【一人暮らし女性の防犯】枯れた女でも狙われる!やって安心・基本の防犯対策
女性の一人暮らしは、なにかと危険だ。一人暮らし歴2年で女子力ゼロの私ですら、怖い思いをしたことがある。どんな女性でも、防犯対策は絶対必須なのだ。
私はお金がないのでろくな対策もできてないが、その分ちょっとしたところに気を付けてきた。今はなんとか、セキュリティが貧弱なアパートでも平穏に暮らせている。
女性が危険から身を護るには、どういう心がけがいるのか。なにはなくともこれだけはやっとけという対策を紹介したい。
家の中での対策
まずは、部屋のなかで必要な対策からみていく。女性の一人暮らしにおいては、家の外も家の中も同じくらい危険だからだ。警視庁が出している被害状況の統計では、強制性交の被害の51%が住宅で起きているというデータもある。
家のなかでは無防備になるから、追い詰められたら確かに危険だ。ドア一枚隔てたら、そこはもう外なんだということを忘れちゃいけない。
ドアの表札は無しで
一人暮らしでは、ドアの表札は付けない方がいい。不審者がターゲットを探すとき見るのが、表札だからだ。訪問セールスも、表札を家族構成しらべの参考にするという。
フルネームはもちろん、名字も不要。かわいいデザインのネームプレートなどもってのほかである。
とくにアパートなどの集合住宅は、部屋番号だけで個人は区別できる。私もなんどもネット通販で買い物しているが、誤配送のトラブルは一度もない。今ではわざわざ、独身で表札を付ける人も少ないんじゃなかろうか。
逆に表札がないと不便な一軒家では、
・父親の名前で表札を出してる
・ペットが男の名前だからそれを使ってる
などのアイデアもあった。あえて家族の名前入りの表札を出すなど、偽装工作は効果がありそうだ。
ドアのカギはいつも閉めておく
家にいるときは、常にドアにはカギ&ドアガード(ドアが開かないようにするやつ)を付けている。本当はカギを2つ付けるといいらしいのだが、そこまでの余裕がない。
外から帰ってきたときも、まずやるのはドアにカギをかけること。靴を脱いだりバッグを置くなどは、カギかけ後にゆっくりやればいい。
前にも言ったが、ドア一枚隔てればそこは外。もしドアにカギがかかってなかったら、不審者が出入りし放題なのだ。
私はドアにカギをかけていたおかげで助かったことが、一度ある。一人暮らしを始めて1週間くらい経った頃、夜にドアガチャをやられたのだ。
そのときの体験談はこちら⇒おひとりさまの恐怖体験。女性の一人暮らしは油断禁物だと知った一夜
当時は古い団地暮らしで、建てものにオートロックはなかった。もしあのときカギが開いてたらと思うと、恐怖しかない。
たとえオートロックでも、どんな人が住んでいるかなど分からない。いかなるときでも、ドアのカギはかけるものと思っておいた方がいい。
また念のため、寝る前にもカギとガードがかかっているかをチェックしている。私は忘れっぽいので、用心には用心を重ねてのことだ。
いかなる外出でも絶対にカギをかける
たとえ1分で終わるゴミ出しでも、外へ出るときは絶対にカギをかける。ドロボウは数分あれば、金目のものを物色できてしまうものだ。
我が家もいちおうオートロックながら、隣のベランダから玄関ドアが丸見えだ。やろうと思えば、向かいの屋根をつたってアパートの2階におりるなど簡単なことだろう。
さらには1階もフェンスで仕切られているだけだから、意外と簡単に侵入できる。アパートと隣の建てものの間にすき間があって、そこがちょうどいい死角になっているのだ。
かくいう私もオートロック用のカギを忘れたとき、アパートのフェンスを乗り越えて中へ入ったことがある。そういう建てものだから、誰がいつ侵入してくるか分からない。
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家に入る前に周りをチェックしよう
不審者は物かげにかくれてターゲットを待ち構える。建てものに入る前に、周囲に怪しいヤツがいないかチェックしたい。
とくにこういうタイミングでは注意↓
・オートロックの玄関を開けるとき
・エレベーターに乗るとき
・玄関ドアのカギを開けるとき
私もオートロックを開けるときは、周りに気をつけている。夜遅くに一人で歩く男性と出くわしたときなどは、その男性が通り過ぎてからアパートへ入ることもある。
玄関ドア前の近くに誰かいたときも、一度素通りしてからその人物をやり過ごす。とくに団地は住人以外の人間の出入りが多かったので、よくこの手を使っていた。
予定外のインターホンには出ない
インターホンが鳴ったときも、心当たりがないときは居留守を使う。突然の訪問客には、
・NHK
・保険屋
・リサイクルセールス
・怪しい団体の勧誘
など、関わると面倒なケースしかないからだ。とくに団地暮らしのときは、月2回くらいの割り合いで訪問客がやってきたものだ。
オートロック付きアパートに暮らす今でも、NHKはたまにやってくる。奴らは一度応対すると、しつこく何度も食い下がってくる。最近はみずからNHKと名乗らないなど、こざかしい手も使うのでヤッカイだ。
もしインターホンがなくても、ドア越しに話すことはできる。まずはドアスコープから、どんな相手かをちぇっくしたい。
カーテン(目隠し)は必須
窓にカーテンがないと、私生活が丸見えになる。女性にとっては、カーテンは必須だろう。
かくいう私は勢いだけでカーテンを断捨離したが、これはおすすめできない⇒勢いだけでカーテンを断捨離してしまった枯れ女が実感する、メリットとデメリット
当時は部屋が14階にあって向かいの部屋からもかなり離れていたから、カーテンがなくてもいいだろうと勝手にジャッジした。だが普通の住宅街ではこうはいかないだろう。
今は窓が曇りガラスなので、カーテンがなくてもプライバシーが守られる。だが窓を開けると、近所のマンションのベランダからは部屋の中が見えてしまう。夏場は心配だ。
洗濯ものは見えないように干す
洗濯ものを外に干すと、女性の一人暮らしがバレやすくなる。洗濯ものは部屋干しにするか、見えないように干すのが安全だ。
私がベランダで干すときは、物干し台の高さをベランダの壁より低くしていた。防犯以外の面でも、洗濯ものを他人に見られるのはあまりいい気持ちではないものだ。
ポストに郵便物を溜めない
ポストに届く郵便物は、マメに取る。とはいえ、勤め人は毎日ポストをチェックするチャンスがあるからこれは簡単だろう。
郵便物には住所や名前が書かれているから、見られれば個人情報が盗まれてしまう。カギのかかっていないポストだったら、荷物ごと盗られる危険もあるだろう。建てものの奥まった場所にあるポストは要注意だ。
また、自分が頼んだものに限らず、マンションのチラシなどが数日に一度は入っている。そういうものをほうっておくと、人気がない家と判断されてドロボウに入られやすくなるのだ。
他人にホイホイ合鍵を渡さない
あまりやる人はいないと思うが、恋人や友達にはホイホイ合鍵を渡さない方がいい。恋人が別れた後でストーカー化したり、友達が隠れてカギを誰かに使わせないという保証はない。
たとえ合鍵を回収したとしても、隠れてコピーキーを作られていたら意味がない。一人暮らしに限らず、カギの管理は厳しくしたいものである。
家の外での対策
当たり前だが、家の中より外の方が危険が多い。外で気を付けることもみていきたい↓
深夜に外へ出ない
とくに住宅街は、深夜になると全く人がいない。近所のコンビニへ買い出しに行くていどでも、夜の外出は避けたいものだ。
しかし当の私は、夜0時過ぎにコンビニへアイスを買いに行くことがたまにある。アパートの前が大通りで深夜も交通量が多いから、よもや犯罪に巻き込まれることもあるまいと考えているのだ。
だが目の前が国道でも、一つ離れた通りへ入ればそこはもう真っ暗な寂しい道だ。仮にコンビニに行くにしても、大きな通り沿いの店に限った方がいいんだろう。
最近は深夜アニメ&ドラマをネット配信で見るようになり、深夜の買い物が激減した。夜更かしを減らすのも、いい防犯対策になる気がする。
ながら歩きをしない
帰り道にスマホをいじったり音楽を聴くなど、ながら歩きはタブーだ。周りへ注意がいかなれば、後をつけられても気付けない。
とくに女性を狙う犯罪者は、そういう狙いやすい人をしっかり見定めている。犯罪に巻き込まれないためには、最初からターゲットになりにくいよう動くことも大事だ。
見通しのいい大通りを歩く
家までの道は、できる限り見通しのいい大通りを歩く。多少遠回りでも、薄暗い路地を歩くのは最小限にとどめたいものだ。
我が家はさいわい広い道に面しているので、その点は心配ない。車の音はうるさいが、防犯面ではいいところもある。
女性が部屋を借りるときは、そういう点も気を付けるといい。いくら家賃が安くても、細い路地の奥にあるようなアパートやマンションは怖い。
同じコンビニ・同じ時間帯に買い物しない
ネットを見ると、コンビニで買い物するときも気をつけろという情報を多くみかける。弁当の割りばしをもらうときは、1本ではなく2本もらうなどだ。店員に一人暮らしとバレないためだろうか。
私が思うに、いつも同じ店員に接客されているから一人暮らしがバレるんだと思う。そう考えると、同じ店・同じ時間帯に、毎日買い物に行くのは危険だ。とくに深夜の時間帯は、毎日同じ男性店員がシフトのことも多い。
なるべく顔を覚えられないよう、同じ店でコンビニ弁当を買うのは避けるのが安全なんだろうか。惣菜などを買うにしても、スーパーなら女性の店員が多いから安心だ。
明日は我が身と考えておく
誰でも、事件に巻き込まれる可能性はある。深夜にコンビニへ買い出しに行く私がいうのもなんだが、自分だけは大丈夫などと考えないようにしたい。
もちろんどんなに用心しても犯罪に遭うときは遭うだろうが、用心しておけば防げる犯罪があることも確かだ。自分にできることはやっておきたい。
何かあったらすぐ警察へ
何かあったときは、警察に相談するといい。一度通報しておけば記録が残るし、警察が周りをパトロールしてくれる。
警察なんて大げさだと思われそうだが、市民を守るために警察はあるのだ。事件に巻き込まれてからじゃ遅いから、どんどん頼っていいと思う。
防犯でこわいのは、己の油断だ。ちょっとした油断の積み重ねが、犯罪に巻き込まれるきっかけになる。
最終的に、自分の身を守れるのは自分だけだ。どんなヤツがいるか分からない世の中だから、セキュリティのことは忘れないようにしたい。