男性陣よ、生理を知れば女子にモテるぞ(多分)。生理の理解度チェック。

2017年7月29日

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女性と男性の最大の違いの1つ、それが生理の問題じゃないだろうか。それこそ男女の間で、生理に対する知識は天と地ほどの差があるらしい。

しかし男性向けの生理解説というのは、意外にありそうでない。そこで、生理とはどういうものかを分かりやすく説明してみようと思う。

さらに女の立場から、「こんな事を知っておいてもらえるとありがたい」ということも紹介する。

「そんなもん今さら言われんでも分かっている」という人も、一度おさらいのつもりでチェックしてみてほしい。

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生理が分かってるかどうか理解度チェック

あなたは、どれだけ生理のことを分かっているだろうか?まずはこちらのチェック項目から見てほしい↓

1.生理の正式な呼び方を知っている

2.生理が何のためにあるのか説明できる

3.女性が生理になると何が起こるか説明できる

4.生理のサイクルを説明できる

5.生理が何歳頃から始まり、何歳頃に終わるか知っている

6.一回の生理が、何日続くか知っている

7.女性が突然イライラしたり、体調を崩す理由を説明できる

8.生理用ナプキン・タンポンの使い方や目的を知っている

9.生理、妊娠、出産の関係を説明できる

10.危険日、安全日がどんなもので、いつ来るものか分かっている

どうだっただろうか。回答数による結果はこちら↓

・全問…逆になんでそんなに詳しいんですか?

・9~7問…生理の知識がある方だと思う。ありがとうございます。

・6~4問…惜しい。さらに知識に磨きをかけてもらえると嬉しいです。

・3問以下…勉強必須。以下を要チェック。

さらに以下から、生理について説明していく。

生理ってそもそも何よ?

そもそも生理とは、一体何なのか?ウィキペディアの解説にはこうある↓

月経(げっけい、英: menstruation)は、成熟した人間の女性および高等霊長類のメスの子宮から周期的に起こる、生理的出血である[1]。正式な医学用語は月経だが、生理(せいり)、女の子の日、メンス、アレなど様々に呼ばれる。
月経は、思春期に始まり(初潮)、個人差はあるが、閉経時期までの間におよそ28日周期で起こり、通常4-7日間続く(正常月経周期:25-38日)

月経 – Wikipedia

うん、まさにこの通りだ。

さらにザックリ言うと、

・一ヶ月に一回、子宮からの出血が約一週間くらい続く

・およそ10歳~50歳くらいまで続く

という感じになる。しかし生理が始まる年齢や、生理が何日続くかという期間は個人差が大きい。

早いと三年生くらいから生理が始まる人もいるし、中学生になっても来ない人もいる。生理の期間も、中には三日で終わるという人もいれば、一週間過ぎても終わらない人もいる。

そして女性は約28日周期で、「生理中→生理直後→排卵日前後→生理直前」というサイクルを繰り返す。それぞれの期間で、体調や気分が変わってくる。

基本はこんな感じ↓

・生理中…眠い、だるい、ブルー

・生理直後…身も心も軽やか

・排卵日前後…女性ホルモン活発

・生理直前…イライラ、頭痛、肌荒れ、甘いもの食べたい

おおよそ上のような傾向があるが、人によって出てくる症状はマチマチだ。

周期も一般的には28日と言われることが多いが、人によって25~35日とズレはある。また、体調不良、過酷な運動やダイエットで、生理が遅れたり来なくなる場合もある。

生理って何のためにあんの?

何でそんな出血があるかというと、これは子供を生む準備のためだ。生理がないと、女性は子供を生むことが出来ない。

(処女懐胎とかは100%嘘だと思う)

女性の身体は約一ヶ月かけて、子供を産む準備をする。そのとき子宮の中では、胎児を育てるためのお布団的なものが作られる。このお布団の原材料は、主に血だ。

そして準備をしてからしばらくしても妊娠がないと、古くなったお布団は身体の外へ出される。そのときに起こるのが、いわゆる生理だ。

女性はこの、「準備→生理」というサイクルを何十年も繰り返す。妊娠しているとき以外は、基本的に生理は毎月やって来るものだ。

生理ってコントロール出来ないの?

たまに、「生理の出血はコントロールできるもの」と思っている男性がいるらしい。しかし実際には、コントロールはほぼ無理だ。

だからこそ、ナプキンやタンポンを使って出血を受け止める必要がある。これが無いと、下着や服が血まみれになってしまう。

訓練によってある程度トイレで血を出せるようにはなるが、これを語りだすとややこしい。しかし仮に訓練しても、100%のコントロールは極めて難しいと思う。

基本的に、生理による出血はコントロール出来ないものと考えておくのが一番安全じゃなかろうか。

生理の出血量ってどれくらい?

大体一回の生理で出る血の量は、ヤクルト一本分あるか無いかくらいだ。「なんだ、その程度か」と思われるかもしれないが、実際それだけの血が出てくると大惨事になるのだ。

試しに赤い絵の具を溶かし、それでパンツと服を濡らしてみるとよく分かる。しかも血を全部出すには何日もかかるから、面倒くさい事このうえない。

出血の量は個人によって多少の差があるし、生理何日めかによっても違う。生理が始まって2~3日めの出血量が一番多いという人が、おそらく大半だと思う。

ナプキンやタンポンの種類がやたらと多いのは、出血が多い日・少ない日用などで分かれているためだ。さらに、寝ている間の出血を受け止める夜用なんていうのもある。

おりものって何?

