【不安しかない】引きこもりコミュ障カレジョ、2年半ぶりのバイト体験談。
引きこもりのカレジョが、久々に日雇いバイトで仕事をした体験談をお話したい。
2年半ぶりのことだったので、始めは緊張しきりであった。前日の夜は気が重くて仕方がなかったものである。
単発の日雇いは、どんな1日を過ごすのか?詳しくは以下から↓
AM6:00「起床・準備」
バイト当日は、朝の6時ごろに起きた。ごはんを食べたりゴミ出しをしたりと、1時間くらいがあっという間に過ぎていく。
忙しいときの朝ごはんは、お湯だけで食べられるオートミールが便利だ。栄養もあるので、コンビニの菓子パンなどよりはマシかと思う。
オートミールについてはこちらから⇒不味くて続かないときにおすすめの、オートミールの簡単で美味しい食べ方。
朝の準備は、主に持ち物チェックだ。バイトのときは、こんなものをいつも持っていく↓
ペンはもちろん、工場での作業がほとんどになるから、カッターや手袋は欠かせない。全て近所の100円ショップで買ってきた。便利なものである。
さらに、作業用のエプロンも会社から支給された。エプロン代として1000円を預けてあるから、大事にしないといけない。
AM7:50「事務所に集合」
なんで早起きをしたかと言えば、事務所に集まる時間が早いからだ。大体いつも、8時前後に集まるルールになっている。
直接その日の勤務地へ行ければいいのだが、日雇いの派遣その前に事務所へ集まらないといけない。よけいに時間がかかるのが、少々ネックではある。
引きこもりからバイトを始めたという体験談を見ると、朝がつらいという話をチラホラ見かける。それはこの、「まず事務所へ集合ルール」のせいなんだろう。
しかし、それがルールなら従わないといけない。たとえ今が無職でも、生活リズムを朝方にしていればいざバイトをしたいときに楽なんじゃなかろうか。
生活を朝方にするコツはこちら⇒朝に早起きするコツは、前日の睡眠にあり。早寝を目指す私の夜のルーティン
AM8:00「勤務地へ出発」
時間になったら、先輩方といっしょに勤務地へ出向く。移動は、電車やバスだ。
駅に着くと、私たち以外にも日雇いバイトとおぼしき人たちがゾロゾロと歩いている。多少道が分からなくても、ついていけば迷うことはなさそうだった。
京浜という土地柄のせいか、やはり近くには工場がたくさんある。工場の日雇いバイトで働くなら、その周辺に住むと仕事が見つけやすいのだと知った。
勤務地へ着いたら気をつけないといけないのが、持ち物管理だ。日雇いには専用のロッカーなどないから、基本は自己責任になる。
管理がしっかりしているところは鍵付きロッカーなどがあるが、待遇はおそらく工場によってマチマチだと思う。なるべくなら、セキュリティに気を遣っているところへ派遣されたいものである。
勤務が始まる前には、朝礼やらラジオ体操やらがあった。普段身体を動かさないので、ラジオ体操もいい運動になる。
AM9:00「勤務開始」
朝の9時から、勤務開始となる。その日は、ある部品の検品作業だった。
とにかく数が凄まじいので、どんどん数をこなしていかないといけない。検品もスピード勝負であった。
また、1つのダンボールを何人かで手分けするスタイルだったので、チームワークもそれなりに要求された。工場だから一人黙々と作業できるかと思っていたが、やはり最低限のコミュニケーションは必要であった。
しかし単純作業なのですぐに慣れるし、基本は孤独な仕事だ。コンビニやファミレスなどの接客業に比べれば、気楽である。
私が入った工場は、途中で15分ほどの休憩も入るのでありがたかった。単純作業は眠くなってくるので、マメはリフレッシュは欠かせない。
PM13:00「お昼休み」
昼休みは、グループごとに時間をずらして取る方式だ。私たち検品チームは、13時からの休みだった。
皆でおしゃべりをする人、黙々とスマホをいじる人など、休みの過ごし方がハッキリ分かれているのが面白い。コミュ障はコミュ障なりに、気楽に過ごせるのが日雇いのいいところだと思う。
工場のなかには食堂もあるが、あらかじめコンビニなどで買ってきている人も多かった。先輩の一人によると、どうもメニューがマズいということらしい。
(私も一応パン屋で買っておいた)
そういえば以前会社で働いていたときも、食堂のメニューがマズいという評判だった。へんぴな場所にある事業所の食堂というのは、マズいのがデフォルトなんだろうか。謎である。
PM14:00「勤務再開」
1時間の休憩ののち、再び検品に戻る。だが昼休み明けというのは、眠いものだ。
昼休みにご飯を食べたかどうかで、その後の眠気の強さも変わってくると実感している。ご飯を食べない方が、頭がシャキッとするようだ。せいぜい、腹七分目くらいにとどめておくのがいい気がする。
さらにまた、15分ほどの休憩がやってくる。ここを過ぎたら、後は仕事が終わる時間まで突っ走るのみだ。
PM18:00「勤務終了」
夕方の18時ぴったりに、仕事終了の合図がくる。作業が途中でも、残業にはならなかったので安心した。しかし定時で確実に帰れるかどうか、工場によって違うのかもしれない。
もし残業になったとしても、残業代はちゃんと出るようなので損はない。普段は時給が1,000円だが、残業のときは少し割増しされる。金欠のときは、むしろありがたいかもしれない。
仕事が終わったときに忘れちゃいけないのが、事務所への連絡だ。何時に終わったかを伝えるルールになっているのだが、疲れているときはうっかりしてしまいそうだ。
PM19:00「帰宅」
事務所へ連絡を入れたら、そのまま自宅へ直帰できる。電車がくる時間にもよるのだが、18:30~19:00くらいには家に帰ることができた。
勤務地の最寄り駅が各駅停車しか止まらないと、なかなか帰れないのが難だ。少しでも土地が安い場所に工場を作った結果なんだろうか。
後日「お給料の受け取り」
そして後日、待ちに待った給料の受け取りに行った。基本は現金の日払いで、前日分までの給料をもらうことができる。
いくつかの会社を見てみたが、受け取りの時間は15時~くらいのところが多かった。多分、現金を用意するのに時間がかかるんだろう。
もらった給料は、まっすぐ銀行へ預けに行った。あまり大金を持ち歩きたくないし、自宅においておくのも不用心だ。
事務所が近所なら現金でもいいのだが、ちょっと離れた場所だと面倒だ。歩いていける場所に事務所がないときは、銀行振り込みにしてもらった方が楽な気もする。
自分で働いてお給料を稼ぐというのはいいものだ。ライターの収入だとその実感がなかったが、バイトは身体を動かすせいか「働いてる」感が強い。
何とかバイトで、家賃代くらいは稼ぎたいものだ。そうすれば家計的にも精神的にも、ずい分楽になるだろう。