狭い部屋を広く見せるレイアウトのコツ。ワンルームに住むカレジョはこうしてます。
ワンルームに暮らすカレジョの、狭い部屋を広く見せるレイアウトのコツを紹介します。
2017年の2月末に、1LDKからロフト付きでも20平米に満たないワンルームに引っ越し。部屋の面積は1/3以下になりましたが、それでも割りとゆったりした空間を保てています。
部屋が広く感じるか狭く感じるかというのは、部屋の面積の問題ではありませんでした。どんな家でも、工夫次第で広々に見せる方法は必ずあるのだと今は思います。
1.何も置かなければ狭くもならない
小さいワンルームでも室内がスッキリしているのは、物が極端に少ないことが一番の理由です。二度の引っ越しによって荷物を断捨離した経験は、狭い部屋で暮らすときに大いに役立ちました。
今のところ、我が家にある主な荷物はこんな感じです↓
・約20着の洋服と小物類&洋服かけ
・下着&タオル
・姿見
・中サイズの棚
・寸胴鍋などのキッチングッズ
・たらい&洗面器
・歯ブラシ&保湿クリームなどの日用品
・ドライヤー&サーキュレーター
・断捨離したいオタクグッズや家電
・ダンボール2箱分のオタクグッズ
・ダンボール1箱分の本
・ふとん
一人暮らしを始めてからはほとんど荷物を増やさず、チョコチョコと断捨離を続けました。その結果、手持ちの荷物は最低限の生活必需品と、自分の趣味のものだけが残されています。
詳しい部屋の様子はこちらでも紹介中です⇒「理想の女子部屋」記事を見たので、一人暮らし女子の実際の部屋を公開してみる。
部屋が狭いと嘆いてしまうのは、快適に過ごせる上限以上の荷物が部屋に詰め込まれているからだと思います。家の中は意外と不用品が多いので、そういったものを断捨離するところから始めてみて下さい。
週末を利用して部屋を片付ける方法はこちら⇒汚部屋から1日で脱出できる、休みの日を利用して断捨離するコツとは?
2.場所をとる家具・家電を断捨離
私が主に断捨離したのは、場所をとる家具や家電です。スッキリ身軽になりたいとものを減らし続けていくと、大きなものがどんどん無くなっていきました。
最初に一人暮らしを始めたとき、真っ先に断捨離したものはこちら⇒これであなたもミニマリスト?一人暮らしのカレジョが引っ越し直後に断捨離した3つの家具。
我が家に今もある大きめの家具というと、姿見・棚・ふとんくらいです。家電の方は、洗濯機・冷蔵庫・テレビなど、主なものは全て断捨離しました。
今は洗濯機を置くスペースに棚を置き、冷蔵庫のスペースに不用品を置いています。家電があったら、その分また置くスペースを確保せねばならないところです。
現状は家電がない不便さよりも、部屋が広くなることの方を優先させています。家電が無いと暮らしが成り立たない事態が起こるまでは、今の暮らしを続けたいです。
3.縦の空間を活用
さらに我が家の場合、ロフトスペースがあるのも部屋が広く見える理由の1つです。普段はロフトスペースで寝起きをし、隅っこはオタクグッズと本の置き場所にしています。
ロフトは普段使わない荷物を置くだけでなく、部屋の天井が高くなるのもメリットの1つ。
縦の方向に空間が開けていると、ワンルームでも開放感があるのです。
我が家には作り付けのロフトがありましたが、下を収納スペースにできるような高床式のベッドもあります。狭い部屋の場合、寝る場所を床から浮かすと省スペースに効果的です。
4.床に置くものを最小限にする
これは以前住んでいた1LDKの部屋でも実感していることですが、床にものが置いてあると部屋がゴチャゴチャして狭くなります。本1冊、洋服1着でも、床に転がっていると相当に存在感を放つのです。
しまえる荷物は収納にしまったり、収納が少ない場合はなるべく吊るしてみたり。同じ荷物の量でも、床に置くよりも部屋が片付いて見えます。
床に限らず、平らな場所には物が置かれやすいので注意です。詳しくはこちら⇒当てはまったら要注意。汚部屋住人になりやすい家の特徴5つ。
我が家には収納らしい収納がないので、洋服などは全てむき出し。お風呂場の周辺には下着やドライヤーが置いてあって、ちょっと雑然とした印象です。
さらに部屋をスッキリ見せるなら、下着やタオルをしまうための引き出しがあると良いのかなと思います。
5.家具を仕切りとして活用
一番レイアウトで工夫していると言う点が、姿見と洋服かけを目隠しに活用していることです。
今のワンルームは、玄関を開けた途端に部屋が丸見えになります。なので、ちょうど良い大きさの家具を仕切り代わりにしたのです。
我が家の洋服スペースはこちら⇒クローゼットなしで洋服をスッキリ収納する7つのコツ。狭い部屋でも大丈夫です。
家具で仕切るレイアウトは、図にするとこんな感じです↓
このレイアウトだと玄関先のスペースを上手く活用できます。クローゼット専用の場所も必要がなく、帰ってきたらサッとバッグや上着を戻せるのでとても楽です。
このレイアウトにしてから、お出かけ用の家具は玄関近くに置くと効率的だということを知りました。玄関とクローゼットの距離が遠い場合は、思い切って洋服スペースを引越しさせてみてください。
6.廊下のある部屋は狭くなる?
ワンルームの場合、玄関前のスペースをどう使うかが、部屋を広く見せる大きなポイントかと思います。玄関前が廊下のように細長くなっている部屋は、どうしても狭く見えがちです。
私自身も今住んでいるアパートを下見したときに、そのことを実感しました。
当時は、L字型の間取りの部屋とT字型の間取りの部屋を内覧。部屋の面積はほぼ同じでしたが、第一印象はT字型の部屋の方が狭く感じたのです。
これはT字型の間取りの方が、玄関前が狭かったからだと思います。玄関を開けると狭い通路になっていて、荷物を置くなどスペース活用が難しいつくりになっていました。
逆にL字型の部屋は、玄関前が幅広いつくりです。そのおかげで、ちょうど良く姿見と洋服かけを置くことができました。
廊下があると目隠し効果もありますが、部屋には圧迫感が。少しでも広い部屋に住むなら、玄関周りが広い部屋の方がおすすめです。
部屋を広く見せるには、まずは正攻法で荷物を減らすこと大事です。荷物が多すぎると、収納の工夫も効果も活かしにくくなります。
部屋が広く感じると、実際には狭くても心は広々と余裕が持てるように。ワンルームでもできるスッキリ生活、ぜひ体験してみてほしいです。