おりものは、生理になる直前などに出てくる透明の粘液だ。ちなみに乾くと、クリーム色みたいになる。

おりものは、子宮内に雑菌が入ることを防いでくれる大事な役目を持っている。最近はおりものの量が多い女性も増えてきたため、おりもの専用のナプキンというものもある。

生理痛って何よ?

「女性は定期的にお腹が痛くなる」という話を、一回くらいは聞いたことがあるかもしれない。これがいわゆる生理痛だ。

何でお腹が痛くなるかというと、子宮が血を外へ出そうと頑張っているからだ。このとき子宮はポンプのように伸び縮み的な運動をするが、これが痛みを引き起こす。

生理痛の重さも、個人差が実に大きい。あまりに痛さにダウンして動けなくなる人もいるし、ほとんど痛みが無く普段通り過ごせるという人もいる。

さらに生活習慣によっても、痛みの程度は違ってくる。基本は不規則な生活と食生活がひどいほど、生理痛も重くなる。身体の大きさなどによっても変わってくるらしい。さらには子宮や卵巣の病気によって、生理痛が重くなることもある。

「たかがお腹の痛みで」と思うかもしれないが、辛い人は本当に辛い。「人によっては寝込むぐらい痛いものなんだな」と、知っておいてもらえるとありがたい。

何で突然イライラしだすの?

これは、PMS(月経前症候群)と呼ばれるものだ。その名の通り生理の直前に起こり、生理が始まると収まってしまう。

生理直前になると、女性はとてつもなくナーバスになる。さらに胸が張ってちょっと触られただけで激痛が走ったり、ひどい頭痛に襲われる場合もある。

PMSが起こる理由は、ストレスなどで女性ホルモンのバランスが乱れるためと思われる。やはり不規則な生活が続くと、PMSが起きやすい。

そして例のごとく、PMSも個人差が大きい。本当に重症になると、婦人科にかかっていて薬が手放せない人もいるほどだ。逆に、平気な人はとことん平気だからややこしい。

ついでに、イライラや憂うつなど精神的な症状が特にひどい場合、PMDD(月経前不快気分障害)と呼ばれることもある。生理直前になるとひどいうつ気分に襲われるというときは、PMDDかもしれない。

生理で休むって仮病じゃね?

繰り返しになるが、生理の重い軽いは個人差が大きい。特に重い人は、仕事や学校を休むレベルで辛いときもあるということだ。

100%仮病じゃないとは言い切れないが、生理のせいで一日寝込んでいる人は多いと思う。間違っても「生理で休むのは甘え」と、決めつけることだけは止めて頂きたい。

危険日とか安全日って何?

独身男性ならば、危険日や安全日には最大級の警戒心が働くんじゃないだろうか。しかし実際のところ、具体的にいつ頃が危険で安全なのか知っている人は少ないように思う。

まず危険日とは、排卵日と関係が深い。なので排卵日がいつかを知っていれば、危険日・安全日も予測がつく。

排卵日は基本的に、

・生理が始まる2週間前

となる。

大体生理が終わってから1~2週間くらい後になるが、これは個人の生理周期によってマチマチだ。

この排卵日の5日前~2日後くらいまでが、妊娠の可能性が高い。ここから危険日と安全日は、

・危険日…生理が終わった直後~16日くらいまで

・安全日…排卵日2日後から生理が始まるまで

となるだろうか。一番安全なのは、排卵日を知っておくことかと思う。

女性の場合は排卵日を知るために、基礎体温をつけたり排卵検査薬などで調べるなど、色々な方法がある。しかし男性からすると、女性からの自己申告しか情報がないから難しいところではある。

しかし危険日だろうが安全日だろうが、妊娠するときはする。「性交渉=妊娠の可能性は常にある」と考えて、予め避妊をしておくのが一番安全じゃなかろうか。妊娠してからじゃあ遅い。

妊娠と生理はどう関係ある?

未婚の男性は「生理が来ない」という彼女の言葉に震え上がるらしいが、実際のところはどうなんだろうか。

(だったら避妊しろという話だ)

生理は妊娠の準備のためにあるものだから、妊娠すれば来なくなる。そして子供を産んでしばらくすると、また生理は復活する。

生理がある間は、女性は常に妊娠の可能性がある。後悔したくない男性は、そのことを肝に銘じておいた方が良いと思う。

男は結局どうすれば良い?

女性の側からは色々な意見があると思うが、私としては

・正しい生理の知識を身に着けて、知識に基づいた対応をしてほしい

これに尽きる。

正しい知識があれば、生理中の女性の身の上に起こっていることが想像しやすい。そうすれば、女性に対してどう接すれば良いかも分かってくるんじゃないだろうか。

生理を軽く考えるのも問題だが、あまり腫れ物に触るような態度もどうなのか。あまりタブー視せず、男性も生理のことをどんどん知っていけば良いと思う。

ネットで「生理」と調べれば情報はいくらでも出て来るし、本も無数にある。ぜひ色々とチェックしてみてほしい。

しかし生理に詳しくなっても、その知識はあまりオープンにするものでもない。あくまでも、女性と不用意な衝突を避けて気遣うためのものだ。

もっと男性が生理のことを知れば、むしろ女性も楽になると思う。女性が社会で活躍していくこれからの時代、男性も生理の知識は持っておいた方が良いんじゃなかろうか。

しかし私も生理博士じゃないので、不正確な情報があるかもしれない。女性の方は「ここ間違ってね?」という部分があったら教えて頂ければありがたいです。さらに、「こんな情報も載っけて」というリクエストも待ってます。

ついでに彼氏や夫について「コイツ、生理が分かってねえ」と悩んでいる女性は、この記事を紹介してみて下さい。

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Posted by yayoi