貧乏一人暮らし女おすすめ、お金をかけない乾燥肌対策。
そろそろ肌がカサカサになる時期だ。今回は貧乏でもお金をかけずにできる、冬の乾燥肌対策を紹介したい。
肌が割りと強い私も、30を過ぎてから手足を中心に乾燥が気になりだした。冬の間は痒みでかきむしってしまい、足首がかさぶただらけになることもしばしばだ。30代に突入したら乾燥対策は必須だ。
断・界面活性剤
まず一番効果があったと思うのは、日常生活から界面活性剤を遠ざけること。こういうものを使うのを止めたら、肌が乾燥しにくくなった↓
・石けん、シャンプー、リンス
・各種洗剤
お風呂で使う石けんやシャンプーは、一人暮らしを始めてから持つのを止めた。今は頭も身体もお湯のみで洗っている。
そのおかげか、お風呂上がりに肌がツッパらなくなった。突っ張り肌の原因は石けんや洗顔料だったのだ。
シャンプーもシャンプーで使っていたときはフケやかゆみがしょっちゅうあったが、今は鳴りをひそめている。自覚はしにくいものの、やはり乾燥がひどかったんだろう。
いっそスッピン
化粧する人の場合は、石けん以上にクレンジングによる乾燥がひどい事と思う。なるべく少ないクレンジングで済むよう、冬場だけでもファンデーションを控えてみてほしい。
私としてはむしろ、完全ノーメイクにすれば乾燥肌の悩みも一発解決するのになあと思う。見た目が大事なのも分かるが、やはり化粧は肌によくない。高価なスキンケア商品に頼るよりもよほど効果的だ。
水仕事はゴム手袋必須
冬場に水仕事をする際は、ゴム手袋が欠かせない。春夏は平気でも、やはり寒くなってくると肌を傷めやすい。ゴム手袋があるかないかで、手荒れの進み具合も変わってくるほどだ。
しかしゴム手袋は、ものによって丈夫さにバラつきがあるのが難だ。お高めのものが丈夫かと言ったらそうとも限らず、すぐ穴が空くことも多い。個人的におすすめなのは、イオン系列のスーパーで売っているゴム手袋だ。
熱湯・冷水を避ける
冷水も熱湯も、乾燥肌がひどくなる元。洗濯物や食器を洗うときはぬるま湯をおすすめしたい。油を大量に使わなければ、熱湯でなくとも食器はキレイになるものだ。
お風呂に入るときも、できれば40℃までのお湯にしておく方が肌にはいい。お風呂では肌がふやけて肌バリアの機能が弱くなり、熱湯でダメージを受けてしまうからだ。保湿成分のセラミドが大量に失われるのだという。
さらにお風呂を上がった直後から、肌はガンガンに乾燥していく。お風呂上がりには、なによりも最優先して保湿することをおすすめしたい。
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暖房はほどほどに
エアコンなどの暖房も肌を乾燥させる元だ。とくに、温風に直接当たり続けたときのカッサカサ感は半端でないものを感じる。なるべく風の当たらない位置で過ごしたい。
こたつや電気毛布などの暖房グッズも、温度を上げすぎると肌がピキピキしてくる。私は冬の間常に電気毛布にくるまっているせいか、足の乾燥がヒドい。寒いときには最大温度で使いたくなるので、悩ましいところだ。
乾燥しにくい暖房器具というと、赤外線ヒーターなどだろうか?↓
こたつと違って距離を置けるので、肌が熱にさらされる心配もない。電気代が気にならないのであれば、いい選択肢かと思う。
保湿はどうする?
保湿アイテムはヴァセリンかニベアの青缶がおすすめ↓
どちらも薬局で簡単に手に入るうえ、効果バツグン。比較的安いのもありがたい。ワセリンは「白色ワセリン」と書かれたものの方がいい。
ヴァセリンは肌に蓋をしてくれるが潤す力はないので、ニベアの方が便利かもしれない。より強力にカバーするなら、ニベアで保湿してからからヴァセリンを使うのもありか。
ヴァセリンやニベアは化粧下地としても使えるので、乾燥肌でなくとも持っておいて損はない。普通のベースを使うよりも肌を傷めにくい。
乾燥以上に手強いもの
乾燥も大敵だが、私としては冬の寒さの方がよほど肌にこたえる。冬の我が家は一日中寒く、手が常にしもやけのような状態となる。
そしてしもやけが続くと、手が荒れ放題となる。その体験談はこちら⇒しもやけを放っとくとこうなるよ。重症化したときの治し方と予防法。
この手荒れはいくら保湿しても治らない。おそらく末端の血流の問題なので、ひたすら温かくするしか方法はないのだ。
だが私は電気代節約のためにとエアコンはほとんど使わないので、手足は常に凍えたまま。そのため春になって暖かくなるのをじっと待つしか無い。気温が上がりさえすれば、自然と治るのだ。
よほど部屋が寒くなければ起こらないと思うが、寒さが原因の手荒れもある。心当たりのある人は、早めに皮膚科で診てもらうことをおすすめしたい。
肌が乾燥しにくくなってから、スキンケアの手間が大幅に減った。乾燥対策は最大のスキンケアなんだと実感している。とくに脱石けんの効果は大きい。
乾燥肌に悩まされたときは、まず洗顔料を使うのを止めるところから始めるのはどうだろうか。