【一人暮らしの節約】なぜ高い?食費がかかりすぎる理由と、その対策
なぜ一人暮らしで食費がかかりすぎてしまうのか?その理由と対策についてお話したい。
食費は意識していないと際限なく高くなる、厄介な支出だ。お金がなかなか貯まらないのも、もしかしたら食費のせいかもしれない。心当たりのある人はチェックしてみてほしい↓
一人暮らしの食費の平均
一人暮らしの食費(外食込み)は平均で月38,000円、節約派は月30,000円以下がおすすめされている。節約派でも1日1,000円使える計算だ。
食費の平均の話はこちらでも⇒一人暮らしの食費の平均は参考にならないから、自分で調べるのが確実だよ。
あなたの今の食費が40,000円±5,000円程度なら、現状維持でも大丈夫かと思う。逆に50,000円以上など大幅にオーバーしているなら、節約の余地があるはずだ。
月10,000円以下の節約は、相性のいい人・悪い人がいるので積極的におすすめできない。もし「同じものを毎日食べても飽きない」「薄味でも食べれる」なら、チャレンジしてみるのもありだ。
我が家の食費対策はこちら⇒【月6000円】ズボラでも一人暮らしの食費を節約できる、超具体的な14のコツ。
食費は外食込みで計算しよう
食費と外食費を分けて計算している人もいるが、節約を考えるなら合計したものを食費として扱いたい。食費は安いのに、実は外食費が高くて赤字になっているというのはよくある話だ。
どこまでを外食にするかだが、私は「毎日の食事以外で使ったもの全て」にしている。レストランでの食事はもちろん、コンビニ弁当や菓子パン・お菓子なども外食扱いだ。
こうすると、最低限必要な食事以外で自分がどれだけお金を使ったかが分かりやすい。食費の節約は、そういう余分な部分をいかに省くかにかかっているんじゃなかろうか。
交際費との線引きは?
交際費との線引きも難しいが、交流目的で誰かと食べた食事は交際費になるんじゃなかろうか。その場合、減らす必要があるのは食費ではなく人付き合いの方だ。
仕事の都合上難しいという声もありそうだが、飲み会などは参加必須じゃないはずだ。大体は誰かと食事したりお酒を飲むのが好きだから参加しているんだと思う。
節約のことを考えると、食費と交際費合わせて月40,000円以内に収まればいいんじゃないかと思う。年末や歓迎会のシーズンだけ、50,000円の予算を用意してもいい。
外食はどう減らす?
食費の節約で一番に立ちはだかるもの、それは外食だ。外食を止めて自炊メインにすれば、今よりも確実に食費は安くなる。問題はどう外食を減らすかである。
手っ取り早いのは、昼ごはんを弁当(夕飯の残り物)にすることか。ランチ代に週5,000円使っているなら、これだけで20,000円の節約だ。
ならば夕飯は何を作るかだが、楽なのはカレーやシチューなどの煮込み料理。鍋いっぱいに作れば1週間は安泰だ。
ちなみに炊飯器を使えば、野菜だけで本格スープができる。詳しくはこちら⇒野菜を切るだけ。炊飯器でラタトゥイユ風煮込み~実録・一人暮らしの節約料理(29)~
また、ご飯だけ自分で炊くのもいい。レトルトよりも安く、なにより炊きたての温かいご飯を食べられる。
お菓子などの対策
お菓子やデザートは食べても食べなくても良いものなので、やる気を出せば100%カットもできる。だが切り詰めすぎるのもストレスが溜まるので、食費のうち10~15%はおやつ代に充てるルールでもいいかと思う。
私がよく買っていたおやつはこちら⇒健康生活は1日100円で手に入る。素焼きの無塩ミックスナッツの効果とは。
作れそうものは自分で作る
出来合いの食品は割高だ。節約を考えるなら、作れそうなものは自分で作りたい。私はよくポップコーンを手作りしている。
小麦粉やパスタを買えば、手作りメニューの幅が広がる。パスタは茹でるだけ、小麦粉も基本は水でこねるだけなので、意外と難しくはない。
私がパン(?)を作ってみた話はこちら⇒ド初心者が作る、鍋だけで簡単発酵なしパン(?)~一人暮らしの節約料理(37)~
とりあえずフライパンさえあれば、大抵のメニューは作れるものだ。まずは野菜炒めや焼き魚など、簡単なものからチャレンジしてみてほしい。
高級素材にこだわるのを止める
オーガニックなど健康志向だと、自炊メインでも食費は高くなる。庶民派は近所のスーパーが一番だ。
貧困層ほど食生活に気を遣わなくなるという統計があるらしい、残留農薬などが気になるのは、それだけ生活によゆうがある証拠かもしれない。
食費は意識しないとどれだけ使っているか分かりにくい。ちゃんと計算したら、予想外の支出に驚かされるんじゃなかろうか。逆に自分では食費がかかりすぎているように思っても、金額だけみたら実は標準かもしれない。
節約といっても、がむしゃらに頑張ればいいものでもない。大事なのは今どれくらい食費を使っているかと、自分が後どれくらい減らしたいかだ。