超面倒くさい一人暮らしの買い物を、5分で終わらせる8つのコツ
一人暮らしのなかでも、買い物は面倒くさいもの筆頭じゃなかろうか。我が家も冷蔵庫がないため、毎日買い物に行かねばならず大変だ。
そこで手間を極限まで省いた結果、買い物の時間を5分まで短くすることができた。普段、私が実践するコツを紹介したい。
1.週1のまとめ買い最強説
まだ冷蔵庫があった頃は、週に1回まとめ買いに走っていた。店がセールの日を狙い、特売品を買いあさっていたのだ。安売り品はいつも午後にはなくなるので、朝が勝負だった。
しかし勤め人だと、買い物できる日は週末が主になるかと思う。その場合はセールを狙わず、見切り品が売られる夕方を狙ってもいい。
ただスーパーのなかには、日曜日にセールをやる店もある。もし近所にあるなら、ぜひとも通いたいところだ。
まとめ買いで買うものは、主に生鮮食品に限る。私は夕飯のメニューに使う、肉や野菜が主だった。1枚ビニール袋があれば、ギリギリ収まる量だ。それ以上だと重くなって、帰り道が大変になる。
生鮮食品以外の安売り品は、ほぼスルーだ。いくら安いといっても、お菓子やジュースばかり買っては無駄遣いになるし、買い物の量が増えて面倒になる。
2.冷蔵庫が空になるまで買うべからず
そして冷蔵庫をいっぱいにしたら、中身が空になるまで買い物はしない。ご飯は、買ってきたもので全てまかなう。
その都度買い足す方法だと、冷蔵庫の中身とダブることもある。かといって毎回、冷蔵庫の中身をチェックしてから買い物に行くのは面倒だ。そしていくら気をつけていても、ダブるときはダブる。
しかし1週間料理するとなると、どうしても足りない材料が出てきてしまう。なので私は買ってきた食材を使い切るメニューを1品、1週間分まとめて作っていた。
私が作っていたメニューはこちら。炊飯器1つでできるすぐれものだ⇒野菜を切るだけ。炊飯器でラタトゥイユ風煮込み~実録・一人暮らしの節約料理(29)~
この方法だと、冷蔵庫の中身からレシピを考える必要がなくなる。作ったものを温めればいいだけだから、疲れて帰ってきた日も手作りごはんが食べられるのだ。
メニューを変えたいときは、焼きそばやお好み焼きと、具材がなんでも通用するレシピがおすすめだ。炭水化物は、どんな食材でも包み込んでくれる便利な食材だと思う。
3.毎回買うものを決めよう
冷蔵庫があるなら「まとめ買い&まとめ作り」で、面倒な買い物と自炊の問題はほぼ解決する。が、我が家のように冷蔵庫がない家は、強制的に毎日買い物に行かざるを得ない。
そんなときは、毎回買うものを固定すると楽だ。お目当てのものを取ってレジに直行するだけだから、時間もかからず無駄遣いの危険もない。
私もズボラ&貧乏な暮らしを経て、買うものがほぼ絞られている。私の買い物リストはこちら⇒食費の節約ならこれを買え。月6,000円を達成した一人暮らし女の買い物リスト
材料が同じなら、作るものも毎回同じ雑炊だ。詳しくはこちら⇒【1食130円】一人暮らしの超簡単な節約自炊レシピ、枯れ飯の作り方
が、食に対してこだわりのない私はそれでも平気だった。自分が作ったものは、文句もなく食べられる。
もし違うものが食べたいというときは、同じ食材で作れるレシピをいくつも用意しておけば解決できる。クックパッドで検索すれば、すぐメニューは見つかるだろう。
4.仕事の帰り道は勝負どき
仕事をしていると、昼過ぎのんびり買い物というわけにも行かない。面倒を減らすなら、帰り道のついでに買い物を済ませるのが楽だ。
もちろん仕事で疲れているときに店に立ち寄るのはめんどくさいので、わき道の必要がない店を選ぶ。特におすすめなのが、自宅か会社の最寄り駅に入っているスーパーだ。
私も日雇いバイトの日は、最寄り駅に入っているスーパーのお世話になっている。運がよければ、安売り野菜の売れ残りが手に入ったりもする。
また、ちょうど仕事が終わってスーパーに立ちよる時間は、惣菜やベーカリーコーナーのパンが安くなるタイミングだ。おかずを一品足したり、ついでに朝ごはんを買ってもいい。
わき道をするにしても、なるべく遠回りにならないような道順で帰りたい。大通りだけでなく、路地や裏道を知っていると効率のいいルートを見つけやすくなる。
5.夕方は避けるべし
自由に買い物の時間が選べるなら、絶対に避けたい時間帯がある。それは17~18時くらいの夕方だ。
うすうすお分かりかとは思うは、ちょうど主婦やお年寄りが夕飯の買い出しにくる時間である。レジは混み混みで、それはもう悲惨だ。お会計だけで10分以上はかかってしまう。
夕方は夕方でタイムセールがあるのだが、私としては安さの限界を求めなくてもいいと思っている。レジをストレスなく通れることの方が大事だった。
そのため私は、夕方になる直前の15時くらいに買い物を済ませるようにしている。16時台でもギリギリ、行列にならぶ確率は低くなる。
逆に朝一番の時間も、売れ残りの大安売りで激混みするときがある。しかし同じ混むなら、体力と時間によゆうがある朝イチの方がマシかもしれない。
[ad#kijinaka]
6.電子マネーで支払いを一瞬に
大手スーパーは大体、電子マネーに対応している。もしなじみの店で電子マネーが使えるなら、どんどん利用したい。
電子マネーなら、どんな金額でも一瞬でピッタリ払える。いちいち財布から小銭を出し入れしないで済むのが、実に気楽だ。カバンなど荷物が多いときは、特に助かる。
私もときどき、楽天Edyを使って買い物する。Edyは貯まったポイントからチャージしているので、ちょっとした節約にもなる。
(むしろ私は、貯まったポイントを消化するためにEdyを使っている)
電子マネーに限らず、クレジットカードやデビットカードという手もある。うまく使いこなせば、財布を持ち歩く必要もなくなるんじゃなかろうか。ただ、キャッシュレスだと気が大きくなって散財しやすいので注意したい。
現金で買い物する方が節約にもなるし分かりやすいのだが、やはり時間はかかる。時間を短くスマートに買い物するなら、キャッシュレスの方が断ぜんいいなと思った。
7.セルフレジも慣れれば快適
最近は、セルフレジのあるスーパーも増えてきたんじゃなかろうか。買うものが少ないなら、セルフレジの方が早く済む。私はもやし1品だけというときは、セルフレジでお会計だ。
機械によって順序があったりと最初はとまどってしまうのだが、2~3回やればマスターできた。慣れれば、子供でも一人で買い物できるようになるくらい便利なシステムだ。
ただ1つの不満は、近所の店のセルフレジは支払い方法に現金かクレジットカードしか使えないことだ。もし電子マネーも使えるようになったら、おそらく人のいるレジは使わなくなるだろう。
多分今後は人手不足とコストカットのために、セルフレジが増えるだろう。今のうちから使いこなせるようになっておきたい。
8.重いものはネット通販を使え
ペットボトルなどの重くてひんぱんに消費するものは、ネットでまとめ買いする方が便利だ。大量に買うことで、ちょっと安くなるという効果もある。
私は一時期、ネットで冷凍のとり肉を買ったり安いサツマイモを買ったりしていた。少々保管に困るのだが、店よりも割安で買うことができた。
ネットでとり肉を買った話はこちら⇒冷凍鶏肉のまとめ買いで食費を節約。100g45円以下に値下げできる方法とは?
他にも米など、常に家にないと困るものはネットでもいいかもしれない。送料がかかるので、買うときはまとめて頼んだ方が得だ。
ネット通販でのまとめ買いは、一人暮らしには量が多過ぎることがほとんどだ。しかし買いすぎた分は、地震などいざというときの非常食としても役立つので損はない。備蓄を消化しつつ足していく、ローリングストック法がおすすめだ。
9.日用品もネットで済ませる
ついでに日用品もネットで済ませれば、もっと買い物が楽になる。
食料の買い出しと一緒に済ませようとすれば、当然ながら荷物がかさばる。洗剤やシャンプーのつめかえ用など、重いものを買うとなるとなおさらだ。
私は洗剤やシャンプーは買っていないが、歯ブラシや耳栓をよくネットで買う。歯ブラシくらい店でも買えるのにと思われそうだが、ネットの方が安いのだ。耳栓も、ネットの方がいいものが手に入る。
私が普段使っている耳栓はこちら⇒快適に眠れるおすすめの最強耳栓を紹介。これで朝までぐっすり。
普段使うものにこだわりだすと、店では買えないものが増えてくる。今ネットが無くなったら、かなり困るだろうなと思う。
10.買うものを減らす、これが一番
しかし何といっても、必要なものを減らすのが一番効果がある。普段の暮らしで使うものを少なくすれば、買い物も減るのだ。
私はシャンプーや洗剤に限らず、こんなものを使うのを止めた↓
・石けん
・歯磨き粉
・化粧品
etc……
ほかにも色々ある気がするが、使わないものが多すぎて忘れてしまった。ズボラ&節約志向の結果だが、あまり困ってない。
食材に関しても、こんなものを買わなくなった↓
・食用油
・塩以外の調味料各種
・冷凍食品
・ジュース類
そもそも冷蔵庫がないので、買うに買えない食材が増えた。今は買ってきた素材を、ほぼそのまま食べる感じだ。
だがそのおかげで、食費も減った。ズボラを突き詰めるついでに、節約効果もあったのは嬉しいところだ。
買い物が面倒なのは、時間がかかるというのも理由の1つだ。なるべく短い時間で済ませれば、そこまで苦痛じゃなくなる。
特に食材の買い出しと自炊は、切っても切れない関係にある。買い出しの手間を減らすよう工夫すると、自炊の手間も減らせて一石二鳥だ。