【こんな部屋は危険】ゴキブリが出やすい物件の特徴

2018年9月9日

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虫嫌いが一人暮らしをするとき一番に考えるのは、「Gが出ない部屋に住みたい」ということじゃなかろうか。どんな部屋だと奴らが出やすいのか、危険な物件特徴を考えてみた。

そういった情報はすでに多く出回っているが、じっさい住んでみないとなかなか分からない。私自身「話が違うじゃん!!」と絶望したことが何度かあるので、その点もふまえて紹介したい。

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部屋自体の問題

まずは物件自体に問題があるパターンから。こういう部屋に住むときは気をつけたい↓

木造の建てもの

鉄筋よりも木造の方が、Gの発生率は上がる。「すき間が多い」「湿気が溜まりやすい」など、Gが好む要素が揃っているからだ。

この点では、マンションよりもアパートの方が危険と言える。家賃の安いアパートは一人暮らしにとってありがたいが、Gを見たくない人は避けたい。

私も現在木造アパート暮らしだが、鉄筋マンションよりもGの多さを実感している。アパートに住むなら、なんらかの虫対策は必須だ。

築30年超

だが鉄筋の建てものでも、古くなればその分奴らが住みつきやすい。とくに築30年を超える物件は要注意だ。

一部に人気の「ヴィンテージマンション」も、たとえリノベーションされていても内部の構造は古いままだ。内部にGが巣食った物件はいくら対策してもキリがないので、虫嫌いは絶対に避けた方がいい。

ちなみに木造の物件だと、築5年以下の築浅でもGが出るときは出る。「築浅なら大丈夫でしょ」と考えている人は、その物件が木造化どうかちゃんとチェックしてから決めたい。

低い階は危険?

高層よりも低層の方が、Gが出やすいのは確かだ。だが10階以上でもGは出るので「高い部屋なら安心」とは言い切れない。私が団地の14階に住んでいたときも、何回か奴らと出くわした。もっと高いタワーマンションなら大丈夫なんだろうか。

階層については、「とりあえず1階の物件は避ける」と考えておけばいいかと思う。それよりも建物自体の古さに気をつける方が、やはりG対策には効果的だ。

日当たりが悪い

私は住んだ経験がないのだが、北向きの部屋はGが出やすいという。常に薄暗いうえ、奴らの好きな湿気が溜まりやすいのが原因と思われる。とくに畳敷きの部屋などは危険だろう。

しかしこちらも、どんな向きだろうが条件がそろえばGは出る。「北向きさえ避ければ安心」というワケでもないので、その他の要素も忘れずチェックしたい。

南向きでも窓の大きさや部屋の階、周りの建物によっても日当たりは変わる。どのくらい光が入るかは、天気のいい日に部屋を内覧しないと分からないものだ。

一軒家

都心ではまず見かけないが、集合住宅より一軒家の方がGは出やすい。家賃を浮かせるため田舎の一軒家に住もうと考えている人は覚悟した方がいい。

もちろん築浅・新築でも周りの環境によっては奴らが寄ってくる。よほどすき間対策をしている一軒家でないと、Gはどんどん寄ってくるだろう。

団地内の物件

これはゴキブリ駆除の業者さんから聞いたことだが、団地内の物件はGの対策が大変だという。とくに古い団地は見えないすき間が多く、全て塞ぐのに時間がかかると言っていた。

私も団地住まいの当時、確かにGをよく見かけた。目立ったすき間もないのにどこからかやって来るので、部屋のどこにいても恐怖を感じたものだ。

また、Gは縦方向に移動するとも聞いた。どこかの階に1つでもGの巣があったら、その棟の全体が危険ということになる。団地にGが出やすいのは、まさに縦方向に移動し放題だからだろう。

団地は家賃が割り安で魅力的なのだが、少なくとも昭和時代の団地は避けた方が安心かもしれない。

周りの環境

物件そのものだけでなく、周りの環境にも気をつけたい。こんな要素がそろっていたら要注意だ。

1階にお店が入っている

まっさきに避けたいのは、建て物の1階に「コンビニ・スーパー・飲食店」が入っている物件だ。店から侵入したGが、そのまま部屋へやってくるのだ。

しかも食べ物を扱う店に出やすいのは、業者でも完ぺきに駆除するのが難しいチャバネG。コイツらは繁殖力が強く、一回住み着くとその後の対策が大変だ。

ちなみに飲食店などでバイトしていると、服やカバンについたチャバネのタマゴを部屋に持ち込んで大量繁殖という悲劇も生まれやすい。生鮮食品コーナーを担当している人は、部屋に入る前には念入りに服をブラッシングしたい。

ちなみにチャバネは、名前の割りに茶色くない。皆がチャバネと思っている明るい茶色のヤツは高確率でクロGの幼虫だ。チャバネと間違えて焦らないようにしたい。

周辺に汚部屋がある

隣や階下・近所に汚部屋があると、そこがGの住み処となって周辺に広がっていく。完ぺきに見抜くのは難しいが、あからさまに汚い部屋を見かけたらその近くの物件は避けたほうがいい。ベランダがゴミだらけだったらもう危険だろう。

しかし逆に、長らく空き家になっている物件にもGは住みつきやすい。階下が空き家になって長い物件もGの住み家になりやすいので、大家や管理会社に対策を相談するといい。

汚部屋もそうだが、建てもの周辺が草だらけ・ゴミが散らかっているなどの物件も避けたい。奴らは手入れされてない環境ほど、好んで住みつくのだ。

裏手に山や川がある

自然が多い田舎は虫が出やすいが、それは街なかにある物件にも当てはまる。すぐ裏手が林になっている・川があるような部屋は要注意だ。

私もこれまで住んだ物件は周りに川や木が多かったが、距離があるていど離れていたおかげか「すさまじくGが出る」ということは無かった。目安としては、10~15メートル以上の道路1つを隔てたくらいだろうか。

そもそもGが出やすい・住みつきやすい条件がそろっていると、自力でいくら対策してもGを防ぐのは難しくなる。物件探しや内覧のときは、Gの出やすさも忘れずチェックしたい。

かくいう私も、これまでは安さ優先で部屋を選んできている。次はもうちょっと、Gのことも頭にいれて部屋を選びたい。

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Posted by yayoi