「水とスポンジだけで鍋の焦げが落ちる?嘘だ」←本当に落ちて感動した話。
世の中には、水だけで鍋のガンコな焦げ付きをきれいに落とすスポンジがあるという。そんなウワサのスポンジを、実際に試してみた体験談を紹介したい。
正直最初は、「うちの鍋は無理だろ」と半分諦めながらのチャレンジだったのだが……。詳しくは以下からどうぞ。
鍋の焦げがヒド過ぎる
まずは、我が家の寸胴鍋を見てみる。焦げ付きの様子がこちら↓
実にひどい。毎度のように米を煮込みすぎて、底の方にこびりついてしまった結果だ。
鍋の裏側はこんな感じ↓
ついでにフタも焦げている↓
もはや、焦げていない場所の方が少ない。食事やポップコーンを作るとき盛大に焦がした結果だが、私の大ざっぱな性格がよく表れていると思う。
これまでも洗い物のたびに一生懸命こすってみたり、セスキで長時間煮洗いなどを試してみたりもした。しかしそんな努力も虚しく、焦げはこびり付いたまま。私は鍋の焦げを落とすことを諦めていた。
そんな悟りの境地に入った私に転機が訪れたのは、つい先日のこと。きっかけは、「ざ・3Mセミナー」に参加したことだった。
スコッチブライトのまめ型スポンジ
「ざ・3Mセミナー」は、話題の新製品などをいち早く体験できるブロガー向けのイベントだ。今回はキッチン用スポンジの新製品がお目見えするということで、ネタ探しのついでに行ってみることにした。
そこで紹介されたのが、こちらのスポンジだ↓
スポンジでおなじみのスコッチ・ブライトから新しく出る、「キッチン用まめ型スポンジH」だ。
一見するとただのスポンジに見える。が、この中には、スポンジを作り続けて50年以上になる3Mの技術の粋(すい)が詰まっているという。
具体的スゴいポイントは、こんな感じだ↓
・不織布で頑固な汚れもスッキリ
・色・デザインがカワイイ
・まめ型で手にジャストフィット
それぞれどういうことか紹介する。
不織布で汚れだけをスッキリ
スポンジの濃い色の部分は、研磨成分を使った不織布で出来ている。不織布の面で鍋を洗えば、研磨材の力で焦げが簡単に落ちるという話だ。
しかもスコッチブライトのスポンジの場合、鍋の表面に傷が付かない。ガンコな焦げだけを削りつつ、鍋にはノーダメージという良いとこ取りの能力を持っている。
ただ、デリケートなガラスや漆器、シンクに使うと流石に傷付く。あくまでも不織布は、対焦げ用の秘密兵器なので注意だ。
色・デザインがカワイイ
しかし焦げを落とす不織布のスポンジというのは、これまでにもあるにはあった。じゃあ何がスゴいのかというと、一つは赤とピンクのキューティーな配色にある。
今までの研磨剤入り不織布スポンジは、地味で暗い色が多かった。しかし昨今、キッチンにもおしゃれを求める人は増える一方。そのニーズに応え、見た目にも華やかなスポンジが誕生したのだ。
正直「ただ色を変えただけやん」とも思ってしまうのだが、性能を落とさず明るい色にするのは至難の業。このスポンジを作った人は、連日連夜会社に泊まり込んで心血を注いだとのことだ。
赤とピンクの配色だけでなく、オレンジとピンクのスポンジもある。私は、赤とピンクの方が好きだ。
まめ型で手にジャストフィット
そしてカワイさと共に、機能面もスゴい。一番のポイントは、まめ型という点だ。
これまでの四角いスポンジは、女性の手では大きすぎて使いづらいという点が難だった。そこでたどり着いたのが、独特の丸みを持ったまめ型だったのだ。
実際に手に持ってみると分かるのだが、フィットして実に握りやすい↓
親指がくぼみの部分に上手いことハマり、ずっと握りしめていたくなる快適さだ。これなら、手が小さい女性でも使いやすい。
しかし男性の手には、このまめ型スポンジはやや小さいらしい。男性には、今までの四角いスポンジの方が良いかもしれない。
スコッチブライトVS鍋の焦げの結果
と、実に色々な機能を持ったスポンジだが、本当にどんな焦げでも落ちるのか。試してみた結果を見てみると……↓
本当に落ちた。
完璧とまではいかないが、体感では95%は落ちた。100%じゃないところが、逆にリアルだと思う。
さらに、鍋の裏とフタも見違えるように↓
ちょっとした焦げなら、軽くこすればどんどん取れる。おそらく洗剤があれば、もっと楽に落とせるんじゃないだろうか。
さらに使用後と前のスポンジを見比べてみると、その頑張りようがよく分かる↓
確かに「落ちる」とは聞いていたが、まさかここまでとは思ってなかった。3Mさん、侮っててすみませんでした。
逆の意味で予想外の結果に、私も正直驚いている。しかしこれで、また美味しいご飯が作れそうだ。
たかがスポンジとバカにしていたが、スコッチブライトのスポンジは確かな力を持っている。普段はスポンジを全く使わない私も、この威力なら家に置いておきたくなる。
ちなみに新製品のまめ型スポンジは、8月28日だ。鍋の焦げに悩まされている人は、ぜひスーパーでチェックしてみてください。