく、自分が適正だと思う値段で買うのが一番です⇒ミニマリストなファッションへ一歩前進できる、着たい服を素直に買う方法 場所は下の方の「値段~」です。
これまで着ない服を増やしてきたのには、「安いけどイマイチな服」を選んでいたことも原因だと思います。お得ばかりに目がいって、自分が着たいかどうかを二の次にしてきた結果です。
高いお金を払うとなると、そう安々と妥協できません。色、デザイン、細かいシルエットまで、自分のイメージにピッタリの服を選びたいと思うのが人情です。自然に、自分の本当に着たい服だけを選ぶようになります。
また、本当にほしいものだけを買うと、それだけで満足できて余計な服がいらなくなる効果もあります。結果的に服を買う回数が減って、ファッション費の節約にもなるものです。
夏から秋冬へ、ファッションがガラリと変わる季節です。こんな時期こそ心機一転、自分の目指すファッションを改めて考えるのも良いのではないでしょうか